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建物公開2023 邸宅の記憶 Vol.1

建物公開2023 邸宅の記憶 Vol.1

東京都庭園美術館|東京都

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建築という名の芸術作品

庭園美術館の建物公開展があると聞き、ずっと行ってみたいと思っていた矢先にコロナウイルスの流行で見送ったりして、今年やっと訪問することができました。
朝香宮ご夫妻が1920年代のパリでアールデコ芸術に魅了され、アンリ・ラパンやルネ・ラリックをはじめとする名だたる芸術家たちの協力を得て、宮内省内匠寮が設計・建築した、世界的に見ても最高峰のアールデコ様式の邸宅。
建築という名の芸術作品と言っても過言ではなく、エッジングガラスや香水塔、ラジエーターグリルなど細部に至るまで美しく、それらを存分に見られること、1920年代の息吹を感じられることが素晴らしい芸術体験でした。写真撮影ができるのもありがたく、普段は見学が許されないウィンターガーデンにも入れて感無量でした。
建物公開が目的でしたがボンボニエールの展示も本当に素晴らしく、在りし日の皇族の方々の華やかな暮らしをうかがい知ることができて、非常に興味深く、時間を忘れて見入ってしまいました。
ただ、ゴールデンウィークの晴れた日に伺ったためにとても混雑していて椅子という椅子で多くの人が座り込み休憩、スマホいじりや居眠りしている様子はあまり美しくなくて少し残念でした。休憩は併設の素敵なカフェでしてほしいなあ。次回はすいているときに行けるといいなと思います。
日本庭園も、青紅葉と池が輝いて大変美しかったです。
余談ですが、今回初めて美術館の駐車場を利用したら、美術館の裏の駐車スペースを案内されましたが、車で邸宅の敷地に入るとまるで朝香宮邸に招かれた客になったようでとてもうれしかったです。

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