ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢

東京都美術館

  • 開催期間:2025年9月12日(金)~2025年12月21日(日)
  • クリップ数:125 件
  • 感想・評価:13 件
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フィンセント・ファン・ゴッホ 《画家としての自画像》 1887年12月-1888年2月 
油彩、カンヴァス 65.1×50cm ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)
Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)
フィンセント・ファン・ゴッホ 《グラジオラスとエゾギクを生けた花瓶》 1886年8-9月 
油彩、カンヴァス 46.5×38.4cm ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)
Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)
フィンセント・ファン・ゴッホ 《種まく人》 1888年11月 油彩、カンヴァス 32.5×40.3cm 
ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)
Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)
「傘を持つ老人が描かれた、フィンセント・ファン・ゴッホからアントン・ファン・ラッパルトに宛てた手紙」  1882年9月23日頃 ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)
Van Gogh Museum, Amsterdam (purchased with support from the Vincent van Gogh Foundation, the Mondriaan Fund, the Ministry of Education, Culture and Science, the VSBfonds and the Cultuurfonds)
「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」会場写真
「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」会場写真
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フィンセント・ファン・ゴッホ 「傘を持つ老人の後ろ姿が描かれたアントン・ファン・ラッパルトに宛てた手紙」
1882年9月23日頃 ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)
「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」会場写真
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)の作品は、どのように今日まで伝えられてきたのでしょうか。本展では、家族が受け継いできたコレクションに焦点を当てます。

ファン・ゴッホの画業を支え大部分の作品を保管していた弟テオは、兄の死の半年後に生涯を閉じ、テオの妻ヨーが膨大なコレクションを管理することとなります。ヨーは、義兄の名声を高めることに人生を捧げ、作品を展覧会に貸し出し、販売し、膨大な手紙を整理して出版しました。その息子フィンセント・ウィレムは、コレクションを散逸させないため、フィンセント・ファン・ゴッホ財団をつくり、美術館の設立に尽力します。

アムステルダムのファン・ゴッホ美術館には、画家フィンセント・ファン・ゴッホの約200 点の油彩や500 点にのぼる素描をはじめ、手紙や関連作品、浮世絵版画などが所蔵されています。そのほとんどは1973 年の開館時に、フィンセント・ファン・ゴッホ財団が永久貸与したものです。

本展では、ファン・ゴッホ美術館の作品を中心に、ファン・ゴッホの作品30点以上にくわえ、日本初公開となるファン・ゴッホの手紙4 通なども展示し、家族が守り受け継いできたコレクションを紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年9月12日(金)~2025年12月21日(日)
会場 東京都美術館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園8-36
時間
  • 9:30~17:30
    金曜日は20:00まで
    (最終入場は閉館30分前まで)
休館日 月曜日、9月16日(火)、10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)
※9月15日(月・祝)、9月22日(月)、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)、11月24日(月・祝)は開館
観覧料 一般 2,300円(2,100円)
大学生・専門学校生 1,300円(1,100円)
65歳以上 1,600円(1,400円)
18歳以下、高校生以下 無料
  • ※( )内は前売料金
    ※身体障害者手帳·愛の手帳·療育手帳·精神障害者保健福祉手帳·被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
    ※18歳以下、高校生、大学生·専門学校生、65歳以上の方、各種お手帳をお持ちの方は、いずれも証明できるものを要提示
    ※土日、祝日および12月16日(火)以降は日時指定予約制。当日空きがあれば入場可(平日にご来場の場合は日時指定予約は不要です)
    詳細は公式サイトをご確認ください
TELハローダイヤル 050-5541-8600
URLhttps://gogh2025-26.jp/
SNS

東京都美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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巡回展TRAVELING EXHIBITION

ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

ゴッホの過ごしたフランス

ゴッホが晩年に過ごしたフランスで描いた風景を身近に感じることができた展示でした。
ゴッホは見たものを全て描きたかったということが本当によく分かりました。

3.0

激混雑

「タチアオイの咲く庭」
タチアオイは夏の花でよく見かけます
百日紅と同様 この花が咲き始めると
夏が来る 咲き終わると秋になったと思う

「アブサンが置かれたカフェテーブル」
こういうさりげない絵が好き

「ろうそくの光で手紙をよむ女性」
この画家は知りませんでした
手紙の内容が気になる

ものすごく混雑していたので 気になった作品のみ列の隙間を見ての観賞

ゴッホに限らず 破天荒な天才の影には
一般常識に長けた親族なり親友が必ずいて天才を世に出してくれています
そのような人物がいなかった埋もれたままの画家も きっとたくさんいるのだろうな

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Camdenさん

REPORT

ただのゴッホ展ではない。画家にとって家族の重要性がわかる良い展示です。

最近見た展示・美術館の中でも非常に素晴らしかったです。ゴッホの企画展はそこそこ日本、東京では開催されている印象なのですが、
今回ゴッホの家族や、人との交流、受け継いでくれた人などにスポットライトを当てられてたコンセプトになっ…readmore

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kage0512さん、Camdenさん、ぷーながさん
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  • BY Sho1th

4.0

画歴を辿る体系的な構成にも注目

アムステルダムのヴァン・ゴッホ美術館の引越展。

一族がゴッホ作品をまとめて保持してきた美術館であり、その並々ならぬ尽力が本展を通じてよくわかります。なので、本展は「家族のストーリー」で全体がラッピングされた企画になっている。これは、楽しめる要素です。

でも実は、ゴッホの画歴をコンパクトに辿るのに、うってつけ。実に正攻法、体系的な構成でもあります。

ゴッホの実働は短い。
全部で約10年、特にフランスに移ってからの旺盛な活動期は数年しかない。
この超短期間で、19世紀後半の西洋美術の表現スタイルの変化を、後から時代遅れ気味に追いかけ、次から次へと吸収してゆく。そんなゴッホの凄まじい画風変遷、驚異的な超高速をビビッドに感じることができます。
何といっても、ゴッホの実物作品のチカラを各々のステージで感じます。

・オランダ時代: 農民画家志向、暗いトーンのレアリスム表現。ここが起点。
・パリ時代: 色彩にぐっと傾き、印象主義を後追いして筆触分割、厚塗り筆致のマチエール。メインの《画家としての自画像》はここでの展示ですが、青と橙の補色遣い、線描者の丁寧さ、そのアピールが殊更目をひきます。
・アルル時代: 交友関係などの色々なエピソードが伝わり、彼独特の線描写が確立される時期だと思っていたが、そんなことでもない。作風はバラバラで、どれも勢いがある。展示の流れに従って進んでくると、有名作《種まく人》は、ミレー・オマージュ+印象主義+浮世絵ジャポニズム、の文脈で見えてくる。
・サンレミ時代: 精神病院に入り、いよいよ画面がゴッホ流にうねり始める。《オリーブ園》の木々。
・オーヴェール時代: 最期。グリーン単色の《農家》とデザイン画のような《麦の穂》の二作のみだが、1890年の作にして20世紀的な斬新さ、遂に時代を追い越したと感じる。

ゴッホと交わり影響を与えた周囲の作品も程よくあり。
本人お気に入りのピーター・ラッセルによる肖像画は冒頭に。浮世絵、ゴーギャン、そしてピサロ、シニャック辺りは、ゴッホの画風形成の取説のよう。

ゴッホ作品は皆よく知っていて、特に今年の美術展はゴッホイヤー。そのなかで、油絵作品の数や超目玉作の面ではやや弱いか。ってことで、家族ストーリーで綴り、大きな写真パネルやイマーシブで装いを整えているのは、差別化ということかしら。
しかし。
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5.0

ゴッホ展ではなく、ゴッホ美術館展。

ファン・ゴッホ美術館のコレクションがどのように築かれたか、という企画展ですので、ファン・ゴッホ美術館のものがほとんどで、ゴッホの絵だけを期待していると「ちょっと違うな」「少ないな」となるかもしれません。
出ているゴッホ作品もかなり初期のレアものであったりなかなか渋くて、ゴッホ大好きな私ですが、ストレートな展示以上にとても楽しめました。
一番感動したのは、ヨー夫人が個人的に購入した唯一の作品だというラトゥールの絵。ずっと部屋に飾っていたそうです。
暗がりに花があるというものですが、これが普通のラトゥールにはない感じで画面が黒いんです。しばらくじーっと見ていると、なんだかすごく落ち着くというか、部屋に飾っていた理由がわかるような気がしました。
しかもこの絵を好んだというのは、テオと同様にヨー夫人がゴッホの絵に対して理解が深かった証のようにも思えました。
今回の展示では、ヨー夫人とその息子さんがいかにゴッホの絵を守り抜いたか、という視点が大きなパートを占めますが、「この絵は手放すけどこの絵は絶対売らない」とか、ゴッホ作品に対する理解や感性が素晴らしいんですよね。
ゴッホの有名どころ以外では「エティエンヌ=リュシアン・マルタンの肖像」がすごくよかった。本格的なゴッホになりかけている作品、という気がしました。人柄が感じられるような素敵な絵ですね。

用事があって何度も行きましたが、朝一はやはり混んでいて年齢層が高い。「ひまわりなかったね」という声も聞こえてくる感じです・・・(SOMPO美術館に行きなはれ・・・)。
ですが、閉館直前に1階に下りたらほぼ誰もおらず、グラジオラスの絵やメインビジュアルの自画像などをほぼひとり占め♡
単眼鏡でばっちり見ましたが、髪の毛に緑、青、赤、黄色が使われていてあらためて驚き。神様ありがとう♡な瞬間でした。
会期末は恐ろしいので行くなら今のうちかと。もちろん混んではいますけども。

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5.0

ゴッホのストーリーをより知れる

直接ゴッホが友人だった同世代のアーティストたちから手に入れた作品から
テオの妻ヨーがお返しとしてゴーガンから贈られた絵のエピソードなど
今回のファン・ゴッホ美術館、ゴッホ財団だからこそ伝えられるストーリーを知れて
ゴッホが書き残した文からの引用なども使われていて
ゴッホの人間性がより伝わってくる展示だった。
自分を疑うことなく信じ続け、影響を受け、影響を与えた人物。

直筆の手紙、テオとヨーの絵画売却の家計簿も
よりゴッホとその家族の存在をリアルに語ってくれる

ゴッホの力強い絵に感動するのとは別に
家族の絆、テオ、ヨー、息子さんのそれぞれの決断、支援なしには
ここまでゴッホが広まり、伝わってこなかっただろうという尊敬というか。

最近の資金面でのニュースにもなっていたようだが
つないでいきたい世界。
もう一度訪れたら、また発見、感動がありそう。

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5.0

テオとヨーの功績

アムステルダムのファン・ゴッホ美術館所蔵の作品が中心。
兄を支え続けた弟のテオとフィンセントとテオの死後に、フィンセントの作品を世に出すことに人生を捧げた妻のヨーの功績に焦点が当てられていました。ヨーはテオのプロポーズを断ったことがあったそうですが、ヨリが戻ってほんとに良かった。ヨーがいなかったらどうなっていたのでしょうね。

パリに出る前の彼の絵の暗さからパリに出た後の明るさへの変化は、レアリスムのクールベからブーダンやモネなどの印象派の画家への変遷のように劇的ですね。

ゴッホの作品数自体は少ないです。その分映像が充実しています。

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kage0512さん

4.0

作品は少なかったがご家族の支えを垣間見れた

平日事前にチケット購入し来館。かなりの人気でまあまあの混み合い。しかもガイドを聞きながらの方が固まる絵画あり、順番を気にしないで上手く観覧すればゆったりと観ることができるかと思う。ご家族が尽力し、ゴッホがこれだけの人気になったことが感じられた。

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kage0512さん

4.0

「ゴッホ展」というかゴッホを支え、没後彼と彼の作品を世に残した「家族の歴史」展 

決して生誕or没後何年とかではないのですが、今年2025年は日本各地でゴッホ展が続々企画される“ゴッホ・イヤー”の様ですね。中でも今展は家族の絆に光を当てた切り口がひときわ興味深いものでした。日本人にはゴッホ好きが多く、それほどでもないという人でも、ゴッホの生涯について一応ざっとは知っているという人がほとんどだと思います。ゴッホの家族、画商の弟テオ、その妻ヨー、甥のフィンセント・ウィレムが、中でも特にテオの妻ヨーにスポットが充てられていますが、彼らがいかに、生真面目で夢多き情熱家で世渡り下手の、売れない画家だったゴッホの画業を支え、その没後は更に自分たちの生涯をかけて、彼の作品を整理管理保管をし、ゴッホとその作品を世に知らしめるための努力をしつつ、作品の散逸を防ぎ、作品と共に手紙等をも守り抜いたき、彼を、世界をも魅了する有名画家にまでした、家族の歴史と物語を、30点超の名画や手紙4通(初来日)などを通じて追体験できます。そしてまた、ゴッホの方も、ただ好きな絵を描いているだけで勝手放題というのではなく、家族を、心から愛していて、テオとヨーとそして生まれた赤ちゃんを心から愛し、幸せを願っていて、自分がその幸せの足かせ何っていることにとても苦しんでいたことも、作品から窺えます。
内容は初期から晩年までの作品が時系列に展示され、その変遷をで追えます。かなり見ごたえあります。メインビジュアルは、ゴッホ晩年の《画家としての自画像》(1887–88年)スカーフの青と服のコバルト色が目を引くこの自画像は、義妹ヨーも「最も本人に似ている」と評した傑作だそうです。実際に作品の前に立つと、ゴッホらしい肉筆の筆づかいと絵具の質感が迫ってきて圧倒されます。本人はあまり気にいっていなかった風の言葉が、キャプションにありましたが、そんな言葉も彼の人となりを感じさせます。いやいや素晴らしかったです。他にも、オランダで観た??記憶はない初対面の、好みの作品が幾つかありました。ゴッホの作品以外にも、親交があったり影響を与えられたりした、同時代の画家たちの作品に日本の浮世絵も並びます。こうしてみれば、ゴッホは決して家族以外との人付き合いが出来なかったわけではなく、地域の人々とも交流し、黄色い家に来たのはゴーガンだけだったとしても、多くの画家仲間ともそれなりに交流があったことが、よ… Read More

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4.0

まさに家族の歴史展

テオの奥様が利口だった。結果、名画が生き残った。
そんな展覧会でした。
ま、人の多さには辟易させられたのは。。。想定内。

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5.0

ヨーが繋いでくれた、ゴッホの想い

本展では、ゴッホの死後にその作品を保存し、評価を得るために努力をした、テオの妻ヨー、息子フィンセント・ウィレムにスポットを当てます。
特にヨーの果たした役割は大きく、彼女がいなかったらゴッホはそのまま忘れ去られていたかも知れません。
弟のテオがファン・ゴッホを追うようにすぐに亡くなってしまったというのが運命的であり、義兄、夫の思いをヨーが繋いでくれたんだということが良く分かりました。

展示されているゴッホ作品のほとんどは、ファン・ゴッホ美術館の所蔵作品からです。
≪浜辺の漁船、サント=マリー=ド=ラ=メールにて≫
≪種まく人≫
≪オリーブ園≫
などがゴッホらしい色彩と筆触で見応えたっぷりでした。

最後の展示会場で、イマーシブ映像を体感できるのも本展の目玉です。

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kage0512さん、Camdenさん、アバウトさん、morinousagisanさん

4.0

予想を超えるゴッホのすべて

ゴッホを支えた弟テオ、そしてテオの奥さんと息子
親族がいかにしてゴッホの作品を世間に広め
その価値を浸透させたのか

まさか売買記録まで出てくるとは思わなんだ

ゴッホの軌跡…と一言で言ってしまっていいものか
熟れない画家だった彼の作品が彼を支えてきた者たちの手によって
以下に広められたかの記録と言って差支えがないだろう

ちょっと思っていたのといい意味で違う見ごたえのある面白い展示だった

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kage0512さん、Camdenさん、アバウトさん、morinousagisanさん

-

期待

ゴッホは生前ではなく、家族の支えがあって作品が残されて現在に残っているのを今回の作品展の紹介で知りました。
実際の作品を詳細に見たことが無いので、今回の機会を楽しみにしています。
ゆっくり鑑賞できたらと思います。

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kage0512さん、ファイさん、morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

フィンセント・ファン・ゴッホ 《画家としての自画像》 1887年12月-1888年2月 
油彩、カンヴァス 65.1×50cm ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)
Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

フィンセント・ファン・ゴッホ 《グラジオラスとエゾギクを生けた花瓶》 1886年8-9月 
油彩、カンヴァス 46.5×38.4cm ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)
Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

フィンセント・ファン・ゴッホ 《種まく人》 1888年11月 油彩、カンヴァス 32.5×40.3cm 
ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)
Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

「傘を持つ老人が描かれた、フィンセント・ファン・ゴッホからアントン・ファン・ラッパルトに宛てた手紙」  1882年9月23日頃 ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)
Van Gogh Museum, Amsterdam (purchased with support from the Vincent van Gogh Foundation, the Mondriaan Fund, the Ministry of Education, Culture and Science, the VSBfonds and the Cultuurfonds)

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フィンセント・ファン・ゴッホ 「傘を持つ老人の後ろ姿が描かれたアントン・ファン・ラッパルトに宛てた手紙」
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