特別展「蔦屋重三郎
コンテンツビジネスの風雲児」

東京国立博物館

  • 開催期間:2025年4月22日(火)~2025年6月15日(日)
  • クリップ数:94 件
  • 感想・評価:14 件
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重要文化財「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」 東洲斎写楽筆 大判錦絵 寛政6年(1794) 東京国立博物館蔵 前期:4/22~5/18
「雛形若菜初模様 丁字屋内ひな鶴」 礒田湖龍斎筆 大判錦絵 安永4年(1775)頃 東京国立博物館蔵 前期:4/22~5/18
『青楼美人合姿鏡』 北尾重政・勝川春章画 彩色摺大本 安永5年(1776) 東京国立博物館蔵 通期展示
※会期中、頁替えを行います
『箱入娘面屋人魚』 山東京伝作 墨摺小本 寛政3年(1791) 東京国立博物館蔵 通期展示
※会期中、頁替えを行います
重要文化財「エレキテル」 平賀源内作 江戸時代・18世紀 郵政博物館蔵 前期:4/22~5/18(後期は複製を展示)
「遊女と燕図」 勝川春章筆 絹本着色 天明期(1781~89) 東京国立博物館蔵 通期展示
『画本虫撰』 宿屋飯盛撰/喜多川歌麿画 彩色摺大本 天明8年(1788) 千葉市美術館蔵 前期:4/22~5/18(後期は別本を展示)
『古今狂歌袋』 宿屋飯盛撰/北尾政演(山東京伝)画 彩色摺大本 天明7年(1787) 東京国立博物館蔵 後期:5/20~6/15
「婦女人相十品 ポッピンを吹く娘」 喜多川歌麿筆 大判錦絵 寛政4~5年(1792~93)頃 東京国立博物館蔵 前期:4/22~5/18
「歌撰恋之部 物思恋」 喜多川歌麿筆 大判錦絵 寛政5~6年(1793~94)頃 東京国立博物館蔵 後期:5/20~6/15
「歌撰恋之部 夜毎ニ逢恋」 喜多川歌麿筆 大判錦絵 寛政5~6年(1793~94)頃 東京国立博物館蔵 前期:4/22~5/18
「姿見七人化粧」 喜多川歌麿筆 大判錦絵 寛政4~5年(1792~93)頃 東京国立博物館蔵 後期:5/20~6/15
『歌まくら』(部分) 喜多川歌麿画 横大判錦絵折帖 天明8年(1788) 個人蔵 前期:4/22~5/18(後期は別本を展示)
「当世踊子揃 鷺娘」 喜多川歌麿筆 大判錦絵 寛政5~6年(1793~94)頃 東京国立博物館蔵 前期:4/22~5/18
「青楼十二時 続 戌ノ刻」 喜多川歌麿筆 大判錦絵 寛政6年(1794)頃 東京国立博物館蔵 前期:4/22~5/18
「大坂新町東ノ扇屋 花扇太夫」 栄松斎長喜筆 大判錦絵 寛政期(1789~1801) 東京国立博物館蔵 後期:5/20~6/15
「雪中美人と下男」 栄松斎長喜筆 大判錦絵 寛政6年(1794)頃 東京国立博物館蔵 前期:4/22~5/18
重要文化財「市川鰕蔵の竹村定之進」 東洲斎写楽筆 大判錦絵 寛政6年(1794) 東京国立博物館蔵 後期:5/20~6/15
重要文化財「二代目瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木」 東洲斎写楽筆 大判錦絵 寛政6年(1794) 東京国立博物館蔵 前期:4/22~5/18
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

江戸時代の傑出した出版業者である蔦重こと蔦屋重三郎(1750〜97)は、喜多川歌麿、東洲斎写楽といった現代では世界的芸術家とみなされる浮世絵師を世に出したことで知られています。本展ではその蔦重の活動をつぶさにみつめながら、天明、寛政(1781~1801)期を中心に江戸の多彩な文化を紹介します。

蔦重は江戸の遊郭や歌舞伎を背景にしながら、狂歌の隆盛に合わせて、狂歌師や戯作者とも親交を深めるなど、武家や富裕な町民、人気役者、人気戯作者、人気絵師のネットワークを縦横無尽に広げて、さまざまな分野を結びつけながら、さながらメディアミックスによって、出版業界にさまざまな新機軸を打ち出します。

蔦重はその商才を活かして、コンテンツ・ビジネスを際限なく革新し続けました。そこに根差したものは徹底的なユーザー(消費者)の視点であり、人々が楽しむもの、面白いものを追い求めたバイタリティーにあるといえるでしょう。

この展覧会では、蔦屋重三郎を主人公とした2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)とも連携し、江戸の街の様相とともに、蔦重の出版活動をさまざまに紹介しながら、蔦重が江戸時代後期の出版文化の一翼を担っていただけでなく、彼が創出した価値観や芸術性がいかなるものであったかを体感ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年4月22日(火)~2025年6月15日(日)
  • ※会期中、一部展示作品の展示替えあり
会場 東京国立博物館 Google Map
展示室東京国立博物館 平成館
住所 東京都台東区上野公園13-9
時間
  • 9:30~17:00
    毎週金・土曜日、5月4日(日・祝)、5日(月・祝)は20:00まで
    (最終入場は閉館30分前まで)
休館日 月曜日、5月7日(水)
※ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館
観覧料 一般 2,100円(1,900円)
大学生 1,300円(1,100円)
高校生 900円(700円)
  • ※( )内は前売料金です
    前売販売期間:2025/2/13~4/21
    ※本展のチケットで当日に限り同時期開催の「浮世絵現代」(表慶館)と総合文化展 (平常展)も観覧できます
    ※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に学生証、障がい者手帳等を要提示
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://tsutaju2025.jp/
SNS

東京国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

東京国立博物館 東京国立博物館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

小型スーツケースに足を引かれた。

いいこと書けないので、いい気分の方は読まんといて下さい。

今回数少ない救いの一つは、細見美術館から来ていた「江戸風俗図鑑」。
入ってすぐの向かって左のケース位しかぐっとくるものなし・・・。

①入ってすぐにでかいリュックでどつかれる。その後何回もそんな感じ。
②ばあちゃんが引いてる小型スーツケース(キャリーケース)に足を引かれた。
③トーハク所蔵のものについては既視感のあるものが殆ど。
④混んでて本の鑑賞は無理。最善でも単眼鏡使用したりできる感じではなかった。
⑤解説が薄すぎる。特に狂歌なんて読み下しとか解説つけないで小さな本置いてあるだけで、素人にどうしろというんですか・・・。

①②について、でかい荷物の持ち込みを今すぐ禁止にしてください。ただでさえ暗いんですよ。これだけぶつかったり、引かれたりの事象を企画展の度に書いてるのにどこまで放置するんですか? 私以前にもこういうケガは発生してるし(大きいケガも含めて何回も聞いたことあるんですわ)、今後こういうのでケガした時に責任取れるんですかね?それとも自己責任と言い張るんですかね?自分で警察呼べってこと? あまりに無責任です。と声を大にして言いたい。

②についても以前からよく聞くし、よくある話で、もし高齢の方で「杖の代わりなので小型スーツケースがないと歩けない」と本人が訴えた場合は持ち込みも仕方ないと思いますが(私がバイトしていたところはその場合はお通ししていました)、それ以外は止めてくださいよ!!!!!スタスタ歩いてて全然そんな様子じゃありませんでしたよ。そもそもトーハクでまともに声掛けているのを見たことない。掛けてても「一応声掛けたから」という感じ。きちんと預けるようにしているこちらとしては腹が立つことこの上ありません。

③はよくあるけど、ここまで「あっちから持ってきただけ」なのも珍しいんじゃないでしょうか。正直何か事情があったんだろうか・・・と勘繰りたくなるレベルでした。

④は本当にひどい。さすがに絵を見れば何となく、というものじゃないでしょうから、歌の書き下し位はないと無理だってわかってるでしょう。だって中の人はプロですからねぇ。それでもないのよねぇ。全体でここまで内容薄いのは何があったんでしょうかねぇ・・・。

もちろん多くの皆様が作品をまともに見てませんでした。大河効果だという人もいそうですが… Read More

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karachanさん、ファイさん、Sukekiyo-Acckermanさん

4.0

『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』人気凄いです

テレビの影響って凄いですね。
いつもの3倍くらいのお客さんで賑わっていた感じです。
良く知った作品が多く、目新しい作品はありませんでしたが、第二会場のセットを使った展示はチョット楽しかったです。

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さいさん

4.0

混雑しすぎで残念

20250603
平日なのに大混雑だった。
浮世絵だと少し高い位置にあるので混雑の後方からも観られるが、本はダメ。
下に置かれているので全く見えず。
残念。
もっと早い時期に行くべきだったと反省することしきり。

4.0

大河は見てないので・・・

後半の後半は余分だったな、とも思いますが、浮世絵の作品数的にはちょうどよかったです。清長や英泉など常設でもおなじみの面々に馬琴や一九など、江戸後期の有名人の名前もでてきて、いろいろなつながりが見えてきたのは、今後の作品鑑賞の参考になることでしょう。

4.0

「べらぼう」知らずの身には・・・

テレビを見ないので、大河ドラマ「べらぼう」を知らず。
本展はNHKが主催で番組とがっつりコラボなのでしょう。
「べらぼう」知らずの身にて、その辺りは察しつつ、正直、どうもアウェー感に押されて遠慮がちな鑑賞気分でした。

写楽をたっぷり見れたのが良し。
実働10カ月の短い期間を1期~4期に区分し、プロモーション視点からの制作変遷を辿れて、おもしろい。

また、絵本の数々の素晴らしい出来栄えに感嘆します。
町民文化のすそ野の広がり、成熟を認識し、今や世界に誇る日本のコミック・カルチャーに通じる脈々たる歴史を感じます。

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morinousagisanさん

4.0

大河ドラマ・べらぼうを観てこその鑑賞

第1章は、蔦重が出版人としての活動を開始して黄表紙や洒落本を朋誠堂喜三二や恋川春町、山東京伝らと共にヒットさせていった歴史が実物の出版物を中心に紹介されています。
この展示内容の多くは、大河ドラマで観てきているからこそ、これらを生み出した背景、時代の雰囲気も感じることができて、興味深く観ることができました。
もし大河ドラマを観ていなかったら、表面的に眺めてスルーしていたに違いありません。今だからこそ成立する展示と鑑賞だな、と実感しました。

第2章、第3章では、喜多川歌麿などの有名な浮世絵師をプロデュースした時代の展示です。これも今大河ドラマで旬の歌麿に引き寄せられました。その繊細な線と色彩は、他の浮世絵師より頭ひとつ抜きんでています。女性の艶っぽさ、品、内面までも描き出したという描写。やっぱ天才だわ。これも大河ドラマの影響かな。

4.0

日本の出版物いっぱいの展示

面白いもの楽しいもの
娯楽というものはインテリジェンスだ
「一般常識」…みたいないい方しちゃうと印象悪いけど

不特定多数が共有できる手段が本であり出版物である

人々が楽しんだ、そして興味をひかせ好奇心を刺激してきた
無数の本たちがずらーっと並ぶさまは壮観だ

ドラマ「べらぼう」に登場する本はやはり人気で人が動かないのはちょっと困ったけど

それ以外にもこんな本があったのかあんな本があったのか
この本は展示されていないほかのページも観てみたい!
そうお思わせてくれるものがいっぱいあり中々に楽しい時間を過ごすことができた

単に出版物や浮世絵の展示というだけでなく
表現規制の名かどういった本を出してしのいできたかも垣間見え
こういったところは今も昔も変わらないなと強く感じさせる

庶民も楽しんだ知識と工夫をたっぷり浴びれる良い展示だった

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morinousagisanさん

3.0

浮世絵作品より吉原 日本橋の町並み

大門から入場すると 植え込みの桜がお出迎え

おぉ これがエレキテルかぁ

少し混んでいたので作品はさらっとしか見ませんでした
いつもすいている浮世絵コーナーでじっくりと見ているし

最後は江戸博のようなセット
花火が上がって 耕書堂もある

作品をもう少し見易い展示にできなかったものか
まぁこのチケットで 表慶館にも入れたし VR体験 新版画 親指のマリアも
観賞できたし 良しとしよう

トーハクさんには 企画展のシニア割を
切にお願いしたいです

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黒豆さん

3.0

べらぼうに大河ベッタリ

こんなに大河にドップリな展覧会とは思わなんだ。
今年は蔦重だし大河を見よう!と意気込んだものの3話で脱落。
もう45分間も見ていられないんです。

まぁ歌麿と写楽が多めに見られるのは嬉しい。
でも大体東博コレクションなのであまり特別感はなし。
質はともかく特別展のわりには量はそんなでもないかなぁと。
会場の4分の1を潰して大河セットにしているわけで、だったら写楽第一期をもっと見せて・・・
関西の展示に比べるとちょっと弱い感じが否めないです。

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Rikashさん、kage0512さん、karachanさん、morinousagisanさん

REPORT

実物を拝見しながら、蔦重のプロデュース力に圧倒され通し。

東京国立博物館の蔦屋重三郎展、静かでじっくり鑑賞できる金曜の夜間開館へ。
展示室に入る前、VRで超体験「大江戸の世界」を拝見。「吉原遊郭編」もしくは「日本橋編」を選択(体験時間3分)。遊郭編では、遊廓街で目の前を通り過ぎる花魁…readmore

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  • VIEW461
  • THANKS5
  • BY moca

4.0

蔦重のパワー

今年の大河ドラマは蔦屋重三郎が主人公とあっては、当然やるでしょという展覧会。大河ドラマ便乗というより、むしろドラマを全面に押し出していて潔く、古本の展示もドラマを見ている人には「あーあのときの本の実物ね」と、嬉しき事甚だし。アートとしては、有名な浮世絵がみられる。前期後期に分かれているのが惜しいが。この時代の町人文化と蔦屋重三郎の豊かな人脈と行動力を感じることができた。

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kage0512さん、黒豆さん、Rikashさん

4.0

『べらぼう』ファンのための展覧会

NHKが全面協力するんだろうと思っていたら、まさかの主催!『べらぼう』に出てきたものが多数出品されていて、ドラマの中に入り込んだような感覚で楽しめます。

撮影に使った大門を入口に設置して、一歩入っただけで吉原の住人になった気にさせる演出は楽しいですね。私は人の少ない時間帯に行ったので、大門を行ったり来たりしながら、瀬川の「おさらばえ」の場面を反芻していました(小芝風花さん推しです)。

展示されていてうれしかったのは『四季三遊里風俗図』。大門から見える位置にあったので、思わず駆け寄りました。これは昨年の大吉原展にも出品されていたもので、個人蔵だからどこで見られるか分からない作品。細い四幅対なので、頭の中で二幅対にしたり、左端を切り取ったり、いろいろ妄想が楽しめます。
『稲荷詣図』もいいですね。小ぎれいなお婆さんが描かれた作品は珍しいので、その点だけでも見る価値があります。二作品とも作者は歌川豊春。これから追いかけてみようかと思います。
再現された江戸の街も、店舗あり、写真あり、花火ありで楽しいです。

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4.0

大河ドラマ視聴がさらに楽しくなります

圧巻の展示数。ドラマで観た作品を間近で観賞出来ます。浮世絵好きにはたまらない内容です❗️今回は展覧会の性質上、江戸期の版本、館蔵の浮世絵中心の展示ですから、お金がかからない分、展覧会場のセットにふんだんにお金が注ぎ込まれ、江戸の町並み、新吉原の見応えあるセット、大河ドラマ使用小道具の展示も充実し、かなり楽しめました。常設展の浮世絵、絵画も「蔦屋と同時代の絵師たち」の特集が組まれているので時間に余裕を持って行く事をおすすめします。

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kage0512さん、Rikashさん、ns6121さん、morinousagisanさん
  • 4
  • BY TK

5.0

大河ドラマとがっつりコラボ

展示室に入ると、桜の木に赤い灯篭!
大河ドラマのセットだそうで、第2会場も耕書堂のセット、日本橋のCG、衣装のデザイン画や小道具の展示などなどが並び、江戸の町にタイムスリップ。

展示物もエレキテルの本物?や、吉原細見、金々先生栄華花夢、などドラマに出てきたものがたくさん。
あっち見てもこっちみても蔦屋の印あり、で、マルチな才能に驚かされましたし、東博所蔵率が高くてこういう資料も持っているのかと感心。
注目はペンネームで、洒落や洒脱なのでしょうが、笑えるペンネームだらけでした。

写楽、歌麿の代表作は第二会場の最後に展示。ミュージアムショップによって、1階で歴史探偵のVRを体験し、たっぷり3時間。

毎週、欠かさず大河ドラマを見てるので、楽しい企画展でした。

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出展作品・関連画像IMAGES

重要文化財「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」 東洲斎写楽筆 大判錦絵 寛政6年(1794) 東京国立博物館蔵 前期:4/22~5/18

「雛形若菜初模様 丁字屋内ひな鶴」 礒田湖龍斎筆 大判錦絵 安永4年(1775)頃 東京国立博物館蔵 前期:4/22~5/18

『青楼美人合姿鏡』 北尾重政・勝川春章画 彩色摺大本 安永5年(1776) 東京国立博物館蔵 通期展示
※会期中、頁替えを行います

『箱入娘面屋人魚』 山東京伝作 墨摺小本 寛政3年(1791) 東京国立博物館蔵 通期展示
※会期中、頁替えを行います

重要文化財「エレキテル」 平賀源内作 江戸時代・18世紀 郵政博物館蔵 前期:4/22~5/18(後期は複製を展示)

「遊女と燕図」 勝川春章筆 絹本着色 天明期(1781~89) 東京国立博物館蔵 通期展示

『画本虫撰』 宿屋飯盛撰/喜多川歌麿画 彩色摺大本 天明8年(1788) 千葉市美術館蔵 前期:4/22~5/18(後期は別本を展示)

『古今狂歌袋』 宿屋飯盛撰/北尾政演(山東京伝)画 彩色摺大本 天明7年(1787) 東京国立博物館蔵 後期:5/20~6/15

「婦女人相十品 ポッピンを吹く娘」 喜多川歌麿筆 大判錦絵 寛政4~5年(1792~93)頃 東京国立博物館蔵 前期:4/22~5/18

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