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グロテスクだけれど、見逃せない
迷路のような展示空間。立ち塞がるカーテンの壁に浮かんでいるかのような森村泰昌秘蔵のインスタント写真の数々は、森村自身が生き、創作してきた以上の時間性を獲得しているように思えた。
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迷路のような展示空間。立ち塞がるカーテンの壁に浮かんでいるかのような森村泰昌秘蔵のインスタント写真の数々は、森村自身が生き、創作してきた以上の時間性を獲得しているように思えた。
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佐藤健寿の捉える「奇界」は比較的鮮やかな色彩感なのだが、整然とした印象を受けるのは彼の撮り方の特徴のようだ。「奇界遺産」という造語は、たしかにそのグローバル感と珍奇さが際立つ。… Read More
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「旅」をテーマにしたコレクション展ということで、やはり楽しむべきは風景ということになるだろう。旅とは切り離せない津々浦々の風景。旅立つ前の地点を懐かしみ、名残惜しさを感じながら… Read More
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言葉としてミニマル・アートやコンセプチュアル・アートは知っていたが、実際これほどまとめて作品を鑑賞したことはなかった。いわゆる現代美術と括ってしまうほどには「美術」的ではないた… Read More
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イスラエル博物館から多彩な印象派作品が集結している本展。出品数は70点にも満たないが、都市や自然や人物など、さまざまな印象派の系譜に連なる作家がとらえた風景が体系立てて紹介されて… Read More
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昨年からミイラや古代エジプト展といった考古博物展が立て続けに開催されているが、本展は、「天地創造の神話展」と世界のミイラを展覧する「ミイラ展」を掛け合わせたような展覧会だった。… Read More
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本展には、器や盆など眺めるというよりは手に取って用いることの多そうな漆工芸品が多数出品されている。なかでも印象的だったのは筆軸。細長いうえに円筒形の軸いっぱいに彫り込まれた意匠… Read More
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メトロポリタン美術館の改修を機に、日本初公開を多数含む西洋絵画の名品が展示されている本展。65点というコンパクトさではあるが、作家かぶりも少なく、多彩な作品を楽しめる。3章構成とい… Read More
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コレクター展はやはりおもしろい。有名無名を問わず、コレクターの眼にかなった作品たちが形づくる世界観というものがあるからだろう。福富太郎という名前も、キャバレー王という異名もよく… Read More
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生活を彩るテキスタイルデザインの魅力を楽しむ展覧会であるのはもちろんだが、より印象的だったのはその社会性だ。早くから女性の雇用に力を入れてきたことや独自通貨の発行など、フィンレ… Read More