LOVE ファッション―私を着がえるとき
- 会場:京都国立近代美術館
- 開催期間: ~
- 訪問年月:-
- 投稿日:
私はなにになりたいのか
前回の京近美×KCIによる展覧会「ドレス・コード?-着る人たちのゲーム」では、私たちが社会生活を営む中で逃れることができないさまざまな装いの規範が可視化された。他者の存在を否が応でも意識せざるをえない私たちは、自由にファッションを楽しんでいるように見え… Read More
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国 312 の美術館・博物館と 570 の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
前回の京近美×KCIによる展覧会「ドレス・コード?-着る人たちのゲーム」では、私たちが社会生活を営む中で逃れることができないさまざまな装いの規範が可視化された。他者の存在を否が応でも意識せざるをえない私たちは、自由にファッションを楽しんでいるように見え… Read More
二部構成の本展はまず、私たちが「結婚式」と聞いてイメージする白いウェディングドレスからはじまる。ふつう、ウェディングドレスは煌びやかな雰囲気をまとっているが、たっぷりと白い生地が用いられたドレスの立ち姿は、圧倒的な華やかさというより(そういった要素… Read More
修復が済み、画中画が顕になって印象をがらりと変えたフェルメールの《窓辺で手紙を読む女》一点でひっぱりすぎでは?と思わず言ってしまいたくなるくらい、本展は普通の「17世紀オランダ絵画展」だった。会場の広さに比して作品数は抑えめ。美術館をぐるりと周回する… Read More
アニメや特撮をほとんど知らない私でも、展示された山のような画コンテや模型などを見ていると、撮影の裏側を覗いているかのような感覚を味わうことができて自ずと気持ちが昂った。もっとも、来館者の方々には庵野氏やその作品のファンも多いと思うので、そういった人… Read More
7名の作家の作品から構成される本展。展示室は基本一作家一室のような空間づくりになっており、それぞれの世界観に囲まれることで、本展でいうところの「感覚」がその都度ダイレクトに塗り替えられていくような感じがした。作品そのものや展示の仕方がユニークなもの(… Read More
本展は、大人気ファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズの創作の源を歴史的・文化的観点から辿ることができる展覧会だ。魔術に関する資料や道具類など興味深い品々が展示されていて、あやしい雰囲気も漂っている。これらを見ていると、作者J.K.ローリングの類稀な想… Read More
工芸をコレクションの主軸に据えている京都国立近代美術館。クロニクル=年代記というように、「モダンクラフトクロニクル」展は、館がそれら工芸コレクションを収集・展示・研究してきた歴史を振り返る展覧会になっている。展覧会の歴史や日本における工芸というジャ… Read More
大規模なファッション・デザイナー展を立て続けに開催する兵庫県立美術館。ミナペルホネン・皆川明の次はコシノヒロコ。
ミナペルホネンはどちらかというとテキスタイルにおける創意を重視した展示だったが、コシノヒロコ展はより造形物としての衣服にフォーカスして… Read More
「ドレス・コード?―着る人たちのゲーム」展は、簡単にいえばファッションという現象の構造を考察してみせる展覧会だ。ただ珍しい豪華なファッションを眺めて楽しむのもいいけれど、私たちを取り巻く「着る」ということの意味をじっくり考えてみるというのも刺激的な体… Read More
○○美術館展を銘打った展覧会は、どのように鑑賞し楽しめば良いのか分からないと感じることがある。本展もその部類に入るだろう。
しかし「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」がイギリスという、いま新型コロナウイルスの猛威で逼迫した状況にある国からはるばる日… Read More