【特別展】LOVE いとおしい…っ!
-鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛-

山種美術館

  • 開催期間:2025年12月6日(土)~2026年2月15日(日)
  • クリップ数:33 件
  • 感想・評価:8 件
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鏑木清方《薄雪》1917(大正6)年 絹本・彩色 福富太郎コレクション資料室
©Kiyoo Nemoto 2025/JAA2500120
池田輝方《お夏狂乱》1914(大正3)年 絹本・彩色 福富太郎コレクション資料室
北野恒富《道行》1913(大正2)年頃 絹本・彩色 福富太郎コレクション資料室
小林古径《清姫》のうち「寝所」 1930(昭和5)年 紙本・彩色 山種美術館
速水御舟《桃花》1923(大正12)年 紙本金地・彩色 山種美術館
小茂田青樹《愛児座像》1931(昭和6)年 紙本・彩色 山種美術館
川合玉堂《観世大士》1946(昭和21)年頃 紙本・墨画 山種美術館
小山硬《天草(洗礼)》1972(昭和47)年 紙本・彩色 山種美術館
奥村土牛《浄心》1957(昭和32)年 紙本・彩色 山種美術館
小倉遊亀《憶昔》1968(昭和43)年 紙本銀地・彩色 山種美術館
川合玉堂《鵜飼》1895(明治28)年 絹本・彩色 山種美術館
奥村土牛《兎》1947(昭和22)年頃 絹本・彩色 山種美術館
小針あすか《珊瑚の風》2023(令和5)年 紙本・彩色 山種美術館
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

私たちの身の回りには、さまざまな愛の形があります。恋人同士の燃え上がるような愛、親子や夫婦など家族への愛、生まれ育った故郷への愛、身近な動物への慈しみの愛。また、最近よく耳にする「推し活」も、一つの愛の形といえるでしょう。この冬、山種美術館ではLOVEをテーマにした日本の近代・現代絵画を中心に取り上げ、紹介する特別展を開催します。

芸術のモティーフになった愛といえば、一番に思い浮かぶのが恋愛です。鏑木清方は近松門左衛門作の浄瑠璃本『冥土の飛脚』に取材し、名品《薄雪》(福富太郎コレクション資料室)で、悲恋の物語を格調高く表しました。また、家族愛の視点では、愛娘の初節句を祝い描かれた速水御舟《桃花》をはじめ、親子の愛情にあふれる優品が注目されます。

郷土愛の感じられる作品では、川﨑小虎が故郷を夢見る子どもの姿を《ふるさとの夢》に表しました。さらに、「目が楽しいから生きものを描くのが好き」と述べた奥村土牛の《兎》など、画家ならではの動物愛が表現された作品も数多く紹介します。

冬はクリスマスやお正月、バレンタインデーなどで、親しい人、大切な存在に接する機会もあることでしょう。一年で最も愛が身近となるこの季節に、画家たちが多彩に描いたLOVEの名品をお楽しみください。

※本文中の所蔵表記のない作品はすべて山種美術館蔵

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年12月6日(土)~2026年2月15日(日)
会場 山種美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区広尾3-12-36
時間 10:00~17:00
休館日 月曜日、1月13日(火)、年末年始 12月29日(月)~1月2日(金)
※1月12日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,400円(1200円)
大学生・高校生 500円【冬の学割】
中学生以下 無料 ※付添者の同伴が必要です
  • ※障がい者手帳、被爆者健康手帳を提示の方、およびその介助者(1名)
    一般1,200円(1,000円)
    ※( )内は前売料金
    ※きもの特典:きもので来館の方は、一般200円引きの料金となります
    ※複数の割引・特典の併用はできません
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.yamatane-museum.jp/

山種美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

山種美術館 山種美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

日本画が描く、愛の深淵と癒し

LOVE(愛)とひと言で言っても、そのかたちは実にさまざまです。
男女の愛だけでなく、家族への愛、動物への愛、敬愛する人への想い、そして故郷を思う心まで――本展は、その幅広い「愛」の表情を静かに、そして鮮やかに見せてくれます。

とりわけ強烈な印象を残すのが、男女の愛を描いた作品群です。
鏑木清方《薄雪》、北野恒富《道行》、池田輝方《お夏狂乱》――これら福富太郎コレクションの3点はいずれも、悲劇的な男女の愛を主題とした大作。鑑賞しているうちに、心の奥底をえぐられるような感覚にとらわれます。
そこへ畳みかけるように現れるのが、道成寺伝説の安珍・清姫を描いた小林古径《清姫》の連作8点。情念、執着、哀しみが連なり、ここで完全にノックダウン。
男女の愛は、どうしても深く、濃く、そして重たいものとして描かれてしまうのだと痛感させられます。

その一方で、家族や動物など、別のかたちの「愛」を描いた作品たちは、驚くほどやさしく、観る者を癒してくれます。思わず頬が緩み、心がほっとほどけるような感覚。

この“重たい愛”と“やさしい愛”の振れ幅、その落差こそが、本展の最大の魅力なのかもしれません。

4.0

今更ですが、「愛」ってのは実に深いですね。

季節や人物や花などのテーマはよくありますが、また画家でまとめた展示も良くあるのですが、今展は、少し変わっていました。多様な「愛」をテーマに、近代から現代にかけての日本画家たちが描き出した珠玉の作品約60点(一点小出楢重の「子供立像」は洋画ですが)、が展覧されていました。今展テーマの「愛」は、男女の恋愛の情だけでなく、子供や肉親家族や、動物、草花、神仏、はももちろん、自然や土地(故郷)への想いもある意味「愛」なのですね。よって画家や年代別ではなく様々な「愛」のパターンで章振りされていました。ごく一部には首を傾げたくなる「愛」もありはしましたが、全体、なるほどと、楽しませて頂きました。この寒い季節に、また年末のあわただしい時期に、心がほんのりHotになれる展覧会でした。特に見どころは福富太郎コレクションの名品、鏑木清方《薄雪》、北野恒富《道行》、池田輝方《お夏狂乱》。いずれも悲しいラブストーリーに基づく「愛」模様ですが、作品から今もにじみ出て来るかのようで胸に刺さります。小林古径の「小督」もやまと絵のシンプルな描写でありながら、ストーリーの情感が伝わって来ますね。小督が弾く微かな琴の音「想夫恋」も聞こえた気がしてしまいました(雅楽での「想夫恋」しか聞いたことはないのですが)。余談ですが、物語や能歌舞伎などの芝居の場面や歴史画など、絵画に描かれたシーンのことを、日本のものごとはまだ分かるものも多いのですが、西洋のものは、西洋史上の事件に、なかなか触れる機会の少ない、聖書やギリシャ神話や、バレーやオペラなど、バックグラウンドの知識不足をかなり感じてしまいます。時々悲しくなります。
動物テーマや植物テーマは多いですが、2026は無理でしょうが、いつか春に「子ども」テーマも見てみたいですね。

4.0

年の初めに相応しい

LOVE、愛をテーマにした展覧会。といってもそこで表現される愛は広範で、大上段に振りかぶることもなく、身近な感情で表わされたものばかり。
展示室ではまず速水御舟の《桃花》に目が留まる。娘の初節句のお祝いで描いたという小品ながら、楚々とした美しさに、娘への愛が深く感じられ、これを見るだけで展覧会に足を運んだ甲斐がある。また、小林古径の《清姫》連作。安珍・清姫の感情の流れが最後の《入相桜》で見事に昇華するようだ。小山硬の《天草》は存在感この上ない。最後の麻田鷹司の《八瀬雪景》の凛とした美しさ。もちろん奥村土牛や鏑木清方、川合玉堂のよさは言うまでもない。
穏やかな感情に包まれる。年の初めに相応しい。やはり新年は山種美術館がいい。

4.0

いろいろなLOVE

福富太郎コレクション目当てでしたが、楽しかった!

池田輝方「お夏狂乱」、北野恒富「道行」、鏑木清方「薄雪」を見て、ソファーで一休み。正面に「薄雪」、振り返ると「道行」という贅沢さ。小林古径の「小督」と「清姫」は、同じ人が描いたのかと思うほど、画風が異なります。

メインは福富太郎コレクションの並ぶ「恋愛」でしょうが、他のコーナーも見どころ満載でした。
お澄まし気味の猫、モフモフの兎、可愛い雛たち。
すっとした水仙が咲き誇る庭、春を感じる桃の花。
故人への追悼を感じる仏画や蓮の花。
山種美術館所蔵率が高く、デジャブ感はありましたが、作品の裏側を知ると新鮮な目でみ見ることができました。

THANKS!をクリックしたユーザー
towatowaさん

5.0

たしかにLOVE。私もLOVE。

202581219
大好きな「清姫」すべて、そして福富コレクションも。
とても見応えたっぷりの数々に今年最後の逸品ぞろい。
平日なのに混んでて、週末でなくってよかった。
青年も山樽さん、楽しみにしています。

3.0

日本画の「LOVE」が広義で繰り広げられていた。

LOVE…といってもかなり広義のものだった。
その中でも私としては悲恋モノが心掴まれた。
池田輝方《お夏狂乱》北野恒富《道行》鏑木清方《薄雪》はすべて福富太郎コレクションだったけど最高!悲劇の匂いがガラス越しからでも香ってくる。
小林古径《清姫》のシリーズもさすが!情念が淡々とした筆致なのに伝わる。
奥村土牛の動物たちに注ぐまなざしは優しく、安心して観てられる。
でも、「動物」はともかく、「師匠」とか「神仏」「故郷」にまで拡げてしまうと、もうなんでもあり。それを「LOVE」でまとめてしまうのは欲張りすぎな気がした。
恋愛物語モノ、子供モノは、もっと山種美術館ならお持ちだろうから、その辺に凝縮して欲しかった。

12月11日(木)11時入館。混雑無し。
小林古径《清姫》のうち「日高川」のみ携帯・タブレットでの撮影可。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、エイミーさん、towatowaさん

3.0

『道行』を見ながら、再構成を試みる

福富コレクションを目的に行ってきました。
北野恒富の『道行』と鏑木清方の『薄雪』が向かい合い、その間にソファが置かれていたので、座りながらいつもとは違う角度から眺めることができました。

特に『道行』は余白が大きい作品なので、ただ見るだけでなく、描かれたパーツを動かしたらどんな感じになるか、頭の中で再構成してみました。
右隻の薄墨の鴉がなかったら、左隻の鴉の首がもっと短かったら、女性の着物の裾があんなに波打ってなかったら、恒富のサインがもっと小さかったら、一双ではなく一隻の屛風だったら…。
妄想が膨らむ楽しい時間でした。

以前にも見たことのある子どもの絵、可愛いなぁと思って作者を確認したら小出楢重!
府中に行くかどうか迷っていたけど、足を運びそうです。

THANKS!をクリックしたユーザー
yoshitoyoさん、黒豆さん、Boodlesさん、karachanさん、morinousagisanさん、他2人

5.0

好みの作品多数、今年開催展MY BEST5に入ります!

福富コレクションの北野恒富、池田輝方鏑木清方作品に、近代日本画巨匠が描くやまと絵、古径の小督、清姫、松岡映丘の山科の宿に伊勢物語合作。山本丘人、川崎小虎、森田嚝平、小山硬等々山種コレクションで、好きな作品多数展示が嬉しい!最近、現代日本画の優品も展示しているのがさらに嬉しい!オススメ展覧会です。

THANKS!をクリックしたユーザー
towatowaさん、morinousagisanさん
  • 2
  • BY TK

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鏑木清方《薄雪》1917(大正6)年 絹本・彩色 福富太郎コレクション資料室
©Kiyoo Nemoto 2025/JAA2500120

池田輝方《お夏狂乱》1914(大正3)年 絹本・彩色 福富太郎コレクション資料室

北野恒富《道行》1913(大正2)年頃 絹本・彩色 福富太郎コレクション資料室

小林古径《清姫》のうち「寝所」 1930(昭和5)年 紙本・彩色 山種美術館

速水御舟《桃花》1923(大正12)年 紙本金地・彩色 山種美術館

小茂田青樹《愛児座像》1931(昭和6)年 紙本・彩色 山種美術館

川合玉堂《観世大士》1946(昭和21)年頃 紙本・墨画 山種美術館

小山硬《天草(洗礼)》1972(昭和47)年 紙本・彩色 山種美術館

奥村土牛《浄心》1957(昭和32)年 紙本・彩色 山種美術館

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