3.0
仏像を味わう
一部屋のみの展示ということで、展示数も多くなく、小ぢんまりとした印象。しかし、お客さんはたくさん入っていて、さすがトーハクという感じでした。
仏像はそれぞれ魅力的で、見どころ満載でした。
それぞれの造形的な美しさや表情など見入ってしまいました。
展示としては特に十一面観音の解説パネルが良かったです。パネルによって十一面観音の楽しみ方が増えました。
今回、何より素晴らしいと思ったのが修復をして文化財を守っていくということ。時が経つにつれ、劣化していくことは避けられません。そうした中で、修復をして文化財を次代に繋いでいくということは重要です。
今後とも国立博物館には文化財を守る役割を果たしていってほしいと思います。