4.0
おいどんの見た夢の世界
少女漫画から男おいどん、そして銀河鉄道999、宇宙戦艦ヤマト。松本零士の歩みと魅力を辿る、まさに創作の旅路。懐かしさも満載。
でもやっぱり男おいどんではないか。すべてはおいどんが見た夢の世界なのではなかろうか。
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国319の美術館・博物館と627の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
松本零士は、代表作である『銀河鉄道 999』『宇宙海賊キャプテンハーロック』をはじめとする数々の名作を生み出しました。こうした作品の数々は、世代・国境を越えて現在も多くの人に愛されています。
1938年に福岡県で生まれ、戦時下の少年時代から夜空を見上げるのが好きだった松本零士は、宇宙を舞台に未来のテクノロジーと壮大なファンタジーが融合したスペースオペラに、平和への願いと未来への希望を込めました。永遠の命に憧れ、機械の体を手に入れる旅に出た鉄郎と、共に銀河鉄道999で旅する、黒衣と長い金髪が印象的な謎の美女メーテル。松本零士が生み出した数多くの魅力的な登場人物たちは、大宇宙の終わりなき「時の輪」を旅します。そこには、いつも生きることの尊さ、命の大切さが描かれていました。
本展は、初期作品を含む300点以上の原画、初公開の資料や貴重な思い出の品々を通して、マンガとアニメというふたつのフィールドで独自の世界観を表現し続けた松本零士のアーティストとしての技術と力、70年を超える創作活動で未来に託したメッセージを読み解きます。
星々が夜空に輝く東京シティビューの美しい夜景に時の輪を重ねて、私たちも冒険の旅に出かけてみましょう。
| 会期 | 2025年6月20日(金)~2025年9月7日(日) |
|---|---|
| 会場 |
六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
|
| 住所 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階 |
| 時間 | 10:00~21:00 (最終入場時間 20:00) |
| 観覧料 | ◆オンラインチケット ※日時指定制 一般 2,200円 高校・大学生 1,600円 4歳~中学生 1,000円 65歳以上 1,900円 ◆当日窓口チケット ※日時指定制 一般 2,400円 高校・大学生 1,700円 4歳~中学生 1,100円 65歳以上 2,100円
|
| TEL | 03-6406-6652 |
| URL | https://leiji-m-exh.jp/ |
| SNS |
4.0
少女漫画から男おいどん、そして銀河鉄道999、宇宙戦艦ヤマト。松本零士の歩みと魅力を辿る、まさに創作の旅路。懐かしさも満載。
でもやっぱり男おいどんではないか。すべてはおいどんが見た夢の世界なのではなかろうか。
4.0
銀河鉄道999の50周年を記念した松本零士の回顧展。
中学生で漫画を描き始めてから男おいどんで人気作家のなり、銀河鉄道999の大ヒットに至るまでの膨大な原画を元に、その創作の原点を探る構成となっている。
CGもスクリーントーンもない時代、全てを手描きで書いた原画から発せられる圧が凄い。零ニメーターの起源や女性像が少女漫画の経験から来ていることを初めて知った。
久しぶりに松本零士作品を読みたくなった。
5.0
思いのほかレアな本当に初期の作品から網羅してるので驚く
少女漫画で活動してた頃の作品はともかく文具用カットはさすがに知らなかった
(言われると確かに松本零士のタッチなんだよなあ)
「これが主人公ロボが1カットしか出てこないと評判のダンガードAか!」
「999エターナル編雑誌休刊後追いかけてなかったけど、作者本人が出てきてたのか」
…とか意地悪なオタク的な見方をついしてしまうが
やはり生原稿は良いものだ
この展示は良くない
こんなのみたら単行本全部買いたくなっちゃうじゃないか
とても良くない(笑)。かなり危なかった
作家の足跡を原稿で追う。読者にはうれしい企画展だ
3.0
入場してすぐに展示されている999の模型と一緒に写真撮影できるのがいいですね。プラットホームにも立つことが出来ます。
車掌さんも出迎えてくれます。
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都港区で開催中の展覧会
「松本零士展 創作の旅路」キービジュアル
©松本零士/零時社
『虫の世界探険記』未発表 1952年
©松本零士/零時社
『男おいどん』「週刊少年マガジン」1971年9月26日号/No.40 (講談社)
©松本零士/零時社
『戦場まんがシリーズ/スタンレーの魔女』「週刊少年サンデー」1973年11月11日号/No.47(小学館)
©松本零士/零時社
『宇宙戦艦ヤマト』「冒険王」1975年1月号(秋田書店)
©松本零士/零時社
『銀河鉄道 999』「週刊少年キング」1977年1月24日・31日合併号/No.5・6(少年画報社)
©松本零士/零時社
『宇宙海賊キャプテンハーロック』「プレイコミック」1977年4月14日号(秋田書店)
©松本零士/零時社
『セクサロイド』「漫画ゴラク dokuhon」1970年6月30日号(日本文芸社)
©松本零士/零時社
『銀河鉄道 999』「週刊少年キング」1978年4月24日号/No.18(少年画報社)
©松本零士/零時社