展覧会の感想・評価一覧

【特別展】 HAPPYな日本美術 ―伊藤若冲から横山大観、川端龍子へ―

4.0

新春の幕開けに

新春ということで、HAPPYをテーマに、松竹梅、富士山、七福神などをモチーフとする作品が並ぶ。
作品はおなじみの山種のコレクションが中心だが、個人蔵の伊藤若冲もののほか、安田靫彦の《… Read More

さくらももこ展

さくらももこ展

森アーツセンターギャラリー|東京都

会期:

4.0

懐かしさ満載のさくらももこワールド

さくらももこの描く世界は、子供のこころを子供が感じたままに描かれていて、とても懐かしい。その足取りを辿りながら、生涯、描き、そして書いた膨大な作品の、原画や肉筆原稿が多数展示さ… Read More

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morinousagisanさん
黄土水とその時代 — 台湾初の洋風彫刻家と20世紀初頭の東京美術学校

4.0

ヴィーナス、台湾美術の誕生

日本統治時代に台湾から東京美術学校(現東京藝大)に入学して高村光雲の下に学んだ黄土水。帝展にも何度か入選し、皇室献上品も制作するなど、日台で活躍した。その作品が並ぶ。
何と言って… Read More

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ファイさん
フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線

4.0

筆遣い、息遣いを感じる

ロートレックといえば、何といってもパリの歓楽街や俳優を描いた哀歓溢れるポスター。
その意味で、今回の素描中心の展覧会はちょっと地味かなと思って観に来たら、大間違いでした。素描だか… Read More

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takehikoさん
三島喜美代―未来への記憶

三島喜美代―未来への記憶

練馬区立美術館|東京都

会期:

4.0

チャーミングな人と作品

2021年に森美術館で開催された「アナザーエナジー展」でトリを飾っていたとき以来の対面である。
初期の油彩画やコラージュ、シルクスクリーン作品から、印刷物を転写した陶の作品、溶融スラ… Read More

茶の湯の美学 ―利休・織部・遠州の茶道具―

4.0

思いを馳せる

桃山から江戸初期の3人の名茶人の美意識を探る。千利休のわび・さびの美では、何といっても長次郎の《黒楽茶碗 銘俊寛》。平家物語の俊寛にちなんだ命銘というが、名の通り孤高を感じられる… Read More

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morinousagisanさん、karachanさん
ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか? ─国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ

3.0

問の答えは 現代アートとは

展覧会の長いタイトルからは少し分かりにくいが、西美がアーティストたちに対してインスパイアしてきたのか、どうインスパイアするのかを問うという企画。この展覧会のために西美を見て作成… Read More

宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO

4.0

稀代の絵師

宇野亞喜良といえば、ちょっとビアズリーを思い起こさせるような(違うかな?)イラストという印象があったが、全くそれにとどまらない。初期から最新作まで、時代ごとに様々な作風を見せる… Read More

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ココアさん
生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真

4.0

時代の息吹を感じる、しかし静謐な写真

写真家・安井仲治の仕事が年代順に展示されている。安井は、写真の可能性を探り、様々な技法にも取り組んだというが、写真を独自の表現方法として、イメージを追究したことがよくわかる。
安… Read More

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morinousagisanさん、アバウトさん、eiroh613さん

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