FEATURE

蠟燭の灯りで浮かび上がる恐ろしくも美しい芝居絵屏風
赤岡町で「絵金祭り」の熱気に触れる夏

アート好きの心を満たす旅 / アートを求めて訪ねる高知県【前編】

アート&旅

創造広場アクトランド「絵金派アートギャラリー」 会場風景(手前は《伊勢音頭恋寝刃》)
創造広場アクトランド「絵金派アートギャラリー」 会場風景(手前は《伊勢音頭恋寝刃》)

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2023年は、高知県にゆかりのあるトピックが並んだ年だ。1つは大阪・あべのハルカス美術館で開催された「幕末土佐の天才絵師 絵金」展(2023年4月22日~ 6月18日)。幕末の土佐で活躍した絵師・金蔵。地元では「絵師・金蔵」という意味で「絵金さん」と親しまれた絵金は、歌舞伎や浄瑠璃の芝居絵を多く描いた。特に絵金の代名詞である芝居絵屏風は、グロテスクな描写、誇張された身体表現、鮮烈な血飛沫など、実際の舞台よりも“芝居がかった”作品群は、多くの人々を驚かせ、そして魅了する。

もう1つはNHKの朝の連続ドラマ小説で、高知県佐川町出身の植物学者・牧野富太郎をモデルにした「らんまん」が放送されたことだ。ドラマの展開とともに、草花や牧野富太郎という人物に関心を持った方も多いことだろう。

そんな話題の尽きない高知県にアートを求めて訪ねた。

宵闇で絵金に出会う「土佐赤岡絵金祭り」

絵金祭り風景(右《勢州阿漕浦 平次住家》(複製)、左《花上野誉石碑 志度寺》)
絵金祭り風景(右《勢州阿漕浦 平次住家》(複製)、左《花上野誉石碑 志度寺》)

幕末の土佐で活躍した絵師・金蔵(1812-1876)、通称「絵金」は、幼い頃より絵に秀で、18歳で江戸に上り狩野派を学び、土佐藩家老・桐間家の御用絵師となる。しかし33歳の時に贋作事件の疑いをかけられ、御用絵師の職を解任され城下から追放されたと伝わる(ただし藩の記録には残っておらず真相は不明)。しばらく各地を放浪した後、やがて赤岡(現・香南市)に滞在し、町絵師として芝居絵屏風など多くの作品を残した。絵金の芝居屛風絵の特徴は、そのグロテスクで劇的な場面描写だ。ほとんどの作品が二曲一隻屛風で、歌舞伎や浄瑠璃の芝居の一場面を、目を見張るほどの極彩色と大胆な構図で描く。特に「血赤(ちあか)」と呼ばれる絵金の赤は見る者の眼に鮮烈に映り、「恐ろしくも美しい」という表現は絵金の作風を端的に表す。赤岡町に伝わる絵金の芝居絵屏風23点は、平成21年に高知県保護有形文化財に指定された。

絵金祭り風景(本町商店街)
絵金の芝居絵屏風を見に、地元のみならず、遠方からも多くの観光客が集まる。
絵金祭り風景(本町商店街)
絵金の芝居絵屏風を見に、地元のみならず、遠方からも多くの観光客が集まる。

高知県東部に位置する香南市赤岡町。この町は、絵金が御用絵師を追放され放浪した後、おばを頼って滞在したと伝えられ、多くの作品が残されている。そんな絵金のゆかりの地である赤岡町では毎年2つの絵金作品が並ぶ祭りが行われる。須留田八幡宮での「神祭」(毎年7月14・15日)と「土佐赤岡絵金祭り」(毎年7月第3土曜・日曜)だ。どちらも蠟燭の灯りで絵金の屛風を展示する点は一緒だが、神祭では屋台などは出ず静かな雰囲気の中でじっくりと作品と向き合うことができる。

今回筆者が参加したのは、後者の「土佐赤岡絵金祭り」だ。昭和52年(1977)に赤岡吉川地区商工会(現・香南市商工会)青年部が商店街の発展を目的に始めたこの祭りでは、全長わずか550メートルの本町商店街の商店に、赤岡町の各地区が所蔵する絵金の芝居絵屛風23点が並ぶ。

絵金祭り風景(横町商店街)
細い通りは夜になるにつれてさらに賑わう。骨董屋の「おっこう屋」には器や玩具など様々な品が溢れる。
絵金祭り風景(横町商店街)
細い通りは夜になるにつれてさらに賑わう。骨董屋の「おっこう屋」には器や玩具など様々な品が溢れる。

近くの通りでは、屋台やビアガーデンが出店し、コンサートなども行われ、地元の人々にとっては毎年の夏祭りとして、アートファンにとっては絵金作品をガラス越しではなく直接見ることができる絶好の機会として親しまれている。店の人々、住民、観光客が入り混じり、高揚感が溢れた商店街の様子は、日常と非日常が交わり混沌とし、祭りならではの一体感が生まれている。

絵金巡礼 その1「創造広場アクトランド」

創造広場アクトランド「絵金派アートギャラリー」 会場風景
芝居絵屛風は蝋燭を模した灯りで鑑賞することができる。
創造広場アクトランド「絵金派アートギャラリー」 会場風景
芝居絵屛風は蝋燭を模した灯りで鑑賞することができる。

高知空港に到着後、絵金祭りが始まる日没まで、絵金作品を展示している施設を訪ねることにした。絵金の作品は、現在高知県の様々な施設・神社に伝わっているが、中でも「創造広場アクトランド(絵金派アートギャラリー)」と「絵金蔵」の2館は、絵金巡礼の旅には外すことはできない場所だ。

創造広場アクトランド(以下、アクトランド)は、高知駅からJR土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で「のいち駅」で約30分、そこから徒歩10分(バスで約5分)で到着する。ちなみに高知龍馬空港から直接向かう場合は車で10分程だ。

創造広場アクトランド外観
創造広場アクトランド外観

アクトランドは芸術・文化・技術をテーマにした複合テーマパークで、屋外遊具のほかに龍馬歴史館や世界クラシックカー博物館など個性豊かな8つの展示館があり、その1つに「絵金派アートギャラリー」がある。ギャラリーがある建物の階段を上ると、踊り場にも作品が展示されていた。屏風絵や杉戸絵、絵馬などがまるで神殿のように組まれて展示されている。杉戸絵には「蝦蟇仙人」「孔雀図」といった、芝居絵以外の画題を描いた珍しい作品もあり、こうした展覧会などではあまり見る機会のない作品との出会いに、絵金の聖地に来たのだと実感する。

会場風景
屏風絵のほか、左右には蝦蟇仙人や孔雀を描いた杉戸絵という珍しい作品も展示。
会場風景
屏風絵のほか、左右には蝦蟇仙人や孔雀を描いた杉戸絵という珍しい作品も展示。
《伊達競阿国戯場 累》
《伊達競阿国戯場 累》

展示室では絵金をはじめ、弟子や河田小龍など絵金の画風を継承した「絵金派」の作品が、蝋燭の灯りを模した照明に照らされている。一般的なガラスケース越しの展示ではなく、展示用に作られた屋台に作品が並び、襖絵などの建具を再現するなど趣向が凝らされている。訪れた人々は自然と絵金の芝居絵屏風の世界に引き込まれ、屋内の場面を描いた作品などは、まるで絵の中の現場に居合わせたかのような錯覚に陥る。

絵金 絵馬提灯《釜淵双級巴》展示風景
絵金 絵馬提灯《釜淵双級巴》展示風景
絵金派《小督》
能を題材にした絵金には珍しい作品に出会うことができるのもアクトランドを訪れる醍醐味。
絵金派《小督》
能を題材にした絵金には珍しい作品に出会うことができるのもアクトランドを訪れる醍醐味。

アクトランドには、絵金筆の珍しい襖絵や掛け軸の作品なども展示されており、屏風絵のイメージが強い絵金の、町絵師としての実像が浮かび上がってくる。筆者が訪れた時は、絵馬提灯《釜淵双級巴》の展示のほか、能《小督》を題材にした屏風絵や美人図など、グロテスクな絵金のイメージとは異なり、繊細で優美な作品も展示されていた。ついつい絵金と言えば「グロテスク」「劇的」「おどろおどろしい」という“奇想”の絵師として語られがちだが、これらの作品からは絵師としての確かな描写力と、描く対象や制作経緯によって描き方も変えるバリエーションも備えていたことが分かる。

また、墨の輪郭線だけで描く白描画も展示されていたが、芝居絵屛風の特徴である鮮烈な色彩や空間表現などの要素がない分、一つ一つの線が生き生きとしていることが一層感じられ、芝居絵屛風の魅力もこのゆるぎない「線」があるからこそだと気づく。

白描画の展示風景
障子の奥からは絵金を思わせる絵師のシルエットが浮かんでいる。
白描画の展示風景
障子の奥からは絵金を思わせる絵師のシルエットが浮かんでいる。

絵金巡礼 その2「絵金蔵」

アクトランドを後にし、再びJR土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に乗る。「のいち駅」から2駅隣の「あかおか駅」で下車し、歩くこと約5分。住宅、個人商店が並ぶ「本町商店街」を歩くとJA高知県赤岡支所が見えてくる。その角を曲がり細い道を歩けば、絵金を巡る旅の最も重要な場所である「絵金蔵」に到着する。

絵金蔵外観
絵金蔵外観

絵金蔵は、地元の人々の「絵金の作品を守り伝えたい」という熱い思いから、昔の米蔵を改装し、各商家の家に伝わる絵金の屏風絵をまとめて管理・展示する施設として平成17年に開館した。赤岡町に伝わる23点の芝居絵屏風を収蔵する絵金蔵の展示については、開館前に住民をはじめ様々な立場の人との議論の中で生まれたアイデアに溢れている。鑑賞の眼玉は、収蔵庫に保管されている屏風をのぞき窓から鑑賞する「蔵の穴」展示だ。展示と収蔵スペース、展示できる作品数など限られた条件の中で、収蔵されている蔵自体を見せようという発想に驚かされる。訪れた日は「絵金祭り」の準備で作品が全て収蔵庫から出ていたため、残念ながら「蔵の穴」から覗き込んで鑑賞することはできなかったが、絵金蔵に訪れた際はぜひ「絵金蔵」ならではの展示を楽しみたい。

1階のメインの展示室「闇と絵金」では、夏の神祭を再現した展示を楽しめる。また、第2展示室では、大柄だったと伝わる絵金の等身大の姿をイメージさせる模型も展示されていた。

第2展示室風景
絵金の芝居絵屏風の制作をイメージさせる展示など、趣向に富んだ展示に溢れる。
第2展示室風景
絵金の芝居絵屏風の制作をイメージさせる展示など、趣向に富んだ展示に溢れる。
2階展示室風景。
絵金の生涯、さまざまなエピソードや資料を紹介している。
2階展示室風景。
絵金の生涯、さまざまなエピソードや資料を紹介している。

2階の展示室では、主に資料などから絵金の生涯や、絵金にまつわるさまざまなトピックを紹介している。大人から子供まで「絵金」について楽しく知ることができるよう展示には工夫や仕掛けが多い。地元の人たちが「絵金」という唯一無二の絵師をいかに大事にして、親しみを抱いているかが伝わってくる。


昔の芝居小屋の風情が漂う「弁天座」

絵金歌舞伎公演
客席は地元の人々を中心に多くの人が集まり、満席状態。役者(子供たち)の登場を今か今かと待ち構える。
絵金歌舞伎公演
客席は地元の人々を中心に多くの人が集まり、満席状態。役者(子供たち)の登場を今か今かと待ち構える。

絵金蔵の向かいには、芝居絵屏風を描いた絵金の町に相応しく、昔の芝居小屋の風情が漂う弁天座が建つ。弁天座は、明治33年頃、赤岡町の旦那衆が資金を出し合って建てたのが始まりだ。かつては大衆演劇や映画の上演などが催され、活況に満ちていたが、時代の移ろいと供に次第に客足が遠のきやがて閉館。しかし平成になり再び文化の発信地として再出発した。客席は江戸時代の芝居小屋のように升席となり、場内で飲食も可。浮世絵に描かれた歌舞伎の観客さながら、大いに笑い、泣き、食べ、役者に声をかけ、芝居を存分に楽しむことができる。

弁天座内観
1階前方は升席で、江戸時代の芝居小屋の風情が漂う。
弁天座内観
1階前方は升席で、江戸時代の芝居小屋の風情が漂う。

弁天座では、毎年絵金祭りに合わせて、地元の人々による「土佐絵金歌舞伎」が開催される。この日は、117時~、18時~、19時~の3公演が予定されており、筆者は18時の回を見た。演目は歌舞伎の代表作の1つ『白波五人男 ~稲瀬川勢揃いの場~』。子供たちが五人男や捕手役を務め、満員の客席の前で堂々と名台詞を披露し、場内からは大きな拍手で溢れ、威勢のいい大向う(観客からの掛け声)も飛んだ。古典芸能が生きた芸能として人々の生活の中に生き続けることは容易ではないが、地元の人々たちの熱意によって守られ、受け継がれていく様子を目の当たりにして感慨深い。

『白波五人男 ~稲瀬川勢揃いの場~』舞台風景
子供たちが有名な白浪五人男の名乗りの台詞を披露する。客席からは大向うがかかる場面も。
『白波五人男 ~稲瀬川勢揃いの場~』舞台風景
子供たちが有名な白浪五人男の名乗りの台詞を披露する。客席からは大向うがかかる場面も。


陽が沈むと現れる「絵金の芝居絵屏風の世界」

絵金祭り風景
絵金祭り風景

次第に日が傾いてくると、少しずつ屋台が開き始め、通りに人が増えてくる。そして19時、いよいよ芝居絵屏風の展示が始まる。商店や個人宅の前で、蠟燭の灯りのみで絵金の芝居屛風絵を見ることができる贅沢さに、訪れた人々の熱気は一気に高まる。それぞれの場所では、店の人やボランティアが芝居のストーリーなどの解説を行い、人々は真剣に解説を聞いたり質問をしながら、作品を隅々まで鑑賞する。

商店の方やボランティアが作品解説を行う。歌舞伎の奇想天外なストーリーに驚く人も。
商店の方やボランティアが作品解説を行う。歌舞伎の奇想天外なストーリーに驚く人も。
《浮世柄比翼稲妻 鈴ヶ森》展示風景
食い入るように見つめる少年に周囲の大人たちも思わず後ろで見守る場面も。
《浮世柄比翼稲妻 鈴ヶ森》展示風景
食い入るように見つめる少年に周囲の大人たちも思わず後ろで見守る場面も。

何度も通りを往復していると、地元の人にどこから来たのか尋ねられた。東京からだと答えると、実は作品解説をする予定のボランティアの方も東京在住の方だと教えてもらった。彼女は数年前に観光客として「絵金祭り」に訪れ、絵金の魅力に魅せられて毎年来るようになり、ボランティアもするようになったのだという。地元の人の絵金を大切に思う気持ちが「絵金祭り」という形になり、その祭りによって赤岡町から遠く離れた人々の心にも、同じように絵金を大切に思う気持ちを芽生えさせていた。

作品の詳細を見るなら、暗くなる前の19時台に見て周るのがおすすめだ。絵金の芝居絵屛風の特徴は、画面の中央にメインとなる場面を描くほか、背景にその前後の場面を異時同図法で描くことが多いので、明るいうちに芝居のストーリー、そして考え抜かれた絵金の構図や空間表現の妙をじっくりと味わいたい。

《鎌倉三代記 三浦別れ》
北条時政の娘・時姫と、源頼家の家臣・三浦之助は許婚であったが、北条と源氏の対立で敵同士となる。画面手前では、戦で深手を負った三浦と時姫の別れの場面が描かれ、右奥には息子との別れを嘆く三浦の母親の影、左奥には「三浦別れ」に続く井戸端の場面が描かれている。
《鎌倉三代記 三浦別れ》
北条時政の娘・時姫と、源頼家の家臣・三浦之助は許婚であったが、北条と源氏の対立で敵同士となる。画面手前では、戦で深手を負った三浦と時姫の別れの場面が描かれ、右奥には息子との別れを嘆く三浦の母親の影、左奥には「三浦別れ」に続く井戸端の場面が描かれている。
商店街では、屏風だけでなく絵馬提灯も展示される。
商店街では、屏風だけでなく絵馬提灯も展示される。

20時ごろ、辺りがすっかり暗くなると、芝居絵屏風から醸し出される雰囲気はグッと濃厚になる。蠟燭の灯りだけが頼りなので、見える範囲は限られてくるが、そのよく見えない状況こそ、このおどろおどろしい絵金の芝居の世界に入り込むうってつけの演出となる。

特に心を掴まれたのが《浮世柄比翼稲妻 鈴ヶ森》、現在でも歌舞伎『御存知鈴ヶ森』のタイトルで上演される人気の演目を描いた作品だ。ここでは、若衆・白井権八と侠客・幡随院長兵衛が出会う有名な場面が描かれている。お尋ね者となった白井権八は品川沖を臨む刑場であった「鈴ヶ森」で、権八にかけられた賞金を狙う雲助たちに襲われるも、逆に彼らを次々に斬り捨てる。そこに侠客・幡随院長兵衛が通りかかる。長兵衛は権八の腕を認め、またお尋ね者になっていることを承知で江戸に着いたら面倒を見てやると約束して別れるというストーリーだ。絵金は、長兵衛が暗闇の中、提灯の灯りだけを頼りに権八の刀をあらためるシーンを描いているが、闇の中で蠟燭の灯りで浮かび上がる《鈴ヶ森》は、まさに幡随院長兵衛が提灯で権八を照らそうとするシーンそのものだ。

暗闇で見る《浮世柄比翼稲妻 鈴ヶ森》
「お若ぇの、お待ちなせぇやし」という長兵衛の台詞が聞こえてきそうだ。
暗闇で見る《浮世柄比翼稲妻 鈴ヶ森》
「お若ぇの、お待ちなせぇやし」という長兵衛の台詞が聞こえてきそうだ。

そうして21時には祭りは終わる。7月のわずか2日間のみ、この小さな町には「絵金」の絵に惹かれた人々の熱気が溢れ返る。蠟燭の灯りに照らされた絵金の作品の濃密さ、怖ろしさ、美しさをその目に、心に焼き付けて人々は帰路へ着く。また来年、この場所で絵金と町の人々、そして絵金の絵に魅せられた人たちが集まるのだろう。

『鈴ヶ森』は幡随院長兵衛と権八の「ゆるりと江戸で会いましょう」という台詞で幕となる。商店街を抜け「あかおか駅」に着く頃、先ほどまでの熱気を背中に感じ、祭りの余韻に浸りながらふっと口にする。

ゆるりと“赤岡”で会いやしょう。

【後編】はこちらから

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