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2022年上半期に開催スタートの注目の
展覧会を一挙ご紹介!(第1弾は関東版)

「メトロポリタン美術館展」「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」「ミロ展―日本を夢みて」
「ボストン美術館所蔵 THE HEROES」「スコットランド国立美術館展」「没後50年 鏑木清方展」ほか

トピックス

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みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年も新しい年のはじめに、アートアジェンダがお薦めする、2022年の上半期(1~6月)に始まる12の注目の展覧会をご紹介します。 第1弾は、東京他で開催される関東エリアの展覧会のご紹介です。(第2弾 関西&全国版のおすすめ展覧会は近日中に公開予定です)

2022年上半期の関東版は、ルネサンスから印象派までの西洋美術から、現代美術、日本画、浮世絵、ファッション、絵本まで、様々な注目の高い展覧会が目白押しです。

ぜひ、アートアジェンダ展覧会情報 をご参考にしていただいて、今年もたくさんの美術館・展覧会をお楽しみください。

メトロポリタン美術館の珠玉の名作で、ルネサンスから19世紀まで、西洋絵画史500年の流れをたどる

カラヴァッジョ《音楽家たち》1597年 油彩、カンヴァス 92.1 x 118.4 cm メトロポリタン美術館
Lent by The Metropolitan Museum of Art, Rogers Fund, 1952
カラヴァッジョ《音楽家たち》1597年 油彩、カンヴァス 92.1 x 118.4 cm メトロポリタン美術館
Lent by The Metropolitan Museum of Art, Rogers Fund, 1952

世界三大美術館のひとつで、創立150年の歴史を持つニューヨーク・メトロポリタン美術館。その西洋絵画コレクションから名品65点(うち46点は日本初公開)をまとめて紹介するかつてない展覧会が大阪・東京で開催されます。

ラファエロ、ティツィアーノ、カラヴァッジョ、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール、レンブラント、フェルメールから、マネ、モネ、ルノワール、ゴッホまで、誰もが知る画家たちの珠玉の名作で、ルネサンスから19世紀まで、西洋絵画史500年の流れをたどります。

2022年上半期 アートアジェンダがおすすめする注目の展覧会情報・関東版(1)
「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」
開催美術館:国立新美術館
開催期間:2022年2月9日(水)〜2022年5月30日(月)

大規模な修復プロジェクトによってキューピッドが完全に姿を現した《窓辺で手紙を読む女》の当初の姿を公開

ヨハネス・フェルメール 《窓辺で手紙を読む女》(修復前) 1657-59年頃 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Herbert Boswank (2015)
ヨハネス・フェルメール 《窓辺で手紙を読む女》(修復前) 1657-59年頃 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Herbert Boswank (2015)

17世紀のオランダ絵画の巨匠ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作で、本展の注目作品となっています。

本作品は、1979年のX線調査で壁面にキューピッドの描かれた画中画が塗り潰されていることが判明し、長年、その絵はフェルメール自身が消したと考えられてきました。しかし、2017年の調査により、フェルメール以外の人物により消されたことが新たに分かり、翌年から画中画の上塗り層を取り除く修復が開始されました。2019年5月には、キューピッドの画中画が部分的に現れた修復途中の作品が、記者発表にて公開されました。

本展では、この修復過程を紹介する資料とともに、大規模な修復プロジェクトによってキューピッドが完全に姿を現した《窓辺で手紙を読む女》の当初の姿を公開します。また、ドレスデン国立古典絵画館が所蔵するレンブラント、メツー、ファン・ライスダールなど、17世紀オランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点もあわせて紹介します。

2022年上半期 アートアジェンダがおすすめする注目の展覧会情報・関東版(2)
「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」
開催美術館:東京都美術館
開催期間:2022年1月22日(土)〜2022年4月3日(日)

ミロと日本の深いつながりを紐解き、ミロというよく知られた画家を約130点の作品と資料で新たな角度から紹介

ジュアン・ミロ 《絵画(カタツムリ、女、花、星)》 1934年 油彩、キャンバス 国立ソフィア王妃芸術センター
Photographic Archives Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia, Madrid © Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 E4304
ジュアン・ミロ 《絵画(カタツムリ、女、花、星)》 1934年 油彩、キャンバス 国立ソフィア王妃芸術センター
Photographic Archives Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia, Madrid © Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 E4304

スペインのバルセロナで生まれた大芸術家、ジュアン・ミロ(1893-1983)。ピカソと並ぶ現代スペインの巨匠として日本でも広くその名は知られていますが、ミロの創作活動の裏側には日本文化への深い造詣があったことは意外なほど知られていません。

一方日本では1930年代からミロの作品が紹介され、世界に先駆けて1940年にモノグラフ(単行書)が出版されるなど、日本は早くからその活動に注目をしてきました。そして現在も日本各地の美術館が数々のミロの名品を収蔵しており、今なおミロの人気は衰えません。

本展では、若き日の日本への憧れを象徴する初期作品から代表作、そして日本で初めて展示されたミロ作品を通し、相思相愛であったこの画家と日本の関係に迫ります。

2022年上半期 アートアジェンダがおすすめする注目の展覧会情報・関東版(3)
「ミロ展―日本を夢みて」
開催美術館:Bunkamura ザ・ミュージアム
開催期間:2022年2月11日(金・祝)〜2022年4月17日(日)

武者絵118点すべてが 日本初出品!ボストン美術館から半世紀ぶりに名⼑が多数⾥帰り

「茨鬼 戻橋綱逢変化」(いばらき もどりばしつなへんげにあう)
歌川国貞 化12年(1815)頃 Bequest of Maxim Karolik
「茨鬼 戻橋綱逢変化」(いばらき もどりばしつなへんげにあう)
歌川国貞 化12年(1815)頃 Bequest of Maxim Karolik

武者絵は 『平家物語』 のような軍記物語や、武勇伝説に登場する英雄(ヒーロー)を描いた絵のことを⾔い、江⼾時代には武者たちを描いた浮世絵が、⼈々の⼈気を博しました。浮世絵の祖と⾔われる菱川師宣の時代から江⼾後期の歌川国芳にいたるまで、多くの浮世絵師が武者絵を⼿掛け、源頼光、源義経、上杉謙信、武⽥信⽞などの武将のほか、スサノオノミコトの武勇、巴御前のような⼥武者の奮戦も数多く描かれています。

このたび、世界最⾼⽔準の日本美術コレクションを誇るボストン美術館所蔵品の武者絵と秘蔵の⼑剣が⾥帰りするボストン美術館所蔵「THE HEROES ⼑剣×浮世絵-武者たちの物語」の開催が決定しました。平安時代の名⼑や中世に活躍した⼑⼯の名品などを有するボストン美術館の⼑剣が、日本でまとまって紹介されるのは約半世紀ぶりとなります。

2022年上半期 アートアジェンダがおすすめする注目の展覧会情報・関東版(4)
「ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵−武者たちの物語」
開催美術館:森アーツセンターギャラリー
開催期間:2022年1月21日(金)〜2022年3月25日(金)

現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒターの大規模個展。注目の大作、《ビルケナウ》(2014年)が日本初公開

ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》(937-1) 2014年 ゲルハルト・リヒター財団
油彩・キャンバス 260×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)
ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》(937-1) 2014年 ゲルハルト・リヒター財団
油彩・キャンバス 260×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)

ドイツが生んだ現代アートの巨匠ゲルハルト・リヒター(1932-)。本展は、1960年代に本格的に活動を開始して以来、世界のアートシーンの最前線を走り続けてきたリヒター待望の大規模個展として、日本の美術館では16年ぶり、東京・愛知では初めての開催となります。

リヒターは、人がものを見て認識する原理や条件を問い直すために、具象絵画、抽象絵画、写真(やその上に描いた作品)、ガラスや鏡を用いた作品、映像作品など、多岐にわたる表現方法で制作を続けてきました。本展は画家が90歳を迎える2022年に、自ら愛蔵してきた作品群を中心に、60年にわたる画業を紐解きます。

とりわけ注目すべきは、日本初公開の大作、《ビルケナウ》(2014年)。第二次世界大戦時、ユダヤ人強制収容所でひそかに撮られた写真のイメージを出発点として描かれた、幅2メートル×高さ2.6メートルの作品4点で構成される巨大な抽象画です。

リヒターの心をずっと捉え続けながら、直接的にはなかなか取り組むことのできなかった「ホロコースト」という積年の関心事を主題に、2014年、ついにリヒターはこの大作を完成させました。この近年の重要作品と目されている作品が、これらとしばしば組み合わせて展示される鏡、絵画と同寸法の写真作品とともに、この度日本で初めて公開されます。

2022年上半期 アートアジェンダがおすすめする注目の展覧会情報・関東版(5)
「ゲルハルト・リヒター展」
開催美術館:東京国立近代美術館
開催期間:2022年6月7日(火)〜2022年10月2日(日)

シュルレアリスムがモードに与えた影響とは!?自由な創造力と発想によって、モードの世界にセンセーションをもたらした美の表現に迫る

エルザ・スキャパレッリ《イヴニング・ケープ》1938年、京都服飾文化研究財団蔵、広川泰士撮影
エルザ・スキャパレッリ《イヴニング・ケープ》1938年、京都服飾文化研究財団蔵、広川泰士撮影

20世紀最大の芸術運動であったシュルレアリスムは芸術の枠を超えて、人々の意識の深層にまで影響力を及ぼしました。革新的な意匠を生み出し、時代を先駆けようとする優れたクリエーターたちの表現は、時にシュルレアリスムの理念と重なり合うものであり、モードの世界にもシュルレアリスムに通底するような斬新なアイデアを垣間見ることができます。

一方、シュルレアリストたちと親交のあったエルザ・スキャパレッリは、シュルレアリスムの潮流のなかで示された特異な感覚を、モードの世界に積極的に取り込んでゆきました。またシュルレアリストたちは、帽子や靴、手袋といったファッションアイテムを霊感の源として、絵画や写真、オブジェといった作品のなかに生かしました。衣裳へのトロンプ・ルイユ(だまし絵)的なイラストの導入や、内側と外側の意識を反転させたようなデザイン等、シュルレアリスムを契機として出現したユニークな発想力は、まさに「奇想のモード」として今日にまで影響を与え続けています。

本展ではさらに、シュルレアリスムの感性に通ずるような作品群にも注目し、現代の私たちからみた<奇想>をテーマに、17世紀の歴史的なファッションプレートからコンテンポラリーアートに至るまでを、幅広く展覧します。

2022年上半期 アートアジェンダがおすすめする注目の展覧会情報・関東版(6)
「奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」
開催美術館:東京都庭園美術館
開催期間:2022年1月15日(土)〜2022年4月10日(日)

1952年のブリヂストン美術館開館から70年の歴史を持つアーティゾン美術館の軌跡を、約170点の作品と資料とで紹介

藤島武二《東洋振り》1924年
藤島武二《東洋振り》1924年

アーティゾン美術館は、5年間の休館と改名を経て、2020年に新たにオープンしました。前身となるブリヂストン美術館の創設者石橋正二郎は実業家として成功を収める一方、日本近代洋画や西洋近代美術を中心とするコレクションを築き、美術館を設立しました。

1956年の石橋財団設立後、その収集と美術館運営は財団に引き継がれます。また正二郎の長男幹一郎は、財団運営をおこなうとともに、自ら戦後フランスを中心とした抽象絵画を収集しました。幹一郎の没後、それらは正二郎から引き継がれた日本東洋古美術などとともに遺族によって石橋財団に寄贈され、従来のコレクションに大きな発展をもたらしました。石橋財団の運営によるアーティゾン美術館は、これまでの活動とコレクションを引継ぎ、拡張するとともに、コレクションと現代美術家との共演による展覧会「ジャム・セッション」などの新たな企画にも挑戦しています。

本展では、1952年のブリヂストン美術館開館から70年の歴史を持つアーティゾン美術館の軌跡を、約170点の作品と資料とで紹介します。また、これまで開催した展覧会のポスターや開館以来続く土曜講座の記録、美術映画シリーズ、正二郎の欧米外遊記録などさまざまなアーカイヴ資料とともに、歴史を振り返ります。

2022年上半期 アートアジェンダがおすすめする注目の展覧会情報・関東版(7)
「はじまりから、いま。
1952ー2022 アーティゾン美術館の軌跡—古代美術、印象派、そして現代へ」
開催美術館:アーティゾン美術館
開催期間:2022年1月29日(土)〜2022年4月10日(日)

鏑木清方の代表作として知られ、長きにわたり所在不明だった《築地明石町》含む三部作をはじめ約110点の日本画作品で構成する大規模回顧展

鏑木清方 《築地明石町》(部分)
1927(昭和2)年、東京国立近代美術館、通期展示、絹本彩色・軸、173.5×74.0cm
©Nemoto Akio
鏑木清方 《築地明石町》(部分)
1927(昭和2)年、東京国立近代美術館、通期展示、絹本彩色・軸、173.5×74.0cm
©Nemoto Akio

鏑木清方(1878-1972)の代表作として知られ、長きにわたり所在不明だった《築地明石町》(1927年)と、合わせて三部作となる《新富町》《浜町河岸》(どちらも1930年)は、2019年に再発見され、東京国立近代美術館のコレクションに加わりました。この三部作をはじめとする約110点の日本画作品で構成する清方の大規模な回顧展です。

浮世絵系の挿絵画家からスタートした清方は、その出自を常に意識しながら、晩年に至るまで、庶民の暮らしや文学、芸能のなかに作品の主題を求め続けました。本展覧会では、そうした清方の関心の「変わらなさ」に注目し、いくつかのテーマに分けて作品を並列的に紹介します。

2022年上半期 アートアジェンダがおすすめする注目の展覧会情報・関東版(8)
「没後50年 鏑木清方展」
開催美術館:東京国立近代美術館
開催期間:2022年3月18日(金)〜2022年5月8日(日)

西洋絵画コレクションを有する美の殿堂スコットランド国立美術館のルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品を展示

スコットランド国立美術館は、上質で幅広い、世界でも指折りの西洋絵画コレクションを有する美の殿堂です。そんなスコットランドが誇る至宝の中から、ラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、レノルズ、ルノワール、モネ、ゴーガンなど、ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品を展示します。

さらに、同館を特徴づけるイングランドやスコットランド絵画の珠玉の名品も多数出品。それらを西洋美術の流れの中で紹介します。

2022年上半期 アートアジェンダがおすすめする注目の展覧会情報・関東版(9)
「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」
開催美術館:東京都美術館
開催期間:2022年4月22日(金)〜2022年7月3日(日)

アジアにおける琉球王国の成立、および独自の文化の形成と継承の意義について、琉球・沖縄ゆかりの文化財と復興の歩みから紐解く

模写復元 尚穆王御後絵(しょうぼくおうおごえ) 令和2年度 一般財団法人 沖縄美ら島財団蔵
展示期間:2022年5月3日(火・祝)~5月29日(日)※東京会場のみ
模写復元 尚穆王御後絵(しょうぼくおうおごえ) 令和2年度 一般財団法人 沖縄美ら島財団蔵
展示期間:2022年5月3日(火・祝)~5月29日(日)※東京会場のみ

令和4年(2022)、沖縄県は復帰50年を迎えます。かつて琉球王国として独立した国家であった沖縄は、明治以降の近代化や先の戦争という困難を乗り越え、現在もその歴史、文化を未来につなげる努力を続けています。本展は、アジアにおける琉球王国の成立、および独自の文化の形成と継承の意義について、琉球・沖縄ゆかりの文化財と復興の歩みから紐解く総合的な展覧会です。

東京国立博物館は、明治期の沖縄県からの購入品に、その後の寄贈品を加えた日本有数のコレクションを収蔵しています。平成4年(1992)、復帰20年の折には、特別展「海上の道」を開催するなど、これまで琉球の歴史と文化に関する研究や展示普及活動に努めてきました。こうした礎のもと、力強く輝き続ける琉球の歴史と文化を過去最大規模で展観します。

2022年上半期 アートアジェンダがおすすめする注目の展覧会情報・関東版(10)
沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」
開催美術館:東京国立博物館
開催期間:2022年5月3日(火・祝)〜2022年6月26日(日)

開館40周年を記念し、光琳の最高傑作「紅白梅図屏風」ほか国宝3件の同時公開に加え、コレクションの各ジャンルを代表する名品を展観

国宝 尾形光琳筆「紅白梅図屏風」 江戸時代 MOA美術館
国宝 尾形光琳筆「紅白梅図屏風」 江戸時代 MOA美術館

開館40周年を迎えるMOA美術館のコレクションは、創立者・岡田茂吉(1882~1955)が蒐集した日本・中国をはじめとする東洋美術を中心に構成されています。なかでも国宝「紅白梅図屏風」は、光琳の最高傑作と高く評され、二曲一双の金地を背景に白梅と紅梅を対峙させ、図案化した梅花や水流が装飾的な画面につくりあげています。

本展では、開館40周年を記念し、「紅白梅図屏風」をはじめ京焼の大成者・野々村仁清作「色絵藤花文茶壺」、三大手鑑のひとつとして著名な手鑑「翰墨城」の国宝3件の同時公開に加え、「樹下美人図」「過去現在絵因果経断簡」「聖観音菩薩立像」などコレクションの各ジャンルを代表する名品を精選して展観します。

2022年上半期 アートアジェンダがおすすめする注目の展覧会情報・関東版(11)
「開館40年記念名品展 第1部」
開催美術館:MOA美術館
開催期間:2022年1月28日(金)〜2022年3月27日(日)

8人のアーティストたちがエーリヒ・ケストナーの『動物会議』の物語をリレーして描き出し、ケストナーのメッセージを現代に問いかける

『動物会議』原画/ヴァルター・トリアー/1947-49年/オンタリオ美術館蔵
『動物会議』原画/ヴァルター・トリアー/1947-49年/オンタリオ美術館蔵

『エーミールと探偵たち』『飛ぶ教室』『ふたりのロッテ』などの児童文学作品を中心に世界的に知られるドイツの詩人・作家のエーリヒ・ケストナー(1899-1974)。第二次世界大戦後、ケストナーは絵本『動物会議』(1949年)で戦いや争いを止めない人類を痛烈に批判します。

ケストナーは子どもたちに、人類が抱える大きな課題を、ユーモアとかわいらしさ、皮肉を利かせて訴えました。「争いをやめ、未来のため、子どもたちのために、大人たちが話し合う」というケストナーの問題提起は、今日もなお解決することはありません。

この展覧会では、絵画や立体、インスタレーション、映像などの手法で、8人のアーティストたちが『動物会議』の物語をリレーして描き出し、ケストナーのメッセージを、今一度現代に問いかけます。

2022年上半期 アートアジェンダがおすすめする注目の展覧会情報・関東版(12)
企画展示「どうぶつかいぎ展」
開催美術館:PLAY! MUSEUM
開催期間:2022年2月5日(土)〜2022年4月10日(日)

2022年上半期おすすめ展覧会(東京&関東版)では、12の展覧会を取り上げてみました。その他にも当サイトでは、全国のたくさんの展覧会をご紹介しています。展覧会情報一覧 ページより、お住まいの地域やお出かけ先の地域を設定して、ご興味ある展覧会を見つけてみてください。(第2弾 関西&全国版は近日ご紹介予定です。どうぞお楽しみに。)
今年も美術館・博物館でたくさんの心豊かな時間をお過ごしください。

アートアジェンダ編集部

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