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不可視なものと視覚芸術
国境や国家というのはかくも危ういものなのか…本展が紹介するポーランドが歩んできた歴史に限らずとも、現在でもそれは目下の問題であり続けている。一方、ポーランドも国家消滅の憂き目にあ… Read More
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西洋美術やデザインの展覧会がとくに好きです。博物展にも興味があります。
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国境や国家というのはかくも危ういものなのか…本展が紹介するポーランドが歩んできた歴史に限らずとも、現在でもそれは目下の問題であり続けている。一方、ポーランドも国家消滅の憂き目にあ… Read More
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本展はヴェネツィアの鳥観図から始まり、巨匠カナレットの景観画を主軸として水の都への芸術家たちのまなざしを辿っていく。カナレットの描くヴェネツィアの風景は、見えないはずの建造物な… Read More
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竹久夢二の作品はしばしば目にしていたものの、彼自身の来歴や作品にじっくり触れる機会はそれほどなく、夢二展を銘打った展覧会は今回が初めて。本展ではまず、竹久夢二の作品に対して、印… Read More
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この度はじめて見知ることとなった吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマンという二人の作家。現代的なシンプルさがホワイトキューブによく映える。
吉川静子の平面・立体作品は、その多… Read More
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圧倒的な作品数と入場者数であまりじっくり鑑賞できなかったのが残念だったが、保存状態のたいへん良好な浮世絵がこれほど集結しているのは、なんとも贅沢な空間だ。
歌川国芳による躍動感あ… Read More
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暗めの展示室に同化しつつ、どっしりとした存在感を漂わせる黒田辰秋による家具。洗練された対称性や幾何学的な造形性の妙はたしかに際立っているのだが、深い赤色を湛える黒田の漆木工芸に… Read More
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東西を結ぶシルクロードが、交易だけでなく文化交流の要としてどのような役割を果たしてきたのか。大陸から隔てられた日本にもその影響が及んでいることを思えば、その壮大さと歴史的浪漫に… Read More
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つい先ごろ兵庫県立美術館でも「女性」をテーマにしたコレクション展が開催されていた。鑑賞は叶わなかったが東京国立近代美術館では映像表現に焦点を当てたフェミニズム展もあった。今回、… Read More
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「線」は恣意的な区切りとして機能することで、なにかを浮き彫りにする。無の空間にもうひとつの空間、あるいは何らかの本体をも生み出す力がある。本展でとくにわかりやすい線表現は「物語… Read More
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阪神淡路大震災から30年。美術が災害をどのように語ることができるのか。わたしたちが、それをどのように受け止めることができるのか。難解さを孕んだ現代美術特有の表現が、単なる災害の記… Read More