建築という名の芸術作品
庭園美術館の建物公開展があると聞き、ずっと行ってみたいと思っていた矢先にコロナウイルスの流行で見送ったりして、今年やっと訪問することができました。
朝香宮ご夫妻が1920年代のパリでアールデコ芸術に魅了され、アンリ・ラパンやルネ…readmore
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東京都庭園美術館の本館は、1933年に朝香宮家の本邸として竣工しました。この建物は、1920年代から30年代にかけて欧米を中心に世界中で流行したアール・デコ建築が日本で花開いた事例を、良好な状態で今日に伝えるものとして国内外から高く評価され、現在では重要文化財に指定されています。
1983年に美術館として開館して以来、同館では朝香宮邸の邸宅空間を活かした展覧会を開催してきました。年に一度の建物公開展では、とくに意匠や技法、素材など、建築そのものに注目しながら、毎年異なったテーマを設けて、様々な角度から旧朝香宮邸の魅力を紹介しています。そして、2023年は開館40周年という節目を迎えます。
今回は、この邸宅の主であった朝香宮家の人々に焦点を当て、宮邸時代の家具や調度を用いた邸宅空間の再現展示に加え、かつてこの空間を往来した人々が残した写真や映像資料、工芸品、調度品、衣装などによって、当時の生活の一端を紹介します。
会期 | 2023年4月1日(土)~2023年6月4日(日) |
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会場 | 東京都庭園美術館 Google Map |
展示室 | 本館+新館 |
住所 | 東京都港区白金台5-21-9 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 大学生(専修・各種専門学校含む) 800円(640円) 中・高校生および65歳以上 500円(400円)
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TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://www.teien-art-museum.ne.jp |
庭園美術館の建物公開展があると聞き、ずっと行ってみたいと思っていた矢先にコロナウイルスの流行で見送ったりして、今年やっと訪問することができました。
朝香宮ご夫妻が1920年代のパリでアールデコ芸術に魅了され、アンリ・ラパンやルネ…readmore
4.0
確か4年ぶりのウィンターガーデン公開との事で、最終日に何とか滑り込み。
邸宅公開は年一ですが、去年ウィンターガーデンは見られず残念に思っていました。
来年も公開するかどうかはわかりませんから、どうしても見たかった次第です。
思っていた以上に小さいスペースで、下で数分順番待ちしてから小さ目の階段で上がっていって見るという感じでした。
部屋もさることながら、さすが!な素晴らしい眺望でしたね。
企画展の「邸宅の記憶」は新館ギャラリーで。
この旧朝香宮邸に関するBSで放送した番組の短縮版が見られました。
朝香宮湛子様の映像が多かったが、「自分の結婚の時は戦中だったから木のボンボニエールだったことを、実姉の豪華な扱いと比べて若干不満に思っていたようだ」という内容に受け取ることのできる息子さんの証言は、ここで公開する必要があったのか、正直疑問に。当然賛否あるでしょうから。
また、このコーナー全般に允子様や湛子様に「女王」という呼び名を使用していたりして、正直違和感があった。当時その扱いだったことに疑義はないが、今持ち出す必要はなく、むしろ日本の文化向上に貢献した一家ということで庶民に親しまれた方がよろしいと思いますが如何なものでしょうか。
この辺りはもう少し配慮されてもいいかと感じました。
お持ち物の公開と言ってもそれほどの量はなく、とにかくボンボニエールが大量で、ボンボニエール祭り状態。この企画=ボンボニエール公開だったんじゃないかと思う位。
壁面の上から下までずらっと並んだボンボニエールは壮観で見応えはありました。
旧朝香宮邸を訪れたことのない方には、来年是非。
本当に素晴らしい建物、素晴らしいお庭です。
4.0
庭園美術館の建物は良い
元々朝香宮家の本邸とあって
住居としての品の良さ過ごしやすさが感じられる
現在美術館となっているこの建物の魅力そのものを
思いっきり楽しむことができるのが今回の企画だ
建物公開は以前の開催の時も行ったのだけど
気分が舞い上がりすぎて不完全燃焼な鑑賞になってしまった覚えがあるので
今回は「こういうところだけはきちんとみていこう!」
などとある程度自分なりの目的を設けて挑むことにした
通常の企画展で何度も足を運んでいるが
こういう機会に改めで、普段公開されない場所も含めて隅々まで歩き回る
(写真撮影ができるのがうれしい)
新館に展示されたボンボニエール
趣向を凝らした様々なモチーフを
手のひらに載るほどの小さな容器にアレンジされている
中には水雷のような「なんでこれをモチーフにした??」というようなものもあり
とても楽しい展示だ
5.0
年に1度の建物公開のタイミングとやっと合ったので、ずっと行きたかった東京都庭園美術館へ行きました。
鉄工芸家さんやガラス工芸家さんが手掛けられた建具やラリックの照明器具、魚介モチーフのラジエーターカバーなどとにかく見どころ多すぎて、午後からの他の美術館の予約がなければもっとじっくり見ていたかった。
5.0
庭園美術館は、とても好きです。ぐるっとパスのおかげで、毎年毎年、何度となく最低年4回は行かせて頂いています。企画展もいいけれど、建築好きな私には、毎年一度の「建物公開展」がとても好きです。他の企画展では、勿論朝香宮邸という会場に合った展示が企画されてはいるのですが、この時ばかりは特に宮邸建物の意匠や技法、素材など、建築そのものに注目できる展示になっているのですよね。それでいて、毎回テーマもあって、同じ「建物公開展」でも様々な角度から違った楽しみ方ができるように工夫されています。今年は解説文にもあるように、開館40周年節目でもあるそうで、宮邸時代の家具や調度を用いた邸宅空間の再現展示され、魅力も浮き彫りになっています。時間がなくてギリギリの訪館、駆け足で見て回った感じだったので、沢山の見落としもあるかもしれないのですが、それでも、大大満足でした。新刊特別展示のボンボニエールも素晴らしかったです。一点一点がもう少し見やすいと、もっと嬉しかったです。
5.0
ずっと行きたいと思いながら、行けていなかった庭園美術館。ようやく初訪問しました。
アールデコ様式の建築は、今の時代に見てもやはり素晴らしい。細部までこだわりが窺え、非常に良かったです。
圧巻だったのは1階の大客室と大食堂の意匠。素晴らしいの一言に尽きます。
新館の展示は、ボンボニエールが色々展示されていて、こちらも良かったです。
おすすめしたい展覧会の一つです。
予約制:予約制ではありません。
混雑具合:土曜日の2時過ぎ 急な雨だったのでそこそこいましたが、混んでいるとはいいがたい
※ウィンターガーデンはタイミングの問題なのか、空いていて待ち時間はありませんでした。
所蔵:主に所蔵品の…readmore
5.0
結構な雨でしたが、かえって空いてるかも、と思って出かけました。
30分待ちという噂のウィンターガーデンもすぐに入室。
邸宅内も空いていたので、あちこち写真を撮らせていただきながら、特に照明とタイルをじっくり見て回りました。
圧巻は新館のボンボニエールの展示。全部で250点くらい展示されていたのでは?
小さいけれどもそれぞれ意匠が凝っていて、ほんと、素敵でした。
最後に壁一面に(11×18列)展示されてたのですが、上のほうはボンボニエールの底しか見えなくて残念無念・・・
新館で、朝香宮家の姫宮が保管されていた映像を紹介したテレビ番組のダイジェストが紹介されてました。再放送してほしいなぁ。
邸宅公開の企画は初めてではなかったのですが、空いていたのであちこち写真撮影させていただき、新館のボンボニエールをはじめ縁の品の展示が見ごたえあり、雨の日に頑張ったかいがありました。
3.0
GW日中に行ってしまったせいかすごく混雑していてウィンターガーデンは30人待ちでした。
建物自体が展示物なのでカーテンを開けて陽光を取り入れています。
GWは避けなさいという覚書。
4.0
今回はカーテンが開き室内が明るく雰囲気が良い。窓からは新緑が美しい庭が望め魅力が倍増している。
特に普段見られない中庭、3階のスタジオ、久しぶりの公開のウィンターガーデンは必見。
外光に輝く大食堂の壁、明るい北の間も新鮮。
少なめのアールデコ調度品は宮家旧蔵品が多い。
新館はボンボニエールがずらり!
銀製の鉄兜や魚雷、戦闘機型などは意匠を凝らしてはいるものの時代を映していて痛々しい。
戦争が激化する頃には瀬戸物や木彫の品も現れる。
その辺の事情は映像ブースでも語られている。
一つ一つ精巧な作りで手にとって眺めてみたい。
陽気も良く、美しい庭園や茶室も訪れて欲しい。
5.0
アールデコが大好きなので 建物公開の時期によく訪れています
40周年おめでとうございます
一度でいいから香水塔に香水を入れてほしい
保存上無理なのでしょうか?
ラジエターカバー 照明器具 ワードローブ 沢山のボンボニエール どれも素敵です
やはり テラスには出られません 残念
桜も終わり 庭園はちらほらとつつじ 白山吹など 新緑のもみじが美しいです
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