展覧会の感想・評価一覧

森美術館開館20周年記念展 ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会

4.0

消耗していく

学校の授業の如く各教科を入り口とした現代アートが楽しめる。
だが、解答の解釈は千差万別なのがポイント。
正直、国語だの算数だの、そんなものは取っ掛かりに過ぎず
受け取り手によって学… Read More

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morinousagisanさん、さいさん、karachanさん
石黒亜矢子展 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ

5.0

妙に馴染む

久しぶりの世田谷文学館は生憎の雨模様。
でも、まぁ雨中の文学館もそれはそれで乙なもので、良しとする。

日本画的な表現、との文言を度々目にし、これ如何にと思ったが
なるほど。なるほ… Read More

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Audreyさん、morinousagisanさん、Sukekiyo-Acckermanさん、さいさん
麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン

4.0

不穏な空気感

ベトナム戦争や当時の社会問題にも感化された作品は
かなり抽象画的な一面もあるが、彼の信念とも執念とも受け取れる
力強い筆致には不穏な空気感が充満している。
自分の娘を描いた作品でさ… Read More

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黒豆さん、morinousagisanさん、Sukekiyo-Acckermanさん、さいさん
マティス展

マティス展

東京都美術館|東京都

会期:

5.0

これだよ、これこれ!!

やっぱりマティスは良い!
改めてそう思わされるほどに、素晴らしい作品群だった。
初期から晩年までその変遷がよく分かる。
序盤はオーソドックスな写実的な絵画で、いわゆるマティス感は薄… Read More

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kage0512さん、黒豆さん、Nine Livesさん、loveandpeaceさん、morinousagisanさん、他4人
東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密

4.0

例の黒猫

国宝展の二番煎じ感は否めないが、美術史上重要な役割を果たす作品群を
一堂に見られる貴重な機会はやはりありがたい。
よく足を運ぶ人なら当館が所蔵する重文は見慣れたものが多いだろう。
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黒豆さん、morinousagisanさん、Boodlesさん、Sukekiyo-Acckermanさん、uchikoさん、他2人
今井俊介 スカートと風景

4.0

普遍的なイメージとデザイン

カラフルな模様。
ストライプ、波線、水玉。
切り取りとも継ぎ接ぎとも見て取れる。
でも、その不自然さが心地好く、次第に自然になっていく。
恐らく、これらを一つの柄やデザインと捉えた… Read More

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morinousagisanさん、uchikoさん、komagatayaさん、さいさん、karachanさん
伝説のファッション・イラストレーター 森本美由紀展

4.0

カッコ良さにしびれる

ファッションイラストと聞くと
色とりどりのファッションアイテムを想像しがちだが
森本美由紀に関しては、あまり当てはまらない。
墨と筆を駆使したシンプルなデザイン画だが、これが
中々… Read More

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morinousagisanさん、Sukekiyo-Acckermanさん、さいさん
買上展 -藝大コレクション展2023-

5.0

藝大ならではの層の厚さ

改めて藝術の幅広さ、厚さを実感した。
流石、歴史ある東京藝術大学である。
日本美術界を牽引してきた名だたる芸術家の若かりし頃の作品が
まとまって見れる機会は貴重である。
卒業・修了… Read More

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morinousagisanさん、uchikoさん、さいさん、karachanさん、takehikoさん
企画展示 「谷川俊太郎 絵本★百貨展」

企画展示 「谷川俊太郎 絵本★百貨展」

PLAY! MUSEUM|東京都

会期:

4.0

絵本の中に入り込む

詩人・谷川俊太郎。
彼の作品と多くのクリエイター達との合作が楽しめる
クスりと笑えて、時に少し真面目な気持ちにもなる展覧会。
インスタレーションあり、映像作品あり、朗読あり。
いろ… Read More

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morinousagisanさん、さいさん
アルフォンス・ミュシャ展

アルフォンス・ミュシャ展

八王子市夢美術館|東京都

会期:

4.0

ミュシャの商業人生を辿る

存外、楽しめた。
まず、先に言っておくと油彩画の類いは無く、直筆は見たところ、クレヨンの
スケッチが1点だけである。その他はほとんどカラーリトグラフである。
だが、それこそがミュシ… Read More

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loveandpeaceさん、morinousagisanさん、Boodlesさん、mizuking0417さん、さいさん、他1人

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