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人の手技によるという驚きと感動 感覚の混乱
「超絶技巧」シリーズ第3弾ということだが、初めての鑑賞。宮川香山の《褐釉蟹貼付台鉢》のようなものを想像していたが、それ以上だった。会場入ってすぐの福田亨《吸水》。一切色付けしてい… Read More
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「超絶技巧」シリーズ第3弾ということだが、初めての鑑賞。宮川香山の《褐釉蟹貼付台鉢》のようなものを想像していたが、それ以上だった。会場入ってすぐの福田亨《吸水》。一切色付けしてい… Read More
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2年前の東京国立近代美術館「あやしい絵展」で、忘れ難い印象を受けた楠音。今回の全貌展では、まず前半の画業で、あやしいデカダンスに満ちた作品を堪能する。この生々しい妖艶さ。後半は携… Read More
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藝大生の卒業制作のうち選ばれたものだけあって、充実している。
「巨匠たちの学生制作」では、若々しさを感じるが、既にのちの巨匠の片鱗(全鱗?)を見せている。
買上制作ではないが、油… Read More
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「ぜんぶ重要文化財」ということで、教科書等でおなじみの作品が一堂に集められており、見ごたえがある貴重な機会。重文指定の「秘密」の解説も楽しい。
ただ、展示数は多くない。展示替えの… Read More
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日本画といえば京都画壇と江戸画壇。大阪の日本画とはどういうものだろうか。島成園や木谷千種は知っているけれど、などと思いながら来てみると、新鮮な驚き。京都や江戸と違う、商人の街大… Read More
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短い生涯を駆け抜けたシーレ。クリムトに見い出され、また、クリムトと対比されることが多いシーレ。作品は、そこから動けなくなるほど強烈。
シーレ中心の展覧会は30年ぶりだという。ただ、… Read More
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歌川国芳の弟子の落合芳幾と月岡芳年。幕末には共作もしたが、明治維新に入るとそれぞれの道を歩むようになる。国芳は、芳幾は器用だが覇気がなく、芳年は覇気に富むが不器用と評したという… Read More
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短い生涯を、描いて描いて駆け抜けた佐伯祐三。その全容がわかる。
初期の自画像。顔の部分を削ったのは自画像との決別か。最初のパリの風景(壁のパリ)。帰国してからの下落合風景と大阪の… Read More
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ピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティの4人の作品にコレクションを集中したベルクグリューン。その眼の確かさを感じさせる、質の高い作品が並ぶ。
半数を占めるピカソは、ほぼ全時代を… Read More
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長谷川等伯や子・長谷川久蔵の国宝の障壁画がずらりと並ぶ第2章は、まさに壮麗。椅子に座り、暫し空間を堪能する。
等伯晩年の「十六羅漢図屏風」も、新たな一面を見せてくれる。
土田麦僊や… Read More