この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
日本美術史上もっとも重要な画家の一人とされる雪舟。六件もの作品が国宝に指定されていることが象徴的に示しているように、雪舟に対する現在の評価は突出したものがあります。しかし、それは単純に作品が優れているという理由だけによるのではありません。雪舟とその作品に対し、歴史的に積み重ねられてきた評価の上に、今日の高い評価があるのです。
本展では、主に近世における雪舟受容を辿ることで、「画聖」と仰がれる雪舟への評価がいかにして形成されてきたのかを検証します。桃山時代に雪舟の後継者を自称した雲谷派と長谷川派、雪舟画風を流派様式の礎とした江戸時代の狩野派はもとより、これら漢画系の画家とは異なる実にさまざまな画家たちが雪舟を慕い、その作品に学びながら、新しい絵画世界を切り開いていきました。
一口に雪舟受容といってもそれ自体複雑な性質を孕み、多角的に把握すべきものです。その多様な雪舟受容を通して、「画聖」雪舟誕生の過程を明らかにすることを目指します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2024年4月13日(土)~2024年5月26日(日)
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会場 | 京都国立博物館 Google Map |
住所 | 京都府京都市東山区茶屋町527 |
時間 | 9:00~17:30 (最終入場時間 17:00) |
休館日 |
月曜日 ※ただし、月曜日が祝日・休日の場合は開館し、翌火曜日休館 |
観覧料 | 一般 1,800円(1,600円) 大学生 1,200円(1,000円) 高校生 700円(500円)
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TEL | 075-525-2473 (テレホンサービス) |
URL | https://www.kyohaku.go.jp/ |
京都国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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