4.0
贅の限りを尽くすとはこの事
遅ればせながら行ってきました。大蒔絵展。
会期の終わりも迫っているし、休日だし、人の多い事。
観覧者の年齢層は高いが若い人もけっこう居て、意外。
やっぱり立地が良いからかしら、なんて。
訪問時は後期展示に突入していた為、『秋草蒔絵手箱』『浮線綾螺鈿蒔絵手箱』
『初音蒔絵十二手箱』『波千鳥蒔絵硯箱』などがお目見え。
国宝、重要文化財などは人だかりができていて、ちょっと遠目から眺めていたが
それでも煌びやかな紋様や意匠の素晴らしさは良ーーく分かる。
もう、笑ってしまうほどの華美なものもあったりして、
どや、ワシの技術、スゴいやろ、、と言われているみたい。
どの作品も良かったが、個人的には一番最後の室瀬和美作の
『蒔絵螺鈿丸筥「秋奏」』2017 が良かった。
白くてふわりとした毛並みのりすが数匹描かれていてとても可愛らしい。
11/13までなのでまだ見ていない方はお早めに。