ライデン国立古代博物館所蔵
古代エジプト展

兵庫県立美術館

  • 開催期間:2021年11月20日(土)~2022年2月27日(日)
  • クリップ数:21 件
  • 感想・評価:6 件
ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展 兵庫県立美術館-1
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ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展 兵庫県立美術館-9
アメンヘテプの内棺 第3中間期  (蓋)長さ185cm、幅50cm、高さ35cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
ホルの外棺 後期王朝時代 (蓋)長さ199cm、幅72cm、高さ38cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
男性のミイラ 第3中間期 長さ160cm、幅38cm、高さ26cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
王の書記パウティのピラミディオン 新王国時代 高さ47cm、幅47cm、奥行47cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
クウと家族の供養碑 中王国時代 高さ38cm、幅50cm、厚さ6cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
パディコンスの『死者の書』 第3中間期 縦24.5cm、横61.2cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
護符とビーズの首飾り 新王国時代 長さ36cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
金彩のミイラマスク グレコ・ローマン時代 長さ48.5cm、幅28cm、厚さ14cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
葬祭用(カノポス用)箱 後期王朝時代 高さ47.5cm、幅22cm、奥行26cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展 兵庫県立美術館-1
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ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展 兵庫県立美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

大英博物館やルーヴル美術館などと並ぶ世界屈指のエジプト・コレクションを誇るオランダのライデン国立古代博物館が所蔵する、ミイラや副葬品を含む約250点の展示品によって構成された本展では、近代人を魅了した遺跡発掘から現代科学によって解明されたミイラの製作法など、古代エジプト文明の魅力をさまざまな視点から紹介します。

◆ みどころ
Ⅰ ヨーロッパ5大エジプト・ コレクションのひとつ、ライデン国立古代博物館から約250点が来日!
Ⅱ 圧巻の立体展示!棺10数点が一挙集合
Ⅲ 本展出品のミイラのCTスキャンの研究成果を 世界初公開!

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年11月20日(土)~2022年2月27日(日)
会場 兵庫県立美術館 Google Map
住所 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 (HAT神戸内)
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
祝休日の場合は開館し、翌平日休館
年末年始(12月31日、2022年1月1日)
観覧料 一般 1,800円(1,600円)
大学生 1,400円(1,200円)
70歳以上 900円(800円[団体のみ])
  • ※( )内は前売・団体[20名以上]料金
    ※障がい者手帳を提示の方は一般450円、大学生350円(要証明)、介助者1名は無料
    ※一般以外の料金で入場の際は証明できるものを要提示
    ※高校生以下無料
    ※予約優先制です。予約のない方は長時間お待ちいただいたり、ご来館された時間によっては入場いただけない場合があります
TEL078-262-1011
URLhttps://egypt-leiden-kobe.com/

兵庫県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

兵庫県立美術館 兵庫県立美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

古代エジプト人の想い

古代エジプトのミイラといえば、信仰や神話と切り離せず、「アヌビス神とはいかなる神か?」であるとか、「死者の書には何が書かれているか?」または「歴代ファラオの記録」などの要素に着目されがちだと思います。

しかしながら、今回の展示はむしろ。「古代エジプト人は何を思い人を弔ったのか」にフォーカスを当てているようで、大変興味深い内容でした。

とにかく誰もが「死後の世界で食料に困らないように」と祈っていることなどがわかり、これは当時の人たちがやはり飢えと戦ってきたからではないだろうかということがうかがい知れる。

また、貧富の差により柩に違いがあったり、丹念に布を巻かれたミイラなど、それぞれに特徴があり、それが遺族の人たちが、どのような想いで故人を埋葬したのか。
想像が膨らんでいきます。

また少し、古代エジプトが好きになる。そんな展示会でした。

4.0

”立体的”古代エジプト学

昨年からミイラや古代エジプト展といった考古博物展が立て続けに開催されているが、本展は、「天地創造の神話展」と世界のミイラを展覧する「ミイラ展」を掛け合わせたような展覧会だった。特徴的なのは古代エジプトへの研究活動が多様な角度から紹介されていた点だろう。
ライデン国立古代博物館が所蔵する美術工芸の数々は非常に多彩で、神像や石碑から装身具や道具類、木棺やミイラまでが勢揃いしていて圧巻だ。古代エジプトの王朝史や文化観を概観できるだけでなく、西洋世界が古代文明に魅了され、それらを探究してきた歴史、記録や成果までもが示されている。有名な王族や神話世界、死者の書といった特異な文化が注目されがちだが、そもそも古代エジプトをどのように研究し、理解できるのかという、基礎的だけれど案外知らなかった部分が多分に紹介されていた。美術工芸の形式的特徴とその変遷やヒエログリフの読み方など、展示パネルの解説が興味深かった。
概説書などで読めばわかるような基礎的知識なのかもしれないが、やはり作品を前にしながら学べるに越したことはない。視覚的な鑑賞だけでなく、古代エジプトへの知的理解も深めてくれる、まさに「立体的」なエジプト学展示だといえそうだ。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

3.0

ミイラ!

展示の仕方がとてもすばらしい!解説、わかりやすい!
とても状態の良い貴重な棺やミイラたち!
ロマンが溢れてました!

5.0

ミイラ研究の最先端の一端が見られます

やはり興味深いのはミイラのコーナー。ミイラも外側からほぼほぼすべてみられる時代になったのだなぁと。私的になかなか衝撃的だったのは「へび」でした。余談ですが物品のコラボの商品展開が凄過ぎです。まさか、キーホルダー1個買うのに1時間並ぶとは。
物品購入される方はお時間に余裕をもってお挑みください。

3.0

平日でも館内それなりに賑わってます

兵庫県立美術館は公式サイトで団体客の入場時間等を掲載されているので
少しでも混雑を避けたくてその日程を避けて入館
平日でもそれなりに館内は混みあっていて、館内の注意書きにも明記されて
ましたが、お手洗いは入館時に1階で済ませておく方が無難です
(女性用トイレは個数も少ないためか男性用よりも混みあう傾向が見受けられました)

展示室に入ると音声ガイドマークのついた展示物付近には数人滞留
土日は一方通行に列ができてそうなので、空いてるところから回って
気ままに鑑賞できるのは平日ならではだろうなぁと思いました。

棺が立てられた展示法とCTスキャンのデーターを映像でわかりやすく
解説してくれるコーナーは見ごたえがありましたが、他の展示室では
ガラスケースの低い位置に陳列されてて見づらかったり、裏側まで
みえるように工夫された展示物も少なく、個人的には京セラ美術館で
開催されていた古代エジプト展 天地創造の神話 -の展示の仕方
(鏡が置いてあって裏面も見えるよう工夫された展示物が多い
展示物がケースの外に置いてあり、いろんな角度から見まわせた)の方が
見やすく満足感が高かったなと感じました。

グッズはいろんなところとコラボ展開していて多種多数あって
見ていて楽しかったです。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん

4.0

びっくり!ミイラの棺が壁面にずらり

これまで繰り返し開催されているのに、私はエジプトの展覧会は行ったことがなかったのかも。
いやー、ビックリしました。
所蔵先のライデン国立古代博物館の展示に習って、ミイラの棺と蓋が1展示室の壁面にずらりと立てた状態で展示されていました。
ミイラの棺をまじまじと見るのは初めてで、棺の表面はもちろんのこと内側にも絵が描かれています。
それは遠い古代からのメッセージ。
それは空白ができるのを怖れるかのように、緻密に描かれ、色彩も鮮やかです。
エジプトの乾燥した地では、色彩もしっかり残ったのか?あるいは後世に補色されたのか?

もっと驚いたのは、次の展示室には包帯ぐるぐる巻きのマミーが展示され、CTスキャンした映像でその人物が紹介されている。
X線では分からなかったが、CTスキャンでなん層にもなったマミーの包帯を剥がして・・・の研究成果の映像はとても興味深かった。

ミイラに託されたものは何か?なぜミイラは作られたのか?
小さいお子さんでも十分楽しめる展覧会で、実物を実見することで確かに伝わるものがある。
兵庫県美は高校生まで無料!ぜひぜひ若い人に出かけて欲しい!夕方3時半以降がお薦め。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、TomTさん、他1人

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出展作品・関連画像IMAGES

アメンヘテプの内棺 第3中間期  (蓋)長さ185cm、幅50cm、高さ35cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

ホルの外棺 後期王朝時代 (蓋)長さ199cm、幅72cm、高さ38cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

男性のミイラ 第3中間期 長さ160cm、幅38cm、高さ26cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

王の書記パウティのピラミディオン 新王国時代 高さ47cm、幅47cm、奥行47cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

クウと家族の供養碑 中王国時代 高さ38cm、幅50cm、厚さ6cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

パディコンスの『死者の書』 第3中間期 縦24.5cm、横61.2cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

護符とビーズの首飾り 新王国時代 長さ36cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

金彩のミイラマスク グレコ・ローマン時代 長さ48.5cm、幅28cm、厚さ14cm
© Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

葬祭用(カノポス用)箱 後期王朝時代 高さ47.5cm、幅22cm、奥行26cm
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