キース・ヴァン・ドンゲン展
―フォーヴィスムからレザネフォル

パナソニック汐留美術館

  • 開催期間:2022年7月9日(土)~2022年9月25日(日)
  • クリップ数:55 件
  • 感想・評価:19 件
キース・ヴァン・ドンゲン展―フォーヴィスムからレザネフォル パナソニック汐留美術館-1
《楽しみ》キース・ヴァン・ドンゲン 1914年 油彩、カンヴァス グルノーブル美術館蔵
Kees Van Dongen, Amusement, 1914, huile sur toile, Musée de Grenoble ©Ville de Grenoble / Musée de Grenoble - J.L. Lacroix ©ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022
B0593
キース・ヴァン・ドンゲン展―フォーヴィスムからレザネフォル パナソニック汐留美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

キース・ヴァン・ドンゲン(1877-1968)はオランダに生まれ、ロッテルダムの美術アカデミーに学びながら、20歳の頃に初めてパリに数か月滞在します。その2年後にモンマルトルに移り住み、アトリエを構えました。オランダ時代から力強い筆致の作品を描いていたヴァン・ドンゲンは、すぐに新印象派に関心を抱き、やがて濃密で表情豊かな強烈ともいえる色彩でフォーヴィスムの画家たちの一員となります。華麗な色調でありながら、内的な表情を感じさせる色を用い、なかでも女性を描く場合の身体の優美さや官能性を訴える画面は、ヴァン・ドンゲンの代名詞になっていきます。

本展は、この稀有な画家がフォーヴィスムの画家へと成長する過程を紹介し、その後の第一次世界大戦までの時期に取り組んだ色彩と形態の研究に加え、人物表現というテーマ、そして大戦終結後の狂騒の20年代(レザネフォル)における画家の歩みに焦点をあてるものです。

1920年代に入ると社交界との交流から、肖像画家として多数の注文を受けるようになります。ヴァン・ドンゲンならではのスタイルである、華奢で細長くデフォルメされたしなやかな人物像は、きわめて洗練された色彩で表現され、当時の上流階級の人々から絶大な人気を博しました。

日本の美術館においては44年ぶりの開催となる、ヴァン・ドンゲンの個展である本展では、巧みな人物デッサンと官能的表現という全時代を通じて見られる画家生来の資質と、各時代に特徴的な色彩、形、そしてそれらが調和する姿を、新印象派からフォーヴィスムの時代、フォーヴィスムの余波の時代、そしてレザネフォルの時代と3章に分け、国内外の優れたコレクションを通じてご覧いただきます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年7月9日(土)~2022年9月25日(日)
会場 パナソニック汐留美術館 Google Map
住所 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • 8月5日(金)、9月2日(金)は夜間開館を実施
    20:00まで開館(最終入場時間 19:30)
休館日 水曜日 
8月12日~17日
観覧料 一般 1,000円
65歳以上 900円
大学生 700円
中・高校生 500円
小学生以下 無料
  • ※障がい者手帳を提示の方、および付添者1名まで無料で観覧できます
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://panasonic.co.jp/ew/museum/

パナソニック汐留美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

パナソニック汐留美術館 パナソニック汐留美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

終わってますが、失礼します。

こちらの美術館が好きで、知らない作家さんだったのですが最終日に行ってみました。いつも感心するのですが、割と小さな美術館なのに毎回ものすごくたっぷり見た感じがあってすごいなぁと思っています。
フォーヴィスムと聞くだけで、どうもよくわからなくて腰がひけてしまうような私でも、独特なフォルムと色彩の素敵な絵を前に、穴が開くほどガン見して相当な時間を費やしました。女性だけでなく動物がめちゃいい!と思ったら挿絵画家として相当な評価がある方だったようで思わず納得。そりゃ線で捉えるのは鍛え方が違いますよね。
あと、青と緑を効果的に差し色にしているところが印象に残りました。縁取りに使ったり、チラシにもある「女曲馬師」はよく見ると髪が青だったりして。

・ロバで散歩(当方への初旅)←犬の上がってる前足が最高!
・パリのラ・ペ通り←人や動物を縦長かつ緑と紺の縁取りで沢山描いて、黒の地面と青の背景で全体を対角線上に2分割の構図がかっこいい。そして犬のつま先最高!

がお気に入り。この人の絵、別の美術館でもたまに見かけられたらいいな。

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elenak95さん、Tarさん、morinousagisanさん

4.0

女性の瞳が印象的

キース・ヴァン・ドンゲン、名前の知らない画家さんでした。
スマートな女性が色鮮やかな服を纏った姿が衣装デザイナーのスケッチ画の様だなぁと思っていましたが、年代によって画風も変化していて、面白いと思いました。
東方の旅やエジプト訪問時の風景画は肩に力が入っていなくて、ゆる~い感じがとてもツボでした。
ドンゲンさん、おしゃれな女性が好きだったんでしょうね。(実際、かなりモテていたようですので…)
黒目が大きく、何かを訴えているような女性の眼差しにはドキッっとするものがありました。
今回、初めて知った画家さんでしたが、とても好きになりました。
グッズが図録と葉書しかなく、その葉書の種類も少なかったのが少し残念でした。

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シンディさん、さいさん

4.0

女性の表し方

キース・ヴァン・ドンゲンは実はよく知らなかったのだけど
公式サイトキービジュアルである「楽しみ」を見て
これは観といたほうがいいだろうと足を運んでみた

なんだろう、変なたとえ方をしてしまうけど
昭和劇画誌のナンセンス漫画的というのか
馴染やすいディフォルメと的確にとらえられた曲線に
シンプルでしなやかで濃いメイクの女性たちの姿

ストンとおさまりよく目に飛び込んでくる形の良さ

個人的には挿絵の展示が楽しく
これだけでも見に来てよかったと感じてしまった

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さいさん、シンディさん

5.0

素敵でした

なかなかこうしてたくさんのヴァンドンゲンの作品を見る機会がないので、すごく嬉しかったです。
原色と翳りの色彩の美とコントラスト、往時の風景や空気感の魅力もさることながら、個人的に、ヴァンドンゲンの描く人物の眼差しが語りかけてくるような感じの強さ、表情の奥から透けて見える人生のようなものに惹かれます。
とてもよかったです。

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さいさん、シンディさん

4.0

筆触の使い分けと描かれない部分

あまり知らない画家だったが、チラシのメインビジュアルの絵にひかれて来館。
おそらく時代の流れにうまく合った画家だったのだろう。デッサンはとても上手で、人物や動物の微妙な動きが魅力的に表現されている。女性の目の表現には、特におもしろいものがある。また、塗り重ねた筆触のものやさらりとしたイラスト風のものなど、さまざまな質感があって楽しめた。さらに、首から下が描かれていない人物がいたり、横向きに座ったスーツの紳士は顔と腕が描かれていなかったり、女性のとなりで横たわる後ろ向きの男性は腰からしたが描かれていなかったり……。思いの外、いろいろと想像の膨らむ作品たちに出会うことができた。

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シンディさん、さいさん
  • 2
  • BY m.m

4.0

色彩と人物表現が印象的

キース・ヴァン・ドンゲンの個展、日本の美術館においては実に44年ぶりの開催だとか。
確かに作品をまとめて見るのは今回が初めてだし、ドンゲンについてそれほど知らないということで、学芸員さんによるスライドトークに参加してみたのは8月のこと。

ドンゲンが画家になるまでや画家になってから、そして作品紹介などは会場外で上映している映像と重複している部分も多かったのですが、メインビジュアルにもなっている《楽しみ》や《アトリエ》という作品に描かれた画中画について説明が聞けたり、展示室の壁面を時代によって塗り分けていること、《女曲馬師(または、エドメ・デイヴィス嬢)》のサイズが大きくて搬入に苦労したこと、《フォンテーヌ夫人、またはコモード(飾りダンス)の横に立つ上流階級の女性》と《ドゥルイイー指揮官夫人の肖像》を対比して見ることが出来るように配置していることなど展示にまつわる裏話っぽいエピソードを聞くことが出来たりして良かったです。

ドンゲンは肖像画家として大変人気があったとのことですが、様々なタッチや技法で描かれた作品を見ていると、印象派や新印象派、そしてフォーヴィスムなどに影響を受けながら身につけた技術でうまく時流に乗れた画家だったのではないかと感じました。
印象的だったのは女性の肖像画で顔や首筋などの影にグリーン系の色を使っている作品が多かったことで、この先も肖像画で似たような色使いを見たら「ドンゲンっぽい」と思ってしまいそう。

また、壁が水色に塗られた小部屋のようなエリアがあり、『キプリングの最も美しい物語』の挿絵を一部スライドで映していたのですが、出来れば全部見たかったなと思いました。

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シンディさん、さいさん
  • 2
  • BY Tar

4.0

フォーヴ

名前知らなかったですが、マティスとともに、フォーヴィスムのはしりとして、日本にも明治末に紹介されていた(高村光太郎によって)ことを知って、俄然興味がわいて見に行きました。確かに、好みは出ると思いますが、女性の描き方、インパクト、生々しさ、素晴らしかったです。

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morinousagisanさん、さいさん、シンディさん

4.0

ドンゲン

初めて観に行く画家でしたが色がとても良かったと感じました。
最近、この美術館は好みの企画展も多いし、最後にルオーの作品が観られるので好きです。

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さいさん、シンディさん

4.0

スリムになりたい?ドンゲンにおまかせ!

国立西洋美術館の常設展で

《カジノのホール》1920年を観て

カッコいいけどなんか可愛い
いったい誰の絵?と見たら

「ドンゲン」って

インパクトあるお名前
すぐ覚えました。

もっと観たいなあと思ってたら
「ドンゲン展」!
ありがとうございます。

キース・ヴァン・ドンゲンは
フォーヴィスムの画家

1877〜1968年
オランダ生まれ

20代でパリへ

そこで

ピカソに誘われて
モンマルトルの「洗濯船」で
当時の妻子と暮らします。

その頃の作品
《私の子供とその母》1905年
は幸せが溢れています。

ピカソの彼女
オリヴィエをモデルに
描いた作品もありました。

印象派は屋外で描くのが
トレンドでしたが

電灯の進歩もあって
屋内の絵も多いです。

ドンゲンが描けば
薄暗い部屋の娼婦も
ゆるキャラみたいで可愛いし
フォービズムの色使いが
ポップな感じ。

顔や上半身に注目しがちですが
小さい足にハイヒールもいい!

あっ、フェチじゃないです。

また第一次世界大戦後の
「レザネフォル(狂騒の時代)」
と呼ばれる時期に

上流階級からの肖像画の
注文が絶えなかったとか

わかります!

私もスリムに可愛く
描いて欲しい。

ただ第二次世界大戦と
世界恐慌では絵が売れず
苦労したようですが

全体的に成功した画家で
最後はモナコで亡くなります。
91歳

展示は67点で
もっと観たいと感じました。

あと

当時の画家や芸術家との関係など
イラストとかで解説があると
よかったのに…

入館料¥1000じゃ
贅沢言えない?

それと

三菱一号館美術館
「シャネル展」
9/25まで

SOMPO美術館
「スイス プチ・パレ美術館展」
10/10まで

国立新美術館
「ルートヴィヒ美術館展」
9/26まで

いっしょに観ればいいかも

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elenak95さん、Tarさん、morinousagisanさん、さいさん

5.0

おしゃれでキリっとした女性たち

画風の変遷をたどる構成のため、同じ画家さん?と思うくらい違う雰囲気の作品が並ぶこともありましたが、
背筋がピンと通った、おしゃれで、きりっとして、魅力的な女性像、は共通してました。
「ハンサムウーマン」の単語がぴったり。

本の挿絵のイラストや、エジプトの風景画は、ゆるーい感じで遊び心にあふれてました。
ガラスのない作品も多く、混雑もなく、ゆったりじっくり拝見できました。

会場入り口の紹介映像は、フランス語で字幕でしたが、観賞前に見ることをお勧めします。
個人蔵の作品が多いためか、ポストカードがとても少なく残念。

ルオーコーナーで新規収蔵作品を展示していました。
ネタばれになるのでこれ以上は書きませんが、作品の逸話がへぇぇぇ、でした。お見逃しなく。

カラフルでおしゃれで、見終わった後、元気をもらった感じになりました。

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シンディさん、Tarさん、morinousagisanさん

5.0

久しぶりの単独の展覧会!!

ドンゲンというと、細長くスリムな体系の女性が思いつきますが、その作品に至るまでに様々に作風が変化していっているのをわくわくしながら見てきました。
あまりに楽しみすぎて、2周してなんどもなんども楽しみました!
グッズは少なかったけれど、図録も絶対に買い!な展覧会でした。

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シンディさん

REPORT

適当さ加減の心地よさ

この目で作品を観たかった画家。

画家の天性の性質によるものかと思わせる、一貫した明るい色使いに心が休まる。

その様なわけがないのだか、どこか、適当に引いた様な線が、こちらを気楽にさせ、心地が良い。

こんな線が引けたらな、こ…readmore

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シンディさん、morinousagisanさん、さいさん
  • VIEW727
  • THANKS3
  • BY junjun

5.0

華やかなパリに生きる女性を色鮮やかに描く

女性をスラリとしたスリムな姿で色鮮やかに描く画風は、フォービスムの画家として観たことはあったはずですが、じっくり観るのは初めて。
それもそのはずで、日本での個展は44年ぶりとのことです。

華やかなパリに生きる女性を中心に描かれた絵は、どれもとても鮮烈な印象を与えてくれる素敵な作品ばかりでした。
目玉の≪楽しみ≫という作品は、朱色を基調に白のドレスと肌を対比させて、女性を極端にスリムに描いています。いかにもフォービスムらしい作品です。この絵は第2章の展示会場にありますが、壁の色は同系統の深い赤色です。
次の第3章の展示会場に進むと、壁の色は一転して緑になり、真正面に緑のドレスをまとう女性の大きな絵≪女曲馬師≫が目に飛び込んできます。女曲馬師というちょっと特殊な職業の女性ということで、少し陰鬱な雰囲気に包まれ、憂いに満ちた表情です。華やかでありながらも、都会に生きる人間の実像を題材にしている点にも、ヴァン・ドンゲンらしさが表れているようです。

美術館がそれほど広くないので、作品数は67点と少なめですが、じっくりと2時間かけて鑑賞しました。平日だとお客さんは少なめで、ゆったりと回れます。

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シンディさん、morinousagisanさん

4.0

再評価

どんな画風だったかなと思いながら、行ってみる。
駅近だし、暑くても大丈夫。
フォビズム由来であるけれど、色彩のセンスがよく、パリの人だなと再認識しました。
素敵です。
女性をうつくしく描いてくれる。すばらしいですね。
物販が少な目であったのが残念でした。
荷物ロッカーに預けるように、は選択制になっており、カイゼンされた様子です。
館内はむしろ寒いので、上着を忘れずに。

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シンディさん

5.0

色合いが素敵

初めてキース・ヴァン・ドンゲンという方を知り、ホームページに記載の絵に惹かれて行ってきました。
人はそこそこいましたがじっくり見ることができてよかったです。
油彩といえば硬めの質感の絵の具を何度も重ねて立体感を表現するものと思っていましたが、ばーっと一度で広げほとんど重ねない表現方法もあることを知りました!
色合いが鮮やかなのでのっぺりした印象にならず、奥行きや広がりが感じられてとても興味深く鑑賞しました。
女性というテーマに強く惹かれ生涯描き続けた方とのことで、女体のしなやかさや色気の表現が見事です。
化粧をした社交界の女性やすっぴんのだらけた姿など、どれもその人の内面まで覗けるような、様々魅力的な美女に出会うことができました。
一つの作風をじっくりたくさん見られる展示ではないので、それを期待していくと少し物足りなさがあるかもしれません。
ですが初心者としてはキースの生涯を辿る様に色々な作風を見られて面白かったです!

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シンディさん

5.0

パンフレットに一目惚れして

キース・ヴァン・ドンゲンの

予備知識0、ジャケ買い感覚、
汐留美術館へ足を運んだ。

なぜなら、パンフレットが好みだったから。

行ってみたら、期待を裏切らない。

描かれている女性達が、
魅力的で美人。

仕草も 、表情も 、ファッションも
全てが華やか、

展示の空間も洒落ている。


出口で
キース・ヴァン・ドンゲン様
御本人のお写真が!

とても
品の良さそうな、

ステキなおじ様で!

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シンディさん、Nine Livesさん

3.0

女性の優美さや官能性が際立つ作家。

スタイリッシュで面白いのだが、なんだかレトロ感が漂う気がする。昭和の喫茶店の匂いがする感じなのだ。
女性像は悪くない。面白いとらえ方もしている。
変遷を追うがあまり、様々な作風が多くちょっと掴み所が無かった。

7/22、11時半予約入館。混雑無し。
グッズが図録だけで、絵はがきが1枚も無かったのは寂しい。

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Nine Livesさん、シンディさん

4.0

抜群のセンスはパリのエスプリ

すらりとしたお洒落なパリジェンヌ。
挑発的で魅惑的な娼婦や踊り子。皆とても生き生きと描かれている。
キース・ヴァン・ドンゲンの絵を見ていると何時もいつの間にか自分がその絵の中に居る様な気分にさせられる不思議な感覚におそわれる。
どぎつく大体な色彩も彼の手に掛かるとセンス良く魅力的な絵になるから凄い。

今回、久しぶりの個展ということでとても楽しみだった。
珍しい挿絵作品などはデザイン性に優れたイラストだ。
風景画も人物画とは違ったセンス抜群の魅力が有る。
早くに成功し女性にモテて長生きもしている割に今展覧会は作品数が少なく物足りない感あり。
見たかった作品が無かったのも原因か。
大好きな作家の一人だけにやや期待外れ。
ショップに関連品が少ないのも残念な点。
これから人気爆発して欲しい作家だ。

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シンディさん、Nine Livesさん、jyusuranさん、morinousagisanさん

4.0

そこはかとなくフォービズム

キース・ヴァン・ドンゲン、良かったです。

ヴァン・ドンゲン結構好きで見る機会もそれなりにあるのですが久方ぶりの回顧展のようです。
顔色の悪い十頭身のハリガネ美人を描いている人のイメージで本展でもその印象はさほど変わりませんが
どの時代でもフォーヴの顔をチラリと覗かせるのが良いですね。

各方面から多彩な作品を借用していて大型作品もあり見応えあります。
ガラスケースが入っていない作品も多く筆致筆跡も存分に楽しめます。
クラシカルで品のある内装も実に素敵です。

ヴァン・ドンゲン知名度はやや低めなんでしょうか。
予約にも余裕がありゆったりと鑑賞出来ました。

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Nine Livesさん、にゃんちゅうさん、シンディさん、tibeanie3さん、morinousagisanさん

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Kees Van Dongen, Amusement, 1914, huile sur toile, Musée de Grenoble ©Ville de Grenoble / Musée de Grenoble - J.L. Lacroix ©ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022
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