ゲルハルト・リヒター展

豊田市美術館

  • 開催期間:2022年10月15日(土)~2023年1月29日(日)
  • クリップ数:28 件
  • 感想・評価:1 件
ゲルハルト・リヒター展 豊田市美術館-1
ゲルハルト・リヒター展 豊田市美術館-2
ゲルハルト・リヒター展 豊田市美術館-3
ゲルハルト・リヒター展 豊田市美術館-4
ゲルハルト・リヒター展 豊田市美術館-5
ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》(937-1) 2014年 ゲルハルト・リヒター財団
油彩・キャンバス 260×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)
ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》(937-2) 2014年 ゲルハルト・リヒター財団
油彩・キャンバス 260×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)
ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》(937-3) 2014年 ゲルハルト・リヒター財団
油彩・キャンバス 260×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)
ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》(937-4) 2014年 ゲルハルト・リヒター財団
油彩・キャンバス 260×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)
ゲルハルト・リヒター展 豊田市美術館-1
ゲルハルト・リヒター展 豊田市美術館-1
ゲルハルト・リヒター展 豊田市美術館-1
ゲルハルト・リヒター展 豊田市美術館-1
ゲルハルト・リヒター展 豊田市美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

現代アートの巨匠、大規模個展開催
ドイツが生んだ現代アートの巨匠ゲルハルト・リヒター(1932-)。本展は、1960年代に本格的に活動を開始して以来、世界のアートシーンの最前線を走り続けてきたリヒター待望の大規模個展として、日本の美術館では16年ぶり、東京・愛知では初めての開催となります。

リヒターは、人がものを見て認識する原理や条件を問い直すために、具象絵画、抽象絵画、写真(やその上に描いた作品)、ガラスや鏡を用いた作品、映像作品など、多岐にわたる表現方法で制作を続けてきました。本展は画家が90歳を迎える2022年に、自ら愛蔵してきた作品群を中心に、60年にわたる画業を紐解きます。

近年の重要作品、《ビルケナウ》日本初公開
とりわけ注目すべきは、日本初公開の大作、《ビルケナウ》(2014 年)。第二次世界大戦時、ユダヤ人強制収容所でひそかに撮られた写真のイメージを出発点として描かれた、幅2 メートル×高さ2.6 メートルの作品4 点で構成される巨大な抽象画です。リヒターの心をずっと捉え続けながら、直接的にはなかなか取り組むことのできなかった「ホロコースト」という積年の関心事を主題に、2014 年、ついにリヒターはこの大作を完成させました。この近年の重要作品と目されている作品が、これらとしばしば組み合わせて展示される鏡、絵画と同寸法の写真作品とともに、この度日本で初めて公開されます。

ゲルハルト・リヒター(1932年~)
東部ドイツ、ドレスデンに生まれる。ベルリンの壁が作られる直前の1961 年に西ドイツへ移住、デュッセルドルフ芸術アカデミーへ入学。コンラート・フィッシャーやジグマー・ポルケと交流。「資本主義リアリズム」と呼ばれる運動の中で独自の表現を発表し、注目を集める。その後、イメージの成立条件を問い直す多岐にわたる作品制作を通じて、ドイツ国内のみならず、世界で評価されるようになった。これまで、ポンピドゥー・センター(パリ、1977 年)、テート・ギャラリー(ロンドン、1991 年)、ニューヨーク近代美術館(2002年)、テート・モダン(ロンドン、2011 年)など世界の名だたる美術館で個展を開催。現代で最も重要な画家としてその地位を不動のものとしている。
日本での大規模個展は、2005-2006年にかけて金沢21 世紀美術館、DIC 川村記念美術館で開催されて以来、実に16年ぶり。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年10月15日(土)~2023年1月29日(日)
会場 豊田市美術館 Google Map
住所 愛知県豊田市小坂本町8-5-1
休館日 月曜日 
2022年12月28日~2023年1月4日
※ただし、2023年1月9日は開館
観覧料 前売り
一般 1,400円
高校生・大学生 800円
中学生以下 無料

当日
一般 1,600円
高校・大学生 1,000円
中学生以下 無料
※オンラインチケットは100円割引、20名以上の団体は200円割引(他割引との併用不可)
TEL0565-34-6610
URLhttps://richter.exhibit.jp/

豊田市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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巡回展TRAVELING EXHIBITION

ゲルハルト・リヒター展 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

初めての鑑賞感覚

《ビルケナウ》が観たくて、閉幕直前でしたが、予想以上の鑑賞体験ができて良かったです。

大きく分けて1階、2階、3階のフロアに分かれての展示。
特に1階の展示が圧巻でした。

8枚のガラスを中心にカラーチャートとストリップで囲まれる、
色彩溢れる展示室を「光の部屋」というならば次の展示室は「闇の部屋」。
アウシュヴィッツでの凄惨な写真を元に描かれた抽象画と、その写真プリント、
グレーガラスで構成されています。展示の構成でビルケナウに内包される歴史が
「見えて」きます。

ガラスや鏡の作品に映る周囲の作品も巧妙に設計されており、高い天井とそこから
降り注ぐ自然光の柔らかい光の中での鑑賞はとても気持ちよく、開放的な気分にさせて
くれます。

今までにない鑑賞体験ができ、豊田市美に感謝です。

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出展作品・関連画像IMAGES

ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》(937-1) 2014年 ゲルハルト・リヒター財団
油彩・キャンバス 260×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)

ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》(937-2) 2014年 ゲルハルト・リヒター財団
油彩・キャンバス 260×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)

ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》(937-3) 2014年 ゲルハルト・リヒター財団
油彩・キャンバス 260×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)

ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》(937-4) 2014年 ゲルハルト・リヒター財団
油彩・キャンバス 260×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)

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