没後50年 福田平八郎

大阪中之島美術館

  • 開催期間:2024年3月9日(土)~2024年5月6日(月・振)
  • クリップ数:49 件
  • 感想・評価:7 件
没後50年 福田平八郎 大阪中之島美術館-1
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福田平八郎《漣》 重要文化財 昭和7年(1932)大阪中之島美術館
福田平八郎《犬児》大正3年(1914)京都国立近代美術館
福田平八郎《安石榴》大正9年(1920)大分県立美術館
福田平八郎《游鯉》大正10年(1921)
福田平八郎《朝顔》大正15年(1926)大分県立美術館
福田平八郎《花菖蒲》昭和9年(1934)京都国立近代美術館
福田平八郎《竹》昭和17年(1942)京都国立近代美術館
福田平八郎《雲》昭和25年(1950)大分県立美術館
福田平八郎《雨》昭和28年(1953)東京国立近代美術館
福田平八郎《花の習作》昭和36年(1961)京都国立近代美術館
福田平八郎《游鮎》昭和40年(1965)大分県立美術館
福田平八郎《素描(うす氷)》昭和24年(1949)大分県立美術館
福田平八郎《素描(柿紅葉)》昭和24年(1949)大分県立美術館
福田平八郎《素描(紙テープ)》昭和30-40年代 大分県立美術館
没後50年 福田平八郎 大阪中之島美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

大分市に生まれた福田平八郎(1892~1974)は、18歳のとき京都に出て絵を学びました。自然を隅から隅まで観察した写実的な作品で評価を得たのち、昭和7年(1932)に《漣》(重要文化財、大阪中之島美術館蔵)を発表し、その大胆な挑戦で人々を驚倒させました。その後も《竹》(京都国立近代美術館蔵)や《雨》(東京国立近代美術館蔵)など、色や形、視点や構成に趣向を凝らした作品を制作し「写実に基づく装飾画」という新しい時代の芸術を確立しました。

大阪の美術館では初、関西でも17年ぶりの回顧展となる本展は、代表作や所蔵館以外では初公開となる《雲》(大分県立美術館蔵)など、初期から晩年までの優品約120件を展示しその魅力に迫ります。また「写生狂」を自称した画家の瑞々しい感動やユニークな目線を伝えるスケッチ類も紹介して名作誕生の背景を探ります。

見るものに今も新鮮な驚きを与え、自然美への共感を誘う平八郎の明るい世界にどうぞご期待ください。

◆《漣》(重要文化財)展示に関するお知らせ
【4月9日(火)ー4月23日(火)の期間、作品保護のため《漣》(重要文化財)の展示を一時休止します。
4月24日(水)から展示を再開し、その後5月6日(月・休)の閉幕まで展示します。】

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年3月9日(土)~2024年5月6日(月・振)
  • ※会期中に展示替えがあります
    前期:3月9日(土) – 4月7日(日)
    後期:4月9日(火) – 5月6日(月・休)
会場 大阪中之島美術館 Google Map
展示室4 階展示室
住所 大阪府大阪市北区中之島4-3-1
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
※ただし4月1日、4月15日、4月22日、4月29日、5月6日は開館
観覧料 一般 1,800円(前売・団体 1600円)
高大生 1,000円(前売・団体 800円)
中学生以下 無料
大阪中之島美術館メンバーシップ会員の無料鑑賞/会員割引対象
  • ※20名以上の団体鑑賞を希望の場合は事前に美術館の公式サイトよりご確認ください
    ※学校団体の場合は来場の4週間前までに美術館の公式サイトの学校団体見学のご案内からお申込みください
    ※障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は当日料金の半額(要証明)。来館当日、2階のチケットカウンターにてお申し出ください(事前予約不要)
    ※一般以外の料金で利用の方は証明できるものを当日要提示
    ※本展は大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です
TEL大阪市総合コールセンター 06-4301-7285(受付時間:8:00〜21:00 年中無休)
URLhttps://nakka-art.jp/exhibition-post/fukudaheihachiro-2023/

大阪中之島美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

大阪中之島美術館 大阪中之島美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

平八郎の視線

 再訪。今回は時間をかけて展示を見て回ることができた。
 写実は西洋で生まれたものだけれど、鳥の羽のグラデーションや羊の毛の質感、水底に沈む魚などは、日本の画材のほうがリアルに捉えられているような気がした。
 柿は広告のようなきれいなの、美味しそうなのじゃなくて白い粉を吹いており、また葉っぱは穴が空いていたり変色したりしていて、そこに全てのモノをフラットに見つめる神様のような福田の視線を感じた。私のような人間も見てもらえているような気がし、私は福田から見たらどんな葉っぱなんだろうと思った。
 前回「漣」が飾ってあった場所には複製が掲げられており、再見できなかったのは残念だったが、入場者には「漣」が復活した後で使える割引券が配布され、心遣いを感じた。見られなかった分、「漣」があしらわれたグッズを買いまくった。また「漣」に巡り会えるといいなと思った。人はいつか死ぬけれども、絵画は守っていけば生きているうちにまた会うことができる。
 心が満たされる充実した展覧会だった。

THANKS!をクリックしたユーザー
goliathさん、eiroh613さん、Audreyさん

5.0

遠路はるばる行って良かった!

東京駅から新幹線で日帰り弾丸ツアーを敢行しました。目的はただ一つ、大好きな福田平八郎展。開催前から作品の入れ替え内容を確認し、スケジュール調整をし、新幹線の予約をし万全の態勢を整えていたのに、『漣』が作品保護のために展示中断とのニュース。マジか!イヤでも平八郎は漣だけじゃないし、漣は過去何度か見ているので今回は仕方ない。予定通り大阪まで行きましたが、やはり行って良かったです。
今回は大分県立美術館所蔵の作品が多く、今まで見たことのないものを沢山見ることが出来ました。特に下絵やスケッチは画家の素が垣間見えて大変興味深く、面白かったです。
大好きな『雨』も久しぶりに目にしました。降り出した雨の匂いや瓦に当たる雨粒の音も感じられる唯一無二の作品と思います。平八郎サイコー!心の栄養補給が出来ました。またしばらく頑張れます。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、uchikoさん、アバウトさん、Sukekiyo-Acckermanさん

4.0

私的な新発見

デザイン性が高く現代的。
初期からそういう画風ではなかったが、次第に簡略化されていく。
私が好きな、寒色系の色が多かったからというのも福田平八郎に
惹かれた理由の一つかもしれない。
尾形光琳の影響を受けていそうなことも、理由の一つ。
1892年から1974年に生きた画家なので
近代の日本人アーティストなのだけれど、
またこういった画家を知ることができて嬉しい発見。
またどこの展示で出会えるかなあ

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

REPORT

知らない画家。その画風の変遷を知る。

去年ぐらいから中之島美術館で告知チラシが配布されていた福田平八郎。
初めて知った画家です。
むしろ「へぇ、奉行でありながら絵も描くなんて渡辺崋山みたい」なんてわけのわからないことをつぶやいていました(奉行は大塩平八郎ですね)
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THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、Sunriseさん、uchikoさん、アバウトさん、wakuwaku2024さん
  • VIEW223
  • THANKS5
  • BY 夢司

4.0

インパクト!

インパクトがすごい。存在感が抜群。単純かと思いきや、すごく繊細に出来ていて思わず見入ってしまいます。やっぱり「漣」はすごい。本当の水面を見ているような気持ちになります。個人的には署名が太くしっかりする前あたりまでが好きです。しっかりするとちょっと飛んでいってるような気がしないでもない(笑)

REPORT

芸術家の眼力

 用事の開始時間を30分間違えて目的地に早く着きすぎたため、時間を潰そうと来る時に前を通った大阪中之島美術館へ入った。美術館ではモネ展と福田平八郎展が同時開催されていた。折角ノーマークで入ったので、それを貫き通そうと思い、全…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、satorumoriichiさん、yorikodayoriさん、wakuwaku2024さん

REPORT

写生を基本にした装飾画

京近美所蔵の「花の習作」や雨が降り始めて瓦にポツポツと落ち始めた瞬間を描いた東近美所蔵の「雨」を見る機会があり、この日本画家は「トリミング」の人なのかと思い込むようになっていました。

2007年に京国美で開催された平八郎の展覧…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
黒豆さん、uchikoさん、komagatayaさん、さいさん、karachanさん、他2人

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福田平八郎《漣》 重要文化財 昭和7年(1932)大阪中之島美術館

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福田平八郎《安石榴》大正9年(1920)大分県立美術館

福田平八郎《游鯉》大正10年(1921)

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