この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
漆で絵を描き、金粉や銀粉を蒔きつけて文様をあらわす「蒔絵」は、日本文化において長きにわたり理想美の象徴となっています。本展覧会はMOA美術館、三井記念美術館、徳川美術館の3館が共同で開催するもので、平安時代から現代の漆芸家作品にいたるまで、3会場で国宝25件、重要文化財51件を含む計188件を展観して、蒔絵の全貌に迫ります。
三井記念美術館では、国宝7件、重文32件を含む計127件を展示。国宝「初音蒔絵調度」(徳川美術館蔵)をはじめ、平安時代の和様意匠の完成を示す国宝「澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃」(高野山金剛峯寺蔵)、鎌倉時代の手箱、琳派様式の蒔絵、江戸時代から近代に活躍した名工による作品など、各時代を代表する名品に、現代の人間国宝を加えた選りすぐりの蒔絵を紹介します。
さらに国宝「源氏物語絵巻」(徳川美術館蔵)をはじめとした物語絵巻や屛風、仏教経典や書跡なども合わせて展観し、日本人が追求した美の系譜をたどります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2022年10月1日(土)〜2022年11月13日(日)
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会場 |
三井記念美術館
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住所 | 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階 |
時間 |
10:00〜17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 | 10月24日(月) |
観覧料 | 一般 1,300円(1,100円) 大学・高校生 800円(700円) 中学生以下 無料
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://maki-e.exhibit.jp/ |
三井記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展予定作品・関連画像IMAGESS

国宝 源氏物語絵巻 宿木一(絵) 平安時代・12世紀 徳川美術館(10/1~9展示)

国宝 澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃 平安時代・12世紀 高野山金剛峯寺 画像提供:高野山霊宝館

国宝 浮線綾螺鈿蒔絵手箱 鎌倉時代・13世紀 サントリー美術館(10/25~11/13展示)

重要文化財 砧蒔絵硯箱 室町時代・15世紀 東京国立博物館 Image: TNM Image Archives(10/1~30展示)

重要文化財 秋草蒔絵歌書簞笥 桃山時代・16世紀 高台寺(10/1~23展示)

花樹鳥獣蒔絵螺鈿聖龕 桃山時代・16世紀 名古屋市博物館(10/1~23展示)

国宝 初音蒔絵文台・硯箱 幸阿弥長重作 江戸時代・寛永16年(1639) 徳川美術館(10/1~23展示)

国宝 初音蒔絵文台・硯箱 幸阿弥長重作 江戸時代・寛永16年(1639) 徳川美術館(10/1~23展示)

松山茶花蒔絵硯箱 尾形光琳作 江戸時代・17~18世紀