5.0
チケット当選しました
チケット当選し最終日に伺いました
これだけ多くの漆を見たことが初めてでしたので感動しました
日々使う漆を少し購入したいなと思いました
ありがとうございました
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アジアの人々が見出した不思議な樹液、漆。ある時は天然の接着剤、またある時には表面に艶と光沢を与える塗料として活用されてきました。そして漆の特性を活かして、各地域の事情や美意識に応えた様々な漆芸技法が花開きました。東洋の人々のくらしのなかには、その技で生み出された多彩な漆芸品が深く根差しています。
本展では、住友コレクションの漆芸品の数々を、用いられてきたシーンごとにひもとき、漆芸品を見るたのしみ、使うよろこびについてもう一度考えたいと思います。
また同時開催として、漆芸品と同じく私たちのくらしを彩ってきた陶磁器のなかから、近年泉屋博古館東京に寄贈のあった瀬川コレクションの染付大皿を受贈後初めて公開します。大皿に表された斬新で大胆な意匠は、圧倒的な迫力で粋な青と白の世界へみなさまを誘います。
会期 | 2024年1月20日(土)~2024年2月25日(日) |
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会場 | 泉屋博古館東京 Google Map |
住所 | 東京都港区六本木1丁目5番地1号 |
時間 |
11:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
月曜日 ※祝日の場合は開館、翌平日休館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 高大生 600円(500円) 中学生以下 無料
|
TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/ |
5.0
チケット当選し最終日に伺いました
これだけ多くの漆を見たことが初めてでしたので感動しました
日々使う漆を少し購入したいなと思いました
ありがとうございました
4.0
始めから漆器の豪華セットに圧倒される。教養が無ければ付き合う事すら出来ず恥をかく。茶会や宴会で実際に使用しているあたりがもう、別世界。
堆朱や螺鈿はスコープで見てもその細工に目眩がしそう。
柴田是真の「群鶏蒔絵文箱」は何度見ても素晴らしい。
池田泰真の「野菜盛籠図蒔絵額」は床の間風な展示の為、遠く暗くて見えづらく残念。
何度見ても飽きない泉屋の漆芸品。
東洋の美の結晶。
5.0
東京国立近代美術館の工芸館が金沢市に移転して以来、工芸関係の展覧会を観る機会が減っていました。特に漆芸品に特化した展覧会は珍しいので期待を込めて観に行きました。泉屋博古館東京にはリニューアル後に初めての訪問ですが、展示室が一つ増えカフェも併設されて、大きく様変わりしていました。
本覧会では住友コレクションの漆芸品が多数展示されていましたが、どれも見事なもので、その細工の細かさ・美しさには魅了されます。
タイトルで「くらしのなかの漆芸美」と謳っていますが。いかに住友財閥とはいえ、日常のくらしでこんな高価な品々を使用されていたとは思えません。冠婚葬祭の宴や茶会など特別な場で使用されたのでしょう。我々庶民はこれらに触れる機会はないと思われますが、鑑賞するだけでも楽しく、目の保養になりました。
同時開催の「受贈記念 伊万里・染付大皿の美」では同館に寄贈された瀬川竹生コレクションの染付大皿を公開されていました。陶磁器には疎いのですが、青と白の大胆な絵付けは面白かったです。
4.0
漆は面白いな
ぬるっとした光沢がすでに面白い
シンプルであれ華美であれそれを受け止める色艶
彫漆などどんなに鋭く彫り込んでいてもどこか不思議な柔らかさを感じる
漆というのは本当に面白い素材だ
個人的には彫漆が一番好きなのだけど
螺鈿や蒔絵も解りやすく目を楽しませてくれる
こういうの欲しくなるなーとか余計なことをついつい考えながら見てしまう
観る人にとって好みがつかみやすいジャンルだと思う
同時開催の伊万里・染付大皿の美
大皿の迫力と図案の楽しさで漆器とはまた別の面白さがある展示だ
4.0
最初の部屋とロビーの作品は写真撮影可能で良かったですね。
第二展示室に展示されている作品はお宝がたくさんあっただけあり、撮影は不可だったので、一生懸命に心の目焼き付けておきました。
漆を彫った円盆の龍は素晴らしかったです。
4.0
懐石膳の漆塗りの食器数々。
その手入れを考えると気が遠くなる。
でも使わないとだめ。
展示されていた数々もその時々に使われていたと思うと、およばれしたかったな。
いやぁ。お片付けもしまうところも大変。
一般人には望むべくもない暮らしだ。
5.0
良かったです!
第一展示室に入ると、揃いの漆器がずらーっと並び、お椀からお膳まで30揃あるそうで、全部展示できませんと紹介されてました。展示は一部とはいえ、お膳を収納する箱(6客で1箱)も立派で、ぎっしり並んだ器の数に目が丸くなりました。
朝鮮・琉球・中国の螺鈿、桃山から江戸時代までの漆工芸品は、文房具、茶道具、蒔絵の箱と種類も多く、それぞれ美しく、解説も見所がわかりやすかったです。
勝手にマイベストスリー
・青貝葦葉達磨香合と朱塗菱型十字花弁盆
東山御物の香合と花形のお盆の組み合わせは、開いた花弁の中央に円形の香合がおかれ、朱と茶、螺鈿の白の組み合わせが印象的。
・軍鶏蒔絵文箱
柴田是真、好きなので(笑) 鶏の羽の渋いグレーの美しさ。蓋が籠になっていて透けて見える意匠も素敵。
・染付松下波兎文大皿
伊万里の大皿は、どれも楽しい絵柄でした。2羽のウサギが愛らしかったので。
第1展示室とロビーのみ写真撮影可でした。
第2展示室からは写真撮影不可ですが、掲示が目立たないのでご注意を。撮影している人ちょいちょいいらして、係の人がすっ飛んで注意してました。
リニューアル後、時々、伺ってますが、いつも期待以上の内容で、今回も充実してました。次回も楽しみにしてます。
4.0
以前、漆の保護活動をしている方にお話を伺う機会があり、興味を持ちました。
展示数は少なめで、ゆっくりじっくり鑑賞することができます。
会席膳のつややかで見事な漆芸には圧倒され、香合等の小さなものに施された繊細な細工など楽しませて戴きました。技法の違いなども分かりやすく解説されていて、あらためて漆の特性や日本の暮らしの中に根付き、継承されてきた美意識をしみじみ味わうことができました。
昨今、展覧会では撮影可とするものも多く、じっくり鑑賞している際に、ひたすら撮影される方にちょっと困惑することがありましたが、一部としたところも良いかと思います。直接、目で見るからこその美しさがあり、対面であるその時にこそ感じられるものがあると思った次第です。
漆芸品が大好きな私としては、茶道具やら文具やらの優れた作品に出会えるだろうと、とても楽しみにしていました。その思いは少し、かわされた感じでした。
今展では、様々な場面で使用されてきた住友コレクションの漆芸品の数々から、その魅…readmore
3.0
泉屋博古館は住友家のお宝を収蔵する美術館。今回は住友家の漆芸品のコレクションから、宴会や茶会などに使われた食器やお膳、お盆などを公開しています。そこから住友家が主催した宴席や茶会がどんなものかが多少は想像できるのが面白い。例えば会食用のお膳とかお盆に謡曲をテーマにした蒔絵を描いていて、明治の世なら謡曲は常識であったのだろうな、と思えるわけです。つまりこの絵柄ならこの謡曲といったことが分かることがマナーであったのでしょう。能についてはほとんど知識のない私のような者には分かりませんが、当然、宴席の席順も決まっていて、座ると目の前には「敦盛」のお膳があると、さてその意味は?といったことがあるのかも、と思うワケです。まあ、個人的には柴田是真の作品《軍鶏蒔絵文箱》を拝見できたのがちょっと嬉しかった。
えーと、お膳などが展示されている第1展示室は撮影OKでした。一方で図録がないのが残念です。
3.0
住友家の漆芸、良かったです。
第1展示室に会席膳が通常1セットのところ10セットくらい出ていて圧巻、住友家スゴイ!ってなりました。
この展示室とロビーの作品は撮影可能でした。
幸野楳嶺など明治の作家が下絵を書いた蒔絵も品があって良いです。
重文や重美といった古格の作品は少ないものの実際の祝の席で使用されていたと思しき
品格の高い良質の作品がバラエティ豊かに展示されていて結構見応えがありました。キャプションも丁寧。
受贈記念の染付は大皿ばかりというのが珍しい。
絵柄も大きいので迫力あります。江戸後期の作品が大半で色合いも綺麗に残っていました。
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