3.0
コンセプチュアルなリヒター
リヒターの作品は今までコマーシャルギャラリーで何度か見たことがありましたが、大きな美術館で見れたのはこれが初でした。巨大な作品が多いのでやっぱり美術館向きだなと思いました。
リヒターの絵は強烈なイメージを残す絵が多いけど、実は結構コンセプチュアルだということも分かりました。
ただし大規模展というにはやや物足りなさも感じましたし、アブストラクト・ペインティングのシリーズ作品の比率が多い感じがしました。そしてそれらの作品(アブストラクト・ペインティングやアラジン、オイル・オン・フォト)は、11月から始まる次の展示、大竹伸朗展に繋がっているようにも見えました。
それと展示作品はほぼすべて撮影可能なせいか、いかにもインスタで"#リヒター展"というタグを付けてポストしてそうなオシャレな若い人が多かったです。