マティス展

東京都美術館

  • 開催期間:2023年4月27日(木)~2023年8月20日(日)
  • クリップ数:198 件
  • 感想・評価:23 件
マティス展 東京都美術館-1
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マティス展 東京都美術館-16
アンリ・マティス《マグノリアのある静物》 1941年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
アンリ・マティス 《赤の大きな室内》 1948年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
アンリ・マティス 《読書する女性》 1895年 油彩/板 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
アンリ・マティス 《豪奢、静寂、逸楽》 1904年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館 Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
アンリ・マティス 《アルジェリアの女性》 1909年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
アンリ・マティス 《白とバラ色の頭部》 1914年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
アンリ・マティス 《金魚鉢のある室内》 1914年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
アンリ・マティス 《コリウールのフランス窓》 1914年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
アンリ・マティス 《背中I‒IV》 1909‒1930年 ブロンズ 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
アンリ・マティス 《夢》 1935年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
アンリ・マティス 《イカロス(版画シリーズ〈ジャズ〉より)》 1947年 ポショワール/アルシュ・ヴェラン紙
ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
アンリ・マティス 《上祭服[マケット]》 1950-52年 綿布で裏打ちした切り紙絵
ポンピドゥー・センター/国立近代美術館 カトー゠カンブレジ・マティス美術館寄託
Photo musée départemental Matisse, Philip Bernard
アンリ・マティス 《円形装飾〈聖母子〉習作》 1951年 墨/カンヴァスで裏打ちした紙 カトー゠カンブレジ・マティス美術館
Photo musée départemental Matisse (DR)
アンリ・マティス(1922年、マン・レイ撮影)
© Man Ray Trust / Adagp, Paris Photo © Centre Pompidou, MNAMCCI/Dist.RMN-GP
ポンピドゥー・センター外観(レンゾ・ピアノ、リチャード・ロジャース設計)
©Berengo Gardin, Gianni ©Centre Pompidou, 2020
マティス展 東京都美術館-1
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マティス展 東京都美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

20世紀美術を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス(1869-1954年)。日本では約20年ぶりとなる大規模な回顧展を、世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥー・センターの協力を得て開催します。

20世紀初頭の絵画運動であるフォーヴィスム(野獣派)の中心的な存在として活動したのち、84歳で亡くなるまでの生涯を、マティスは、感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩とかたちの探求に捧げました。彼が残した革新的な仕事は、今なお色あせることなく私たちを魅了し、後世の芸術家たちにも大きな影響を与え続けています。

絵画に加えて、彫刻、素描、版画、切り紙絵、晩年の最大の傑作と言われるヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料も含めて、マティスの仕事を多角的に紹介する本展は、その造形的な冒険を辿ることのできる貴重な機会となります。

【FEATURE|内覧会レポート】
マティスの初期から晩年までの画業の変遷を一望。20世紀フランス美術の巨匠マティスの大回顧展

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年4月27日(木)~2023年8月20日(日)
会場 東京都美術館 Google Map
展示室企画展示室
住所 東京都台東区上野公園8-36
時間 9:30~17:30
  • 金曜日は20:00まで ※入室は閉館の30分前まで
休館日 月曜日 
7月18日(火)
※ただし、5月1日(月)、7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開館
観覧料 一般 2,200円
大学生・専門学校生 1,300円
65歳以上 1,500円
  • ※小学生・中学生・高校生は、会期中無料
    ※無料観覧券をお持ちの方、および、小学生・中学生・高校生は公式チケットサイト(ARTPASS)または東京都美術館チケットカウンターにて日時指定が必要
    ※未就学児は、日時指定不要。
    ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は、会期中無料。日時指定不要
    ※高校生、大学生・専門学校生、65歳以上の方、各種お手帳をお持ちの方は、いずれも証明できるものを要提示
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://matisse2023.exhibit.jp/

東京都美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

東京都美術館 東京都美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

マティスの生涯とその全てをかけて探求し挑み続けた美の表現を辿ることの出来る展覧会でした。

今回の「マティス展」は、日本では約20年ぶりの大規模な回顧展だそうです。確かに2004年秋、国立西洋美術館で「マティス展」観ています。晩年描けなくなってから障害に負けずめげず、切り紙絵で自らの美の世界観を表現し続けた‥、なんとなく「琳派」にも通ずるような、その切り紙絵作品がとても好きで、特にまた、最期まで取り組んだロザリオ礼拝堂は、最高!!と思っていました。一方、その展覧会に行くまでの私は、マティスの絵は鮮やかな色彩は素敵なのですが、印象をちょちょっと線描きしてささっと色を付けた感じで、天才的なそのセンスは凄いとは思うけど、意図的かどうかは知らないけれど、塗り残しもかなり多くて、今一好きではない、などと言って友人に強烈ブーイングされ、少し強引に連れて行かれたのが、2004年の国立西洋の「マティス展」でした。その時初めて、一見簡単に描かれたように見える彼の作品も、実は長い熟慮と試行錯誤による賜物なのだということを知らされました。絵とはどのように生まれてくるものなのか、この決して簡単には答えることのできない問題とマティスは真剣に取り組んだ画家、として新しい認識をすることになりました。更に、彼はその苦悩のプロセスを、とても詳細に記録に残していて、塗り残しから「てきとう」「飽きっぽい」などというイメーイーを持っていた私は、その性格がとてもまじめで几帳面なところがあり、まるで研究者の様な視点で作品に向き合っていたということにも、とても驚かされました。それから後TVの特集番組やら書籍やらも、色々見ることになりました。今回はほぼ20年ぶりのマティスの大規模回顧展、初期から晩年まで、パリ、ポンピドゥー・センターから名品約150点で辿る展覧会と、開催前から注目度が高く、私も楽しみにしていました。で、今回の「マティス展」で驚かされたのは、彼が若い頃からとても沢山の彫刻作品、それもブロンズを制作していたことです。でも、素人目にはとても上手い作品とは言えないと思ってしまいました。それはそれとして、これも彼なりの美の表現の探求の一端だったようです。彼の苦悩や実験の様子が彫刻にはそのまま表れていました。中でも面白かったのは「背中」の連作でした。それから今回私がとても気に入ったのは、有名どころではありますが、「夢」と「ヴァンス室内画」連作です。そしてやはり最後のコーナ… Read More

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uchikoさん、micco3216さん

4.0

《オセアニア 空》《オセアニア 海》は関西でも見られるかも!?

わたしのマティス新発見は
「ブロンズ像」です。

けっこう作ってたんですね。

とくに《背中Ⅰ~Ⅳ》は、高さ 190cmで迫力ありました。

ここでも、絵画制作と同じように試行錯誤していて、だんだん削ぎ落とされて最終形は、もう背中とはわからない感じ。

あと

金曜日の夜に行きましたが、閉館30分前に最初の展示室に戻ると、マティスひとり占めでした。

グッズが欲しい人は、そっちメインで行った方がいいかな。

それぞれの時間配分で楽しみましょう。

今回のマティス展
巡回なしですが

《オセアニア 空》
《オセアニア 海》

これ、関西でも見られるかも。
 
滋賀県立美術館のコレクションなんです!

何年か前に見ましたが、マティスにこんな大きな作品があるんだ!と思ったのをおぼえています。

ほかにも

マティスが、挿し絵と文字を描いた《シャルル・ドルレアン詩集》もお持ちです。

展示予定は確認してください。

知らないだけで、国内にもステキなマティス作品がありそうです。

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karachanさん、さいさん、morinousagisanさん

REPORT

【色彩の魔術師】マティス・地に足ついたアートの足跡

仕事の後、夜間開館にてようやく訪問です。
来館30万人突破した大人気のマティス展。
とはいえ7月末の段階で閉館1時間前になると大分空いてます、参考までに。
迷路のように折り返す仕切りのポールそっちのけで会場入口へ直行。

ゴッホや…readmore

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シンディさん、morinousagisanさん、さいさん
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  • BY uchiko

5.0

マティスが目指した絵画とは?

マティスは明確に語ってました。「私は人々を癒す肘掛け椅子のような絵を描きたい」と。

事前に勉強して臨みましたが、マティスがどのような思考で、対象を捉えてキャンバスに落とし込んでいるのか、それを理解することはなかなか出来ませんが、ひとつ分かったことがあります。それは、色だけでなく、形にもこだわり、何度も描き直す姿勢は、色と形の調和を目指し、見た者に安らぎを与えたいと、画風が変遷してきたことを、今回の展覧会で知りました。

色彩の魔術師と言われていますが、マティスにとって形も重要で、その証拠に彫刻を何点も作っています。あとから振り返って、特に気になったのが、横たわる裸婦に連なる造形美です。古典的なモチーフですが、片方の肘を曲げた造形は、背中Ⅰ-Ⅳでも見られました。そして、晩年に製作した切り絵のブルーヌードは、横たわってないけど、肘曲げてる!と気づき、暮らしを彩るために色と形の調和を目指した一端を感じることが出来ました。

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uchikoさん、さいさん、micco3216さん、morinousagisanさん、Audreyさん

4.0

常に変わり続ける

個人的には切り絵などの単純化した
シンプルな表現になっていった晩年の作品の方が好みだ

高齢と病気で「衰えた」からだろうか
直感により訴えかけるような
ざっくりと勢いのあるシルエットや線

その凄味と落ち着きは八章「ヴァンスロザリオ礼拝堂」のための
デザインでよりはっきりと表れる

礼拝堂という祈りのための空間の持つ
宗教装置としての役割を自然と感じさせる色彩と光の演出

4K映像展示でよりその意図を感じ取ることができるのもうれしいところだ

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uchikoさん、karachanさん、morinousagisanさん、micco3216さん

5.0

赤や青の色彩の海に入って、身を委ねてみたい

パリのアトリエから描かれた「サンミッシェル橋」、橋の前後で水の色が違っていたりする。完成度は低いけど、魅力的。

世界大戦の影の中、抽象画のような窓。

写真撮影OKなフロアが見どころ。「赤の部屋」もそうだけど、全然知らなかった青い「金魚鉢のある室内」、色彩の海に入って、身を委ねてみたい!

そして彫刻、スーラな点描、切り紙絵、礼拝堂デザインまで手がけていたとは。

キュビズムな「白とバラ色の頭部」も斬新で好き。三角ベースな頭部にされてしまった娘さんの感想を聞きたい。

最後の礼拝堂コーナー、マティスがどのような精神性で晩年を迎えたのか、もっと知りたくなった。

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uchikoさん、karachanさん、morinousagisanさん、micco3216さん、他1人

REPORT

マティスとは 俺のことかと マチス言い

マチスでいいじゃん。ゴーギャンもモジリアニも。
発音に忠実な表記?
だったらマティスじゃなくてマティースでしょ。ピカソをピカーソウ、ゴッホをゴウって呼ばせるか?しないでしょ。
誰が言い始めたのか知らんけど、わたしゃマチスで押し…readmore

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kamakura23さん、micco3216さん、さいさん

5.0

マティスの生涯を垣間見れました

平日金曜日の午後観覧に行きましたが、テレビ放映された影響もあったのか、多くの人で、1つの作品見るのに並びながら順番待ち状態でした。
館内は一部の作品は写真を撮る事が出来たり、彼の晩年手がけた南仏にある教会のステンドグラス、壁画等、5分間くらいの映像でしたが、実際にその場所に訪れた様に感じる事なども出来ました。そのほかマティスの作品はどれも構図、色合いとも素晴らしく、作品を通して彼の生涯も垣間見れ訪れた価値は存分にありました。

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karachanさん

5.0

精力的にチャレンジし続けた生涯

マティスが生涯を通じて精力的にチャレンジし続けたことを知ることができる回顧展でとても充実した内容でした。
絵画では、シニャックの影響を受けたという点描画 ≪豪奢、静寂、逸楽≫ が目を惹きました。点描という手法はその後は使われませんでしたが、色彩という点ではマティスらしさを生むきっかけになった作品だったかも。このすぐ後にフォーヴィスムと呼ばれる作品を生み出すことになります。キュビスムが登場すると、マティスもその手法を取り入れて抽象的に描くことに挑戦します。≪白とバラ色の頭部≫はそんな時期の作品です。セザンヌの静物画を彷彿とさせる作品も描いています。
晩年に病気がちになると、切り紙絵を多く作ります。マティスの円熟期の絵画は、無駄なモノをそぎ落として単純化した構成が増えていたので、切り紙絵にマッチしていたといえます。
そして最晩年の大きな仕事がヴァンス・ロザリオ礼拝堂の総合芸術を担当したこと。宗教的な画題はほとんど扱わなかったマティスですが、最後の最後に宗教そのものの空間を創り出す仕事をしたというのもおもしろいと感じました。これも年老いたからこそだったのかも。
今まで知らなかったマティスのいろいろな顔を知ることが出来ました。

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5.0

だいすき、マティス!!

切り絵が有名なマティスですが、その生涯にわたっての創作活動の全貌がわかるような構成になっていました。わかりやすくてマティスの人生に寄り沿っているような展覧会で楽しく見ることができました。
絵画作風の移り変わりから、年齢を追うにしたがって、いろいろな作品に変化していく様や、最終的に切り絵に至るまでが丁寧に追われていて、どの時代のマティスも好きになってしまう感じでした。
グッズも素敵なものが多く、目移りしました!が、たくさん購入してしまいました!!

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karachanさん、morinousagisanさん

4.0

心躍るマティス

今年1番楽しみにしていた展覧会。
ポンピドゥーセンター所蔵の作品が中心だったので、大好きな「金魚」に会える期待は散ってしまったけど、それに通ずる足跡を追えるような展示で見ごたえがあった。
点描やキュビズムを意識した作品、彫刻作品の後に「ニースの室内、シエスタ」「赤いキュロットのオダリスク」が並ぶフロアに入ると、マティスの成熟が感じられみているこちらも楽しい気持ちに。
その後体調を崩し思うように動けなくなった時、以前思索の材料として触れた切り絵紙を思い出し、新たな表現方法へ昇華させたのが切り絵紙シリーズであったことを知った。
最後のロザリオ礼拝堂は、自身が集大成とみなしたというだけあって細部までマティスらしさにあふれていて、光差し込む映像をみながら感動してみたり。
“絵を描きたい”というピュアな欲望や、どんな状況でも今を楽しむことを大切にしたことが全体を通して感じられ、happyで前向きな気持ちにさせてくれる展覧会だった。

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karachanさん、fumiko773さん、morinousagisanさん、micco3216さん、Nine Livesさん

4.0

え?と そうそうこれこれ!

え? ハマスホイ
え? シニャック 
え? ピカソ
え? セザンヌ

というような マティスと思えぬ作風の作品や
そうそうこれぞマティスという作品まで マティスがいっぱいでした

え? セザンヌ の <緑色の食器棚と静物>
これぞマティスの<黄色と青の室内> 
この中に入り込んで ボーっとしていたいなぁ と思った<金魚鉢のある室内> などが良かったです

上手いなぁと思った<ピアノの前の若いヴァイオリン奏者>には 色を付けて欲しかったなぁ

日時指定時間20分過ぎ位に 入場列に並ぶ前にQRコードを提示
入場窓口でもう一度QRコードを出し ピッとかざします 
入口から混んでいました   
指定時間ギリギリの入場が良いと思います  
 
グッズはどれも素敵で どれもお高い
売場をでた所に ピンズのガチャガチャ¥500があり 迷う
形有るものは もういいのだ と自分に言い聞かせてあきらめる
が 常設のショップに 缶バッジのガチャガチャ¥200があり 挑戦してしまいました  

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karachanさん、komagatayaさん、Nine Livesさん、loveandpeaceさん、micco3216さん、他1人

5.0

今年一番良かった。

感動した。
もう一回行きたい。
今年一番良かった。
本当に見に行って良かった。
ちょっとでも気になる方は是非足をお運び頂きたい。

感想がたくさん上がっているので、自分は少しだけ。
最後にロザリオ礼拝堂のコーナーがあって、企画した方のマティス愛が炸裂。
恥ずかしながら、自分はこの礼拝堂の仕事について、そこまで特に何か思ったことがなかったので、見てびっくりでした。
感動。
単体ならマティスの絵はそこかしこで見ることができると思うけど、この礼拝堂コーナーだけは会場へ行かないと簡単には体験できないので(現地行きたいですけど遠いですから・・・)、可能な方は是非にと思います。

とにかく絵から彫刻から作品量も多くて、大満足でした。

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4.0

マティスの変遷を確実につかみ取れる

あらためてマチスの色・線・構成を堪能できる展覧会だ。
初期の点描やキュビズムに近いものから、
「金魚鉢のある室内」「赤の大きな室内」「夢」等マティス独自の画面が出来上がり、
体調の影響もあるけど切り絵の世界へと繋がっていく。
充分に足跡を追える良い展示構成だった。
約20年ぶりとは、随分と待たされたものだ。
20年前に西洋美術館で観たものが多く来ている。
撮影可のエリアがあるのには驚きだった。

まぁ欲を言えば、ポンピドゥーが改装なんだから、
もっと借りてきて欲しかったかな。
デッサンももっともっと観たかったし、
切り絵も「jazz」で濁さずもっと借りてきて欲しかった。
どなたかが書いていたが、解説が小さく、進行方向にあり
絵の真正面で解説を読む人が多く閉口した。

5月24日(水)11時半予約入館。予約なのに並んだし、混んでいた。

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4.0

マティスの終わりなき冒険

マティスの画業をたどる回顧展。いろんなことを試して、晩年まで探求を続けた画家だったことがよくわかった。私がマティスときいて思い浮かぶ絵はかなり晩年のものだ。そこに至るまでにいろんな変遷があったし、その晩年の作品も到達点ではなく通過点で、ゴールのない冒険をずっと続けた芸術家だ。そのエネルギーを保ち続けたのには感服する。いわゆる有名作品はコレクターのいたアメリカとロシアにあるらしく、パリのポンピドゥーセンターの作品を中心とする今回の展覧会は、個々の作品の観賞より、彫刻も含めた生涯にわたる作品群を通観することに面白さがあると感じた。その中で、マティスっぽさがちょっと出てくる2章が特に良かった。

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REPORT

天命に導かれし画家

1869年に、フランス北部の裕福な穀物商の家庭に生まれる。

法律家を目指すも、病気になる。

1890年の21歳の長期療養中に、母親から絵具箱を贈られて、絵を描き始める。

天職を画家と定め、1891年に、パリに上京する。

マティスが20世紀…readmore

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4.0

弾ける色彩

初期の作品は、古典的な表現や、点描だったりで、え?これがマティス、とびっくり。
切り絵やテキスタイルは、形や色が可愛らしく、童話の世界のようで心弾みました。
さっと描いたスケッチも、線が動き出しそうでした。
彫刻もいくつもあり、へぇぇと思いました。
最後はヴァンス・ロザリオ礼拝堂で、制作の様子を撮影した写真と、作品を見比べることができます。朝から夜までの光の移ろいに合わせた礼拝堂内外の映像が流れ、青と黄色のステンドグラスの幻想的な光にうっとり。

5のコーナーは写真撮影可でした。
特別展のミュージアムショップは、品数が多く、気合が入ってたように思います。特にポストカードが充実してました。
常設のミュージアムショップも、マティス関係の品物が多かったです。

予約制ですが、かなり混雑してました。
作品や解説のプレートがもうちょっと大きくて、動線を考えた位置にあるとよかったと思うので、星マイナス1です。

マティスの初期から晩年まで150点、見ごたえがありました。
解説もわかりやすくて、マティスの一生を追いかけた気持ちです。
色が輝いているというか、弾けていて、元気をもらいました。

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4.0

豊富な作品ー絵画、彫刻、切り絵

絵画の作品は目にする機会も多く馴染みのあるマティスですが彫刻は私にとっては初めてでした。かなり大きな作品もあり見応え十分です。
ロザリオ礼拝堂の映像も十分に雰囲気が味わえました。
今回は撮影可能な作品も多く楽しめました。

ショップでは広島のレモンケーキ1個と絵葉書1枚のセットがあったので、2種類買ってみました。
まだ食べていませんが食べるのも楽しみです。

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karachanさん、loveandpeaceさん、kage0512さん、Nine Livesさん

4.0

マティスがマティスになるまで

最初期の作品でも26歳、ピカソのような神童でもなく、こつこつと様々なスタイルで描き、作り続けた一生が見える展示だった。
おなじみの赤ではなく青い「金魚鉢のある室内」は印象的。
第1章のものがあまり見たことのないスタイルもあって面白かったのと、礼拝堂関連はとてもよかった。

でもなぜだろう、20年前の展覧会のようには感動しなかったのは。
そのときかどうかは忘れたが、ジャネットの彫刻も4,5体並んでいたのをみたことがあるし、汐留での「マティスとルオー」はとても感動したことを覚えている。
また、アメリカの小さな邸宅美術館に突然現れて圧倒されたこともあるけれど。

晩年の力の抜けた感じはピカソにも通じるところがあると思った。
というより、シーレや佐伯の壮絶な感じと比べてみれば、一生を通じて悲壮感はみじんもない。

そんなに混んでいなくてさわやかな天気とさわやかな絵、よい気分の1日でした。

追記:写真撮影のうるささはもう諦めているが、腕をいっぱいに絵ぎりぎりまで伸ばして接写するってどういう神経なんだろう・・・

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5.0

これだよ、これこれ!!

やっぱりマティスは良い!
改めてそう思わされるほどに、素晴らしい作品群だった。
初期から晩年までその変遷がよく分かる。
序盤はオーソドックスな写実的な絵画で、いわゆるマティス感は薄い。
そして、普通に上手い。でもそれだけに留まってしまう感じではある。
シニャックに影響を受けた珍しい点描作品も全然マティス感はない。
ともあれ、飽くなき探究心と新たな試みによって
マティスの作品は生み出されてきたんだなぁ、としみじみ思った。
キュビズムの影響を受けたもの、彫刻、切り紙絵。
そして、際晩年に取り組んだ礼拝堂の仕事は圧巻!
集大成とも言える作品で、建築空間から衣装まで、トータルプロデュースしている。

マティスの歩んできた道程を追体験するかの様な展覧会だった。

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4.0

大変有意義な展覧会

世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するパリのポンピドゥー・センターの全面協力で開催された日本では約20年ぶりの大規模なマティスの回顧展。
約150点が一挙に来日ということで大変見ごたえがあった。特にマティスがフォビズムに目覚める前の若い頃の代表作である「読書する女性」や「豪奢、静寂、逸楽」は大変貴重。
またその後の時期の「金魚鉢のある室内」、晩年の切り紙絵の数々も今までのマティスの印象を覆す絵画だった。
マティスの人生を振り返ると共に作風の変化を知ることができる大変有意義な展覧会だった。

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loveandpeaceさん、kage0512さん、Nine Livesさん、karachanさん

5.0

マティスも追いかけ

シンプルに削ぎ落とされたデザインと、色彩との組み合わせが美しくて
想像どおり夢中になった。
ギュスターブ・モローに師事していた事実、点描画のシニャックにも影響を受けたこと、
85年の人生の中で、そのほかにもウィリアム・ターナーを研究したり、ヴラマンク、ピカソ、ボナールからも影響を受けていたり、繋がりが広いことが
このアーティストの才能、理解の深さを感じることができて興味深く鑑賞した。
絵画のスタイルも変遷が見て取れるが、
彫刻、切り紙絵、最終的には礼拝堂の装飾をしたり。

そして、赤だけでなく、青、黄色の美しい色たち。
たくさんのポストカードと、さらに
《赤の大きな室内》のポスターを購入したのは
物体を飛び越えて色が荷られていて、線も引かれていて
でも1つにまとまっているという
全く、良い意味で自分には理解できないアートだから。
斬新すぎて、いくらでも考えられるような、答えはないような
オープンさが素敵。
部屋に飾るのが楽しみ。

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loveandpeaceさん、Nine Livesさん、karachanさん、kage0512さん、morinousagisanさん、他2人

5.0

マティス100%

マティス、すごく良かったです!

色彩に見惚れて線描に酔い痴れるとても楽しい時間でした。
油彩、ドローイング、切り絵と本当にイイ作品が多くて混じり気なしピュアマティス展です。
気に入ったのはフォーヴ前夜の《サンミシェル橋》で書き残した部分が輝いて見えなんとも素敵でした。
自画像ドローイングもいいし、礼拝堂にも感激しました。
なんともいえない馴染みの良さと心地良さが魅力なんだよなぁ。
総じて、マティスはカッコイイ!

一階の第2フロアが全面写真撮影可能なのは驚きました。
充実期のイイ作品ばかりが揃っているので早めに訪問しておきたいところです。
館内レイアウトもシンプルで作品に力があれば過剰な演出は不要なんだなと再確認。
ミュージアムグッズも力が入っていました。

身銭を切る価値のある非常に満足度の高いマティス展でした!
お早めにどうぞ。オススメします。

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出展作品・関連画像IMAGES

アンリ・マティス《マグノリアのある静物》 1941年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

アンリ・マティス 《赤の大きな室内》 1948年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

アンリ・マティス 《読書する女性》 1895年 油彩/板 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

アンリ・マティス 《豪奢、静寂、逸楽》 1904年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館 Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

アンリ・マティス 《アルジェリアの女性》 1909年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

アンリ・マティス 《白とバラ色の頭部》 1914年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

アンリ・マティス 《金魚鉢のある室内》 1914年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

アンリ・マティス 《コリウールのフランス窓》 1914年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

アンリ・マティス 《背中I‒IV》 1909‒1930年 ブロンズ 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

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