印象派 モネからアメリカへ
ウスター美術館所蔵

東京都美術館

  • 開催期間:2024年1月27日(土)~2024年4月7日(日)
  • クリップ数:132 件
  • 感想・評価:17 件
印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 東京都美術館-1
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クロード・モネ《睡蓮》1908年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Museum Purchase, 1910.26/Image courtesy of the Worcester Art Museum
チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園にて》1888年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Theodore T. and Mary G. Ellis Collection, 1940.87/Image courtesy of the Worcester Art Museum
ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《ヴィル=ダヴレーの牧歌的な場所――池畔の釣り人》1865-70年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Bequest of Mrs. Charlotte E.W. Buffington, 1935.45/Image courtesy of the Worcester Art Museum
ウィンスロー・ホーマー《冬の海岸》1892年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Theodore T. and Mary G. Ellis Collection, 1940.60/Image courtesy of the Worcester Art Museum
トマス・コール《アルノ川の眺望、フィレンツェ近郊》1837年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Gift of Martha Esty Michie, 1991.179/Image courtesy of the Worcester Art Museum
カミーユ・ピサロ《ルーアンのラクロワ島》1883年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Gift from the Estate of Robert W. Stoddard, 1998.213/Image courtesy of the Worcester Art Museum
メアリー・カサット《裸の赤ん坊を抱くレーヌ・ルフェーヴル(母と子)》1902-03年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Museum Purchase, 1909.15/Image courtesy of the Worcester Art Museum
アンデシュ・レオナード・ソーン《オパール》1891年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Gift of Marianne and John Jeppson, 1986.59/Image courtesy of the Worcester Art Museum
ジョン・シンガー・サージェント《キャサリン・チェイス・プラット》1890年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Gift of William I. Clark, 1983.36/Image courtesy of the Worcester Art Museum
黒田清輝《草つむ女》1892年 油彩、カンヴァス 東京富士美術館 ©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom 
Image courtesy of Tokyo Fuji Art Museum
ジョゼフ・H・グリーンウッド《リンゴ園》1903年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Bequest of Ruth G. Woodis, 2017.25/Image courtesy of the Worcester Art Museum
チャイルド・ハッサム《シルフズ・ロック、アップルドア島》1907年 油彩、カンヴァス ウスター美術館 
Gift of Charlotte E.W. Buffington in memory of her husband, 1908.5/Image courtesy of the Worcester Art Museum
チャイルド・ハッサム《コロンバス大通り、雨の日》1885年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Bequest of Mrs. Charlotte E.W. Buffington, 1935.36/Image courtesy of the Worcester Art Museum
ポール・セザンヌ《「カード遊びをする人々」のための習作》1890-92年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Museum Purchase, 1931.104/Image courtesy of the Worcester Art Museum
ポール・シニャック《ゴルフ・ジュアン》1896年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Gift from the Chapin and Mary Alexander Riley Collection, 1964.27/Image courtesy of the Worcester Art Museum
フランク・ウェストン・ベンソン《ナタリー》1917年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Gift of Desmond Callan, Mary H. Bailey, and Cristina E. Callan, 1996.106/Image courtesy of the Worcester Art Museum
デウィット・パーシャル《ハーミット・クリーク・キャニオン》1910-16年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Museum Purchase, 1916.57/Image courtesy of the Worcester Art Museum
ウスター美術館外観
Photo courtesy of the Worcester Art Museum
印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 東京都美術館-1
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印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 東京都美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

150年前 フランスで生まれた印象派は大西洋を越えたアメリカの地でも花開いた―
そんな“アメリカ印象派”の作品が2024年日本にやってくる


19世紀後半、大都市パリには国外からも多くの画家が集いました。パリで印象派に触れ、学んだ画家たちは、新しい絵画の表現手法を自国へ持ち帰ります。本展は、西洋美術の伝統を覆した印象派の革新性とその広がり、とりわけアメリカ各地で展開した印象派の諸相に注目します。

アメリカ・ボストン近郊に位置するウスター美術館は、1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきました。このたび、ほとんどが初来日となる同館の印象派コレクションを中心に、日本でもよく知られるモネ、ルノワールなどフランスの印象派にくわえ、ドイツや北欧の作家、国際的に活動したサージェント、さらにはアメリカの印象派を代表するハッサムらの作品が一堂に会します。

これまで日本で紹介される機会の少なかった、知られざるアメリカ印象派の魅力に触れられる機会となります。

This exhibition was organized by the Worcester Art Museum

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年1月27日(土)~2024年4月7日(日)
会場 東京都美術館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園8-36
時間
  • 9:30〜17:30 金曜日は20:00まで
    (入館は閉館時間の30分前まで)
休館日 月曜日、2月13日(火)
※ただし2月12日(月・休)、3月11日(月)、
3月25日(月)は開室
観覧料 一般 2,200円(2,000円)
大学生・専門学校生 1,300円(1,100円)
65歳以上 1,500円(1,300円)
高校生以下 無料
  • ※( )内は前売料金。2023年11月1日(水)10:00~ 2024年1月26日(金)23:59までの販売
    ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
    ※高校生以下の方・身体障害者手帳等のお手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで) は、日時指定予約は不要です。直接会場入口にお越しください。ただし混雑時はお待ちいただく場合があります
    ※高校生、大学生・専門学校生、65歳以上の方、各種お手帳をお持ちの方は、いずれも証明できるものを要提示
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://worcester2024.jp

東京都美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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巡回展TRAVELING EXHIBITION

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

珠玉の水連

アメリカ印象派の絵画はあまり観る機会がないので、とても興味深かったです。日本画家の作品も10点ほど展示されており、バラエティ豊かで見ごたえがありました。
個人的に気に入ったのはグリーンウッドの「リンゴ園」でしたが、既に沢山見ているモネの水連の中でも、本展の作品は展示方法もありますが、淡い色合いが非常に美しくオーラを感じました。池の向こうにこんもりとした木々があるように水面に映っている様子や、近くで見るととても花の形ではないのに遠目で見ると明らかに水連としか思えないという、本当にモネの魔法だなぁとつくづく感動しました。

4.0

印象派の伝播

印象派というと、モネとかルノワールとかドガとかのイメージが強く、これまでアメリカの印象派はちゃんと見たことがなかったですが、良い作品にたくさん出会えました。
特にメアリー・カサット、ジョセフ・H・グリーンウッドの作品は好きでした。
また、日本人の作品があったのも良かったです。昨年、たしか目黒区美術館でベルギー印象派の展覧会をやっていたように思いますが、そこで良いなと思っていた児島虎次郎や太田喜二郎の作品も見られて満足でした。

この展覧会で面白かったのが、美術館が作品を購入するときの資料が紹介されていた点。こうした裏側は普段覗けない部分なので、リアルな駆け引きが見られて良かったです。

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uchikoさん、morinousagisanさん、シンディさん

4.0

なかなかグッドなアメリカ印象派、もっと観たいです。

今展「第1回印象派展から150周年を迎える2024年、印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会」とうたわれていました。
アメリカの『ウスター美術館』が、美術館として世界で初めて購入したという、モネの《睡蓮》が、今展覧会のメインビジュアルです。初めて観ました。うん、いいですね。モネの《睡蓮》はこれまで沢山観て来ましたが、私個人的にはかなり上位になると思います。パステルカラーで明るく、暖かく優しい光が満ちていて、ゆらめく水面が映す周りの緑もまだ若い、睡蓮もやっと咲き初めの夏ではなくてまだ春? 時間は? 
今展は、これまで日本であまり紹介されてこなかったアメリカ印象派の作品が沢山観られる、との期待でした。モネの作品は2点のみ。とは知っていました。最近モネ展、結構ありましたし、秋にはまた国立西洋で「モネ睡蓮のとき」展があるので、全然それはOKなのですが、展示作品数は全68点と、都美術館さんの企画展としてはずいぶん少ないですよね。それにちょっと意外だったのが、日本人画家の作品が11点と多かったことです。それも黒田以外はあまり評価できない感じの作品が‥。
アメリカ印象派としては、◎です。今展もう一つのメインビジュアル、チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園にて》、良かったです。以上に《コロンバス大通り、雨の日》《シフルズ・ロック アップルドア島》とても気に入りました。J・H・グリーンウッド《雪どけ》やブルース・クレイン《11月の風景》、好きですね。人物はフランク・ウェストン・ベンソン《ナタリー》が良かった。スウェーデンのアンデシュ・レオナード・ソーン「オパール」も良かった。それに、クールベ、コロー、シスレー、ピサロ、サージェント、ホーマー、セザンヌ、シニヤックら、日本でおなじみの著名画家の作品も、流れの中でちゃんと観せてくれていました。展示はつまり、美術史の中で、印象派の技法や主題が、日本も含め世界へ、グローバルに伝播して行ったという視点で、作品紹介がされていたようです。
また別に、今展の特徴になっているのが、美術館の絵画購入の流れというか努力というかをクローズアップしているところです。壁一面の地図に手紙を貼り付けた斬新な展示。モネの《睡蓮》購入を巡り、当時ウスター美術館が画廊とやり取りした手紙(複製)などが展示されたコーナー、他… Read More

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シンディさん、ぷりんさん、morinousagisanさん

4.0

「印象派」ってパワーワードだね

金曜夕方、大吉原展からウスター展へ移動しました。

若い人、多かったです。

いきなり、入り口から最初の作品の間に、撮影スポットがあり、これは初めてでした。

作品は撮影不可。

展示は、印象派前の作品からです。コローあって良かった。

次、お馴染みフランス印象派。

もう何回も観てる『睡蓮』だけど、ウスターさんのは色がとっても素敵。

そして、印象派の広がりとして、日本画家、黒田清輝など。ちょっとしたアクセントになってました。

いよいよ、アメリカ印象派。

なに?

ハドソンリバー派とか
トーナリズムとか

別に、ハドソンリバー派って、初来日じゃないらしい。

気づいてなかった。

「アメリカ印象派」って表現したら、こんなにパワーアップするとは。

もう好きになってるし…

「印象派」 恐るべし!

20時の閉館ですが、グッズコーナーは人でいっぱい。

最終土日は予約必須かも!

ちなみに、7月、東京富士美術館に巡回予定です。

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morinousagisanさん

4.0

初めて見る絵がたくさんありました

印象派の方々の絵は大体見たことがあると思っていましたが、とんでもない!初めて見る絵がたくさんあって、驚きました。ポスターになっているチャイルド・ハッサムの「花摘み、フランス式庭園にて」も素敵でしたが、同じ画家の「コロンバス大通り、雨の日」やジョゼフ・H・グリーンウッドの「リンゴ園」が印象に残りました。
アメリカは印象派の画家の絵を最初に認めた国というイメージが強く、アメリカにも印象派と呼べる画家がいることまで考えたことがなかったので、「海を越えて咲いたもうひとつの印象派」とうサブタイトルに納得しました。
ウスター美術館についても、今回初めて知って、とても勉強になりました。

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シンディさん

4.0

印象派からの派生作品

広く浅く印象派が集められた展覧会。
アメリカの美術館だからアメリカで描かれたものが多い。日本人の作品もあってびっくり。そうか、これも印象派なのか。
睡蓮はふんわり淡い色合い、やさしい光のもので、春の昼下がりくらいかな?好きなタイプ。
アメリカの農村の絵も良いな。

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シンディさん

3.0

正直、もっとモネ作品があるかと・・・。

「印象派」という誘い文句(?)に惹かれ、鑑賞。
不勉強な私にとって、入り口からあまり聞いたことのない作家さんばかり。
しかし、なぜか頭に残る作品の数々。
チラシにも載っている花の綺麗な庭園、リンゴ園、切り立った山・・・そして睡蓮。
けっこうな枚数飾られていますが、鑑賞中、全然飽きませんでした。
ただ、ちょっと展覧会自体に面白みが足りなかったように思います。

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シンディさん

4.0

印象派とアメリカ

フランスで発祥した印象派がアメリカを中心とする海外の美術界にどのようなインパクトを与えたのかがわかる展覧会だった。
印象派からフォビズムやキュビズムという時系列の流れで追われることが多かったけど、今回、他の国への影響という同時代の横の広がりが分かった点がよかった。
アメリカの印象派の画家は今までほとんど知らなかったけど、チャイルド・ハッサムの「花摘み、フランス式庭園にて」が彼のモネ大好きが伝わってきて気に入った。

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シンディさん、にゃんちゅうさん

3.0

チャイルド・ハッサム「コロンバス大通り、雨の日」が素晴らしい

チャイルド・ハッサムの作品を4点も見られた。4点ともだいぶ雰囲気が違うので、ほかの作品も拝見してみたい。
金曜の夜でしたが、かなりの混雑。。。

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シンディさん

4.0

印象派とアメリカの大地との組み合わせ

まだ会期に余裕はあるのに、日曜午後、結構混んでる!ウスターは、ボストンから内陸へ、マサチューセッツ州第2の都市。

第1章、だいぶ高いリンゴの木登り、ぎゅうぎゅう詰めのボヘミアン、ドービニーの舟上アトリエからの視点、クールベの女性と猫。

第2章、モネの「税官吏の小屋・荒れた海」、寂しい小屋なのだが、全体が暖かい色に包まれていてそう感じさせない。

モネの睡蓮と並んで来場者の人気も高かったのがチャイルド・ハッサム「花摘み、フランス式庭園にて」。花摘みしている人、摘まれた花、そして読書しながらこちらを伺っているように見えなくもない奥のベンチのおじさん。この立体的奥行き感、素敵な庭園なんだろーなー、行ってみたいなー。

第3章、国内所蔵の日本人の作品が10点ほど続くが、久米桂一郎など日本らしい印象派が欧米と違うのがわかって良かった。

第4章、アメリカの印象派、チャイルド・ハッサムのNYの朝食の部屋。少し物憂げな女性の、フルーツだけの朝食。この抑制のきいた雰囲気がいい。後景には、うっすらと高層ビル。1911年、タイタニックの頃に既にでき始めていたのだ。印象派と高層ビルという組み合わせも面白い。

最終章、ブラックのオリーブの木が素敵。マティス的色彩で、枝の色が途中から変わっていく!
印象派なのに、パリだけでなく、NY、ジャクソンホールなどアメリカの大地との組み合わせで見れて満足だった。

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シンディさん

4.0

世界に波及した印象派

モネ、ルノワール、カミーユ・ピサロの作品とともに、アメリカ、日本、ドイツなどの芸術家の作品が展示されていた。
ちょっと趣の異なる印象派的作品もあり、興味深し。
睡蓮などの作品の購入交渉の資料もあったのが個人的には良かったです。

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シンディさん

3.0

睡蓮と日本人画家が良かった

印象派は米国でも日本でも、最初は敬遠されますがやがて、あの独特の色彩感覚に皆、魅了されてしまうのでしょうね。
描かれる人物や景色がヨーロッパではないが違和感は全く無し。
モネやルノワールよりもシダネルやマルタン風がおおいのは時代がずれているからでしょうか。
米国人だったメアリー・カサットの活躍も大事ですね。
今回の目玉、モネの「睡蓮」は全面水面でクレパスか水彩画の様な淡い色彩がとても美しい作品。
しかし、一番好きな作品は児島虎次郎の「ルクサンブール公園の噴水」でした。複雑な色の重ね具合が見事な作品。ウスターの物ではありません。
ウスターの作品は綺麗だけどあまり印象に残らない物が多かった。
写真撮影不可だが、映像の隣に代表作の撮影ポイントがある。
後、出口に向かうエスカレーターの降り口にも撮影ポイントが有る。
平日、朝イチは結構な人出でした。

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シンディさん、ぷりんさん

3.0

米国での印象派の展開がそこそこ面白い

タイトルから米国での印象派の展開という、あまり見たことのない作家の作品が拝見できそうな感じがして、2200円払って見てきました。

冒頭、バルビゾン派から始まってるあたりは、まあ美術史の基本ではあるけど、必要かなという感じ。構成はこのあと、パリでの印象派登場、次にパリから各国への印象派の展開、アメリカでの普及、ポスト印象派としてアメリカでのトーナリズムへの発展と進んでいきます。各国への展開では見慣れた日本人画家の作品があって、これらは国内の美術館からの貸し出し作品でした。

ウスター美術館所蔵とありますが、展示作品の全68点中、日本人画家の作品11点はウスター美術館の収蔵品ではないので、ウスター美術館の収蔵品は57点ですね。ざっと数えた感じでは、このうち24点がアメリカ人作家の作品と思われます。アメリカの印象派について期待して見に行ったので微妙なところ。まあ、一つの美術館の収蔵品で印象派の流れを見せるとなると、こんな感じでしょう。

撮影不可。展示替えなしです。ちなみに2/25まで展示している「出張! 江戸東京博物館」が無料で撮影OKで面白かった。

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シンディさん、ぷりんさん、fumiko773さん

5.0

なんというカラー!!

あまりにも美しすぎるモネの《睡蓮》
初めて購入された睡蓮

この作品の売買を仲介した画廊とウスター美術館のやり取りの書簡を鑑賞し
その後に、煌めくこの作品が。
なんて瑞々しく美しいパステルカラー
これほどの色が生み出せるなんて
涙が込み上げてくるような感情になる

1908年に描かれたこの文字通り色褪せない作品
実物をぜひ鑑賞してほしいと思ってしまう!

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シンディさん、karachanさん、micco3216さん、morinousagisanさん、はるにゃんさん

4.0

印象派が世界に広まった時代

平日に行きましたが、思ったよりも人が多く混雑していました。
やっぱり印象派が好きな人が多いんですね。
そして何と言ってもモネの睡蓮が来ているので、そこだけでも大注目です。
モネの睡蓮を美術館として初めて購入したのは、ウスター美術館なんだそうです。それは知らなかった。購入当時の交渉のやり取りをした手紙まで大々的に展示されていました。
この睡蓮、数ある睡蓮の絵の中でもとりわけ素晴らしい作品だと思います。色に透明感があってきれい、そして水面に映り込む柳の緑がきちんと見えます。

アメリカ人で印象派の影響を受けた画家が本展のメインですが、チャイルド・ハッサムが良かったです。メインビジュアルのひとつにもなっている≪花摘み、フランス式庭園にて≫もいいけど、≪コロンバス大通り、雨の日≫のようにアメリカの都会の光景を描いた作品が目を惹く画家です。

19世紀終わりから20世紀初めにかけては、印象派の次を行く、象徴主義やフォービスム、キュビスム等が登場してきた時代で、どうしてもそういう新しい潮流に目が行きがち。展覧会の企画もそう。世界中に印象派の流れが広がって、それが当たり前になる時代でもあったんだなと再認識させてくれる展覧会でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、ぷりんさん、はるにゃんさん、morinousagisanさん

5.0

新しい作家の発見!

ウスター美術館、、
ウスターソース??
くだらない連想ゲームしちゃった
なんてことかんがえていたら
特設ショップに、「ウスター展ソース」なるものが売られていました(笑)

ジョン·シンガー·サージェントの
作品が印象に残りました。
絵の具が発光しているような輝き
なんです。
それが太陽の光だったり
薄暗い中に浮かび上がる
女性の衣服だったり。
ホイッスラーと共通するものも
感じました。

大好きなバルビゾン派のコロー、
トロワイヨンもあり。
空の帝王もいて。

あと、ベルト·モリゾの絵に
とても惹かれました。
薄い絵の具の層が程よく力が抜けたかんじで、透明感があり美しく✨
全体的にパステルカラーな画面は
柔らかい光と空気に満ちていました。
絵の中の場所に入っていけそうな
不思議な感覚になります。

アメリカ印象派の作家は
知らない方ばかりでした。
今回知ることができてよかった?
ジョゼフ·H·グリーンウッド
最高でした!!
トーナリズムも初めて聞きました。
抑制した色彩に雰囲気ある情緒的な自然表現。ボヤ〜とした画面は
大好きです。

平日の13時、そこまで混雑はなく
みることができました。

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シンディさん、karachanさん、morinousagisanさん

4.0

日本人画家が良いです

日がたつ程混むと思い 会期すぐの平日午前10時半頃の訪問
そこそこの込み具合

6. ドービニー<ヨンヌ川の橋> ピンク色の雲が綺麗
15. あ シスレーだ
23. モネの睡蓮はパンフレットより もっとずっと淡い色彩です
26. <砂丘にて> 何だかキュンとするなぁ
そして 日本人画家が良かったです
35. 水面のゆらめきが素敵な藤島武二
36. 西美のルノワールの<木かげ>も好きだけれど この<風景>の色合いも好きです
38. 薄水色の<サン・ピエール寺院> 
等々 知らなかった画家もいて 推しが増えました
 
後は 
緑が綺麗な63. <川, 日暮れ> などが好みでした
 
アメリカの印象派展のはずが 思いがけず日本人画家の作品にぐっときた展覧会でした

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シンディさん、fumiko773さん、Nine Livesさん、奈央さん、他1人

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出展作品・関連画像IMAGES

クロード・モネ《睡蓮》1908年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Museum Purchase, 1910.26/Image courtesy of the Worcester Art Museum

チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園にて》1888年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Theodore T. and Mary G. Ellis Collection, 1940.87/Image courtesy of the Worcester Art Museum

ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《ヴィル=ダヴレーの牧歌的な場所――池畔の釣り人》1865-70年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Bequest of Mrs. Charlotte E.W. Buffington, 1935.45/Image courtesy of the Worcester Art Museum

ウィンスロー・ホーマー《冬の海岸》1892年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Theodore T. and Mary G. Ellis Collection, 1940.60/Image courtesy of the Worcester Art Museum

トマス・コール《アルノ川の眺望、フィレンツェ近郊》1837年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Gift of Martha Esty Michie, 1991.179/Image courtesy of the Worcester Art Museum

カミーユ・ピサロ《ルーアンのラクロワ島》1883年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Gift from the Estate of Robert W. Stoddard, 1998.213/Image courtesy of the Worcester Art Museum

メアリー・カサット《裸の赤ん坊を抱くレーヌ・ルフェーヴル(母と子)》1902-03年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Museum Purchase, 1909.15/Image courtesy of the Worcester Art Museum

アンデシュ・レオナード・ソーン《オパール》1891年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Gift of Marianne and John Jeppson, 1986.59/Image courtesy of the Worcester Art Museum

ジョン・シンガー・サージェント《キャサリン・チェイス・プラット》1890年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Gift of William I. Clark, 1983.36/Image courtesy of the Worcester Art Museum

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