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「窓辺で手紙を読む女」修復後の姿は圧巻
フェルメール作品は目玉の完全修復後の「窓辺で手紙を書く女」のみなれど、天使の姿に感動しました。欲を言えばもっとフェルメール作品が見たかったのですが、レンブラントの「若き日のサスキア」も観られて良い展示でした。
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17世紀のオランダ絵画の巨匠ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》 は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作です。
本作品は、1979年のⅩ線調査で壁面にキューピッドが描かれた画中画が塗り潰されていることが判明し、長年、その絵はフェルメール自身が消したと考えられてきました。しかし、その画中画はフェルメールの死後、何者かにより消されていたという最新の調査結果が、2019年に発表されました。
本展では、大規模な修復プロジェクトによってキューピッドの画中画が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった《窓辺で手紙を読む女》を、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館でのお披露目に次いで公開します。
(東京、北海道、大阪、宮城を巡回。)所蔵館以外での公開は、世界初となります。
加えて、同館が所蔵するレンブラント・ファン・レイン、ハブリエル・メツー、ヤーコプ・ファン・ライスダールなどオランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点も展示します。
会期 | 2022年7月16日(土)~2022年9月25日(日) |
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会場 | 大阪市立美術館 Google Map |
住所 | 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内) |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 | (8月15日、9月19日は開館)、7月19日 |
観覧料 | 一般 2,100円(1,900円) 大高生 1,500円(1,300円)
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TEL | 06-4301-7285 (大阪市総合コールセンター) |
URL | https://www.dresden-vermeer.jp/ |
SNS |
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フェルメール作品は目玉の完全修復後の「窓辺で手紙を書く女」のみなれど、天使の姿に感動しました。欲を言えばもっとフェルメール作品が見たかったのですが、レンブラントの「若き日のサスキア」も観られて良い展示でした。
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「窓辺で手紙を読む女」のキューピッドをお目当てに行きました。
愛のキューピッドというわりに、顔の表情は無表情で、
足下の仮面や弓矢の扱い方など私は気になりましたが、
カーテンの赤や窓枠の青がとても鮮やかで印象に残りました。
この名作1点を見るためだけでも、暑い中でも足を運ぶ価値がありました。
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窓辺で手紙を読む女
実は壁にキューピッドが隠されていた。
1979年のX線調査で判明。
2019年にはフェルメールの死後、
何者かが上塗りしたいう調査結果が。
誰が隠したのか…
何の意味があったのか… 。
大規模な修復プロジェクトによって
キューピッドが完全に姿を現した
「窓辺で手紙を読む女」を、所蔵館である
ドレスデン国立古典絵画館以外で初めて公開。
私はキューピッドがいない方が好きだなぁ…
修復が済み、画中画が顕になって印象をがらりと変えたフェルメールの《窓辺で手紙を読む女》一点でひっぱりすぎでは?と思わず言ってしまいたくなるくらい、本展は普通の「17世紀オランダ絵画展」だった。会場の広さに比して作品数は抑えめ…readmore
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