FEATURE

キュレーターが語る
話題の展覧会の作り方
VOL.03 東京ステーションギャラリー

東京ステーションギャラリー 館長 冨田章氏

インタビュー

東京駅丸の内駅舎内にある東京ステーションギャラリー、2階回廊にて同館館長の冨田章氏。階下には丸の内北口改札がある。
Photo : Yoshiaki Tsutsui
東京駅丸の内駅舎内にある東京ステーションギャラリー、2階回廊にて同館館長の冨田章氏。階下には丸の内北口改札がある。
Photo : Yoshiaki Tsutsui

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構成・文 藤野淑恵

東京駅丸の内北口改札から5秒の位置にエントランスがある「世界一便利」かつ「重要文化財建築」の美術館、東京ステーションギャラリー。「企画勝負」を標榜する館長の冨田章氏が語る、唯一無二の展覧会とは。
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「日本の鉄道の起点である中央駅、東京駅丸の内駅舎。
歴史を体現する重要文化財の中にある美術館、
東京ステーションギャラリー」

日本の中央駅と位置付けられる東京駅。丸の内駅舎のシンボルでもある南北のふたつのドームの南側には東京ステーションホテル、そして北側には東京ステーションギャラリーがある。丸の内北口改札を出て数秒、東京ステーションギャラリーのエントランスホールからエレベーターで順路に進めばそこは、クラシックなレンガ壁の展示室。重要文化財である東京駅舎の構造レンガや鉄骨をそのままいかした展示空間や、展示室をつなぐ螺旋階段をそぞろ歩きしながらのアート鑑賞は、唯一無二の体験となる。それは、場所や空間、建築の魅力にとどまらない。他の美術館にはない着眼点で、これまでにない興味深い企画展を開催する美術館として支持を集めている。

首都東京の玄関口、東京駅丸の内駅舎の北側のドームにある東京ステーションギャラリー。
首都東京の玄関口、東京駅丸の内駅舎の北側のドームにある東京ステーションギャラリー。

1988年、東京駅丸の内駅舎内に誕生した東京ステーションギャラリーが、2006年より東京駅の復原工事に伴う一時休館を経て、新たに開館したのは2012年秋のこと。現在、同館の館長を務める冨田章氏は、新しく生まれ変わるこの美術館のコンセプト作りやロゴ作成など、リニューアルの準備期間から携わってきた。ユニークで新しい視点を持った企画展を次々と開催するキュレーターとしても、同館の学芸の中心的な役割を担っている。

「最も重要で大変だったのは、東京ステーションギャラリーの新たなコンセプト作りでした。リニューアル後はどういう美術館にするのか、ということです。東京ステーションギャラリーは僕自身も以前から好きで結構来ていて、“面白い展覧会をやっている美術館”という印象があったので、そのイメージは壊したくなかった。ただ、コンセプトがはっきりしていなかったので、それはちょっと整理しようと。学芸員と対話を重ねる中で、コンセプトを絞ろうということになったんです。」

2012年に復原リニューアル。丸の内駅舎の構造レンガをそのまま生かして歴史を体現した趣きのある展示室は、世界で唯一無二の空間。
2012年に復原リニューアル。丸の内駅舎の構造レンガをそのまま生かして歴史を体現した趣きのある展示室は、世界で唯一無二の空間。

冨田氏が東京ステーションギャラリーに着任したのは、まだ建物がリニューアル工事の最中。「君が来るんだから、好きな展覧会を企画してほしい」と前任者がリニューアル後のプランを任せてくれたことはありがたかった、と振り返る。新しいコンセプトとして、3つの柱を立てた。このコンセプトを固めた後は、その範疇にちゃんと収まっているか否かを常に意識して展覧会のテーマを選んできたと語る。

「メインコンセプトは、“近代絵画、近代美術の再検証”です。過去の東京ステーションギャラリーで、知られざる作家の展覧会を好んで開催していたことも意識しています。近代美術の中で見落とされていたり、見過ごされていたりする部分を一つ目の大きなテーマに据えました。二つ目は、“現代アートを紹介していくこと”。見る者にビビッドに響く同時代の現代アートを、わかりやすく、きちんと紹介していくということは重要で意義のあることです。三つ目は、“鉄道、建築、デザイン”。東京駅の構内にある美術館なので、それにまつわる展覧会は、随時開催していこうと考えました。」

東京ステーションギャラリーの3階から2階、1階へ、
フロアの違う展示室をつなぐ螺旋階段は、丸の内駅舎北端の八角塔にある。
東京ステーションギャラリーの3階から2階、1階へ、
フロアの違う展示室をつなぐ螺旋階段は、丸の内駅舎北端の八角塔にある。

「世界一便利な美術館ゆえのジレンマは
お客様がたくさん入る展覧会はNGなこと。
“いい展覧会”かつ、“そこそこお客様が入る展覧会”を目指す」

東京駅の改札から5秒の位置にエントランスがある「世界一便利な美術館」(冨田氏)という立地の良さがゆえのジレンマもある。丸の内北口改札と美術館のエントランスの位置関係から、たくさんの人々が行列を作ってしまうような展覧会は開催できないのだ。

「東京ステーションギャラリーは東日本鉄道文化財団が運営している美術館です。着任して最初に言われたことは、“お客様がたくさん入る展覧会はやらないでください”ということ。行列ができるとJRに迷惑をかけることになる。これはなんていい美術館にきたんだ、と最初は思いましたね(笑)。入場者が殺到して大変なことになりそうな、例えば『ゴッホ展』とかね、そういう展覧会はよそでやってもらってくださいって。」

「では、どういう展覧会をやって欲しいんですか」との質問には、「専門家がうなるような展覧会」という答えが返ってきたという。それはもう願ったり叶ったり、望むところと考えた冨田氏は、リニューアルオープンから当初の2、3年分、通好みの、いわゆる“地味な”展覧会を企画した。しかし、1年程たったところにきた、「集客はこれ以上増やさなくて構わないから、収支を改善してください」という財団からのリクエストには頭を抱えた。

「それは無理だろうと(笑)。収支を改善するには、やはり観客を動員しなくてはいけないけど、お客様が入りすぎてもいけない。それで、“お客様が入らなくてもいいからいい展覧会を”、という考え方ではなく、“いい展覧会で、そこそこ、お客様の入る展覧会を”ということに方針を少しずつ変えていきました。それがあまりにもうまくいきすぎて、3、4年前からすごくお客様が入るようになったんです。気がつくと、瞬間的ではありますが、行列ができている。このまま来場者が増えすぎるとまずいと思っていたら、コロナ禍になった。コロナ禍の前、2018年頃からは、こちらの予想のはるかに上をいく来場者数でした。」

『くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質』(2018年)のポスター。
『くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質』(2018年)のポスター。

東京ステーションギャラリーへの注目が高まり、来場者数が増えてきた2017年、2018年当時の展覧会には、開館以来収蔵されてきた鉄道絵画からピカソに至るコレクションを、テーマ毎に鉄道の路線に見立てて紹介した「鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます」や、久々の建築テーマの展覧会として、建築家 隈研吾の仕事を、彼が多用する素材に着目し、“物質と人間との会話=建築”であることに迫った「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」などが思い出される。中でも冨田氏にとって強く印象に残る展覧会は「没後40年 幻の画家 不染鉄展」だった。

「僕がまだサントリーミュージアムにいる頃、京都の画廊で日本画家の不染鉄(ふせんてつ)の作品を見てすごく面白くて、こんな作家がいたんだと感心していたんです。関西では若干知られていましたが、東京では美術関係者にもほとんど知られていなかった。奈良県立美術館が不染鉄のコレクションを所蔵していたので、是非一緒に展覧会をやりませんかと持ちかけました。関西でも有名な作家ではないので、奈良県立美術館でもなかなか展覧会を開催できず、20年前に一度だけ、不染鉄の展覧会を開催して以来、機会がなかった。奈良県立美術館の松川綾子学芸員がとても一生懸命調査研究をしてくださって、最終的にこの展覧会の企画とカタログ中の論文で、彼女は倫雅美術奨励賞を受賞した。その後、求龍堂から不染鉄の画集や書簡集も出版されました。東京で不染鉄を初めて紹介できたことはすごく良かったと思います。」

『没後40年 幻の画家 不染鉄展』(2017年)では、東京で初めて、知られざる日本画家にスポットライトを当てた。
『没後40年 幻の画家 不染鉄展』(2017年)では、東京で初めて、知られざる日本画家にスポットライトを当てた。

「ヨーロッパを放浪しながら美術に浸る贅沢な旅。
苦手なルーベンスを克服することで
美術を生業にする確信を得た」

冨田氏は元々、フランス、ベルギーの近現代美術を専門としていた。大学では文学部の美学美術史科に学んだが、キュレーターを積極的に志したわけではなかった。

「学芸員資格の国家試験のことさえ知らなくて、後に大学院で慌てて取得したくらい。大学時代は映画とか演劇とかいろんなことに興味があって。美術には一番関心があるけれど、卒業後はどうしようかなと。美術を仕事にするほどの自信がなかった。それで、大学4年のときに就職活動をしないでアルバイトをしてお金を貯めて、ヨーロッパに行ったんです。お金が尽きるまで3ヶ月くらい放浪したんですよ。その間、いわゆる観光名所には一切行かず、ずっと美術館と教会と建築だけを見て歩いたんです。」

イギリスから入り、ベルギー、オランダ、ドイツ、オーストリア、スイス、フランス、スペイン、イタリアの順に西ヨーロッパを夜行列車で回るバックパッカーの旅。ベルギーのゲントで見たヤン・ファン・エイクの《神秘の子羊》の祭壇画や、フランスのコルマールにあるグリューネヴァルトの《キリストの磔刑図》、スペインで見た、アメリカのMOMAから返還されたばかりのピカソの《ゲルニカ》や、閉鎖される直前に見ることができた《アルタミラの洞窟壁画》−−−−ああ、やっぱり美術って面白いと実感する旅となった。時代もジャンルも関係なく、美術と名のつくものは全部見てやろうという気持ちで色々なものに触れている中で、その経験は自信にもつながったという。

「ヨーロッパの美術館って、どこに行ってもルーベンスの作品がいっぱいあるんですが、ルーベンスの、豊満な肉体がエネルギッシュに動くような絵画って、僕は苦手で。でも繰り返し見ているうちにあるとき、“あ、ルーベンスって面白いな”と。構図もよくできているし、いい画家だなって、ある日突然わかったんです。それ以来、ルーベンスを見るのがすごく面白くなった。それが、美術の仕事に向いているかも、と思った瞬間です。」

『エミール・クラウスとベルギーの印象派』(2013年)のポスター。
ベルギー近代美術史の重要な画家、クラウスの展覧会は本邦初となった。
『エミール・クラウスとベルギーの印象派』(2013年)のポスター。
ベルギー近代美術史の重要な画家、クラウスの展覧会は本邦初となった。

大学院時代には1年間、ロータリー財団の奨学金を取得してベルギーに留学した。大学と大学院を通して、フランスの画家 ジョルジュ・スーラを専門としていた冨田氏は、ベルギーのブリュッセルで「スーラがベルギーの近代美術に与えた影響」をテーマに研究した。しかし、そこでベルギーの近代美術そのものに魅了され、後にそれを専門領域とすることになる。

「スーラがベルギーの近代美術に大きな影響を与えている、という事実があったので、その影響がどういうものだったかを研究するというテーマでブリュッセルに行ってみたらベルギーの近現代美術がすごく面白かった。研究テーマよりベルギーの画家たちのほうが面白くなってきて。それでベルギー美術についても資料をたくさん集めて帰国し、ベルギー近現代美術を論じる文章を書くようになりました。その頃はこの分野の研究者があまりいませんでしたから。今は僕より優秀なベルギー近代美術の研究者がいっぱいいますし、美術館に身を置くと自分の専門分野の展覧会はほとんどできず、まずは日本の展覧会が多くなる。日本の近代美術は日本画、洋画にかかわらず、ずいぶんいろんな展覧会をやってきたので、いつの間にか専門分野のひとつに加わっていたという感じです。」

「学芸員として企画した最初の展覧会では、
コレクター、福富太郎の審美眼に救われた」

最初の就職先であったそごう美術館には、11年間在籍した。時はバブルが弾ける手前で、百貨店の美術館は華やかな存在感がある時代。年間15本程度の展覧会を開催し、1本の展覧会の会期が短いものだと2週間という、今考えたら信じられないくらい恐ろしいペースだったと振り返る。

「いきなり主任学芸員という立場でそごう美術館に入ったんです。当時はそごうデパートに入社した人の中から学芸員資格を持っている人がそごう美術館に配属され、主任学芸員だけは大学院を出た専門家を採用する形だったんですね。でも、美術館の仕事は全く初めてなわけですよ。展覧会がどういうふうにできるのか仕組みも知らない。まさに全くの素人の状態で美術館に入って、一から勉強しました。最初はなめられちゃいけないと思うから知ったかぶりをして、少しずつ周りのやり方を見ながら覚えていくわけです。展示替えは1日か2日で、と言われても、これが普通なのかと(笑)。11年間いた間に、何でもありで幅広いテーマの展覧会を200本近く開催しました。」

『コレクター福富太郎の眼』(2021年)の展示風景。写真左が梶田半古の作品。
©Hayato Wakabayashi
『コレクター福富太郎の眼』(2021年)の展示風景。写真左が梶田半古の作品。
©Hayato Wakabayashi

初めて企画を担当した忘れられない展覧会として、“無知な故、無謀に企画した”梶田半古の個展をあげる。「前田青邨や小林古径の先生だった梶田半古はものすごくいい画家なのに、それまで展覧会が開かれていない」と、冨田氏は気づいた。「なんで梶田半古みたいにいい画家の展覧会をやっていないんだろう。日本美術の研究者は怠慢じゃないか」と、義憤に駆られ、「僕が回顧展をやりましょう」と。当時のそごう美術館の館長は新聞社の事業部出身。日本美術にそこまで詳しいわけではなく、「君がやりたいなら、いいんじゃない」とOKが出た。日本画研究の大家で、当時の山種美術館の学芸部長、細野正信氏に監修をお願いしたところ、「君は梶田半古の展覧会をやってくれるのか!」と大変喜んでくれた。

「細野先生は梶田半古塾の一番若い塾生だった奥村土牛さんから、その生前に何度も半古の展覧会をやってくれと頼まれていたそうです。そのたびに、“半古さんは作品が少ないから展覧会はできないんですと断っていたんだが、君がやってくれるのか。それはありがたい”と。そのとき初めて、これはやばいことになったと(笑)。実際に美術館の調査をしたらほとんどないんですよ、半古の作品が。当時、美術館では所蔵していてもせいぜい1、2点。そのときに福富太郎さんが持っているという情報を得て福富さんのところに駆け込んだら、たくさんあったんです。そのことは先頃、東京ステーションギャラリーで開催した展覧会 「コレクター福富太郎の眼 昭和のキャバレー王が愛した絵画」の図録に書きました。当時、美術館も含め、福富太郎は日本における梶田半古の最大のコレクターだったんです。この人はすごい人だなと、そのとき思いました。有名無名にかかわらず、自分の眼で良いと思ったものを買う、素晴らしいアートコレクターでした。」

「重要文化財の建築の中で出会う
企画勝負の興味深い展覧会。
それが他の美術館にはない特徴」

東京ステーションギャラリーの学芸員は冨田氏以外に4名。それぞれが担当を持ち、ある程度本人の専門性も考慮しつつも、それぞれが専門外の企画も担当している。館長自らもメインの担当となる展覧会は、多い年だと年2本、最低でも1本はあるという。館長業務との両立は大変だと察する。

「僕のメインの役割は運営全般ですが、中でも一番大切なのは展覧会の方向性、どんな展覧会をどのようにやっていくか、そこが一番大きい。東京ステーションギャラリーのイメージをこれまである程度作ってきたので、それを崩さないよう、なおかつ常に話題性のあるものを取り入れ、更に言えば専門家や美術業界の人からも、“こんなあたりまえのことやっているの”と思われない展覧会を常に意識しています。1年に開催する展覧会の数は今年は4本ですが、基本は5本。パッケージになった展覧会企画は基本的には受けていないし、主催でやる場合も共催の場合も最初から、作るところから一緒に、という企画を前提に考えています。いずれにしても他館と協力しながらも、うちの学芸員が能力を発揮できる内容の展覧会が増えています。」

展覧会情報「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ」
展覧会情報「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ」
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ 展覧会情報
「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ」
開催美術館:東京ステーションギャラリー
開催期間:2021年7月17日(土)~2021年9月26日(日)

アンダーコロナ、アフターコロナの展覧会について、多くの美術館が収蔵するコレクションを生かした展覧会の方向性を模索しているが、東京ステーションギャラリーもコレクションを生かすことを視野に入れつつも、やはり企画で勝負、というのが冨田氏の考えだ。マイナーなテーマの企画展は玄人好みと思われがちだが、広報の仕方も含めてできるだけそうならないよう、むしろ、「よくわからないけどちょっと面白いことをやってるなという展覧会」をイメージしていると語る。まもなく開幕する 「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ」は、冨田館長自らの企画展。北海道土産の熊の彫刻から独学でスタートした木彫家、藤戸竹喜を初めて東京で紹介する、注目の展覧会だ。

「東京ステーションギャラリーは他の美術館にはない特徴を持った美術館です。建物自体が近代建築を代表する重要文化財ですし、それは是非見ていただきたい。レンガの壁の展示室は、現代アートでも、古いものでも、立体でも、意外といろんなものに合う。すごく個性的な展示室だけど、それが逆に展覧会を引き立てていると思います。そして、やはり展覧会の企画やその方向性には是非注目していただきたいですね。常に企画の内容で勝負している美術館なので、企画の魅力を感じていただきたいと思います。」

東京ステーションギャラリーの展示室にて。冨田章館長
Photo : Yoshiaki Tsutsui
東京ステーションギャラリーの展示室にて。冨田章館長
Photo : Yoshiaki Tsutsui

VOL.03 東京ステーションギャラリー(東京都千代田区)
東京ステーションギャラリー
館長 冨田章 氏

Akira Tomita Director Tokyo Station Gallery

慶應義塾大学、成城大学大学院卒。(財)そごう美術館、サントリーミュージアム[天保山]を経て現職。専門は、フランス、ベルギー、日本を中心とした近現代美術。担当した展覧会に「梶田半古の世界」展(そごう美術館)、「ロートレック パリ、美しき時代を生きて」展(サントリーミュージアム[天保山])、「シャガール 三次元の世界」展、「幻の画家 不染鉄 展」、「夢二繚乱」展、「吉村芳生」展、「メスキータ」展(以上、東京ステーションギャラリー)など。著書に『偽装された自画像』(祥伝社)、『ビアズリー怪奇幻想名品集』『ゴッホ作品集』(東京美術)、『印象派BOX』(講談社)、『初老耽美派 よろめき美術鑑賞術』(共著、毎日新聞出版)、訳書に『クリムト』『ゴーガン』(西村書店)などがある。
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美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ 美術館情報
東京ステーションギャラリー|TOKYO STATION GALLERY
100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1
開館時間:10:00〜18:00(最終入館時間 17:30)※金曜日は20:00まで(最終入場時間 19:30)
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜)、年末年始、展示替期間

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