4.0
3人の自画像が圧巻
特に印象に残ったのは、やはり中村彝、佐伯祐三、松本竣介の3人です。
いずれも30代で夭折しています。まさに時代と共に新宿という街を駆け抜けた風のような存在です。そして3人の自画像が展示されていますが、その存在感が凄いんです。
中村彝は死を目前にしてドクロを持った自分を描いています。
佐伯祐三の自画像は、顔の表情を消し去っているのが独特です。
松本竣介の自画像は、大きな作品でほぼ等身大に自身を描いています。戦争に飲み込まれる時代や社会をじっと見据えているかのような表情で、足を踏ん張って立つ姿が強烈です。思わずこの絵の前で立ち尽くしてしまいました。そして佐伯祐三の自画像と、タイトルも構図も似ていて、明らかに松本竣介は先輩の佐伯祐三を意識して描いているように思えます。
平日に行きましたが、思ったより人が多く入っていて混雑していました。










