4.0
素材に注目した、個性的な展示
結構建築デザインの展示会は行くのですが、今回に関してはさまざまな建築素材をメインに取り上げた展示方法がとても面白かったです。隈研吾氏の各物質に対しての思想も詳しく説明され、すみずみまで興味深く鑑賞しました。
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国内外で膨大なプロジェクトを抱えつつ疾走する世界的建築家、隈研吾(1954~)。
古今東西の思想に精通し、「負ける建築」「自然な建築」などの理念を実践してきた約30年に及ぶプロジェクトを集大成して展観します。
本展では特に、隈が仕事を通じて対話を重ねてきた素材に着目し、主要なマテリアル(竹、木、紙、石、土など)ごとに分類・整理することで、“もの”という観点から概観を試みます。
“もの”の開放によって、人の感覚や意識、そして環境を媒介する建築の可能性に迫る機会にご期待ください。
会期 |
2018年3月3日(土)~2018年5月6日(日)
|
---|---|
会場 |
東京ステーションギャラリー
![]() |
住所 | 東京都千代田区丸の内1-9-1 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
月曜日 4月30日をのぞく月曜日 |
観覧料 | 一般 1,100円(900円) 高校・大学生 900円(700円)
|
TEL | 03-3212-2485 |
URL | http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201803_kengo.html |
割引券 | http://www.ejrcf.or.jp/gallery/campaign.html |
4.0
結構建築デザインの展示会は行くのですが、今回に関してはさまざまな建築素材をメインに取り上げた展示方法がとても面白かったです。隈研吾氏の各物質に対しての思想も詳しく説明され、すみずみまで興味深く鑑賞しました。
4.0
チケットプレゼントに当たり、出掛けて参りました。
建築素人ですが、楽しめました。
テレビなどで見たことあるものばかりで興味津々。
素材や素材の組み合わせ方、間近で見れて、写真もOK。図面もあるなんて親切の極み。
これを見に旅に出たいな~と思うような展示でした。
5.0
昨年10月に国立新美術館で観た「安藤忠雄展―挑戦―」以来の建築関係の展覧会です。
安藤忠雄展は入場者数が30万人を超えた人気展覧会でしたが、個人的にはあまり面白くありませんでした。小さな模型に観客が群がり、脇から覗いても何を観ているのか良くわかりませんでした。原寸で再現された「光の教会」以外は記憶に残っていません。
これに対して、隈研吾展はたいへん面白い展覧会でした。
まず、入場者が少なく、展示物をじっくりと観られたことがうれしいです。また、安藤忠雄氏の建築物はコンクリートを主とする無機質なものが多いのに対し、隈研吾氏の建築物模型は、竹、木、紙、土、石、瓦、金属、樹脂、ガラス、膜・繊維等、種々の素材を使用した多様なもので、非常に興味深いものでした。お薦めの展覧会です。
なお、東京ステーションギャラリーの建物自体が、レンガの美術館として観る価値のある建築遺跡で、復元後も旧東京駅のレンガ壁が剥きだしで残されている部分が観られます。展覧会と共に建物自体が楽しめます。
3.0
ちょっと難しい説明や、建築のことにとても興味がある人であれば楽しく見られるように思います。
全く知識のないままいったので、「キレイな建物ね~~」レベルの鑑賞しかできず。。。難しかったです。
木や石、風土に根ざした材料を使って建物を、そこに生きるヒトに合わせて作っている、というのはよくわかりました。
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