3.0
つまらない
円空仏は岐阜に行ったとき、何箇所か回りじっくり見てきたつもりです。
両面宿儺も千光寺で見ました。
あべのハルカス美術館開館10周年記念というわりには、担当したスタッフさんがあまり円空さんに興味がなかったのかなと思いました。
円空仏は…やはり野に置けスミレ草…ということなのでしょうか。
円空さんが旅して、彫って、祈ったその現地で円空仏を見ることをおすすめします。
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生涯に12万体の仏像を彫ると誓ったといわれる江戸時代の僧・円空(えんくう、1632-1695)。円空は修験道(日本古来の山岳信仰が、役行者(えんのぎょうじゃ)を始祖として仰ぎ、外来の密教などと習合して、平安時代末に成立した一つの宗教体系)を修めた僧です。
山岳修行によって超自然的な力を獲得し、その力を用いて人々を救う活動をする宗教者です。円空はその実践として、各地の霊場を旅し、神仏を彫り、祈りを捧げました。円空が彫った神仏は、あるものは優しい微笑みをたたえ、あるものは迫力のある怒りの相を表し、多くの現代人の心をも惹きつけてやみません。
生誕、入寂の地である岐阜県や愛知県、三重県など東海地方を中心に北海道から近畿地方まで円空の足跡は遺されています。
本展では、「円空仏」とよばれ親しまれている彫刻はもちろん、絵画や文書など円空の人柄に触れることのできる貴重な史料により、円空の生涯と活動を追っていきます。
円空の生涯や、人々の切実な祈りや願いに寄り添って作られた「円空仏」は、コロナ禍を経験した我々にとって、時空を超えて力になり、励ましとなるものでしょう。また、2024年は紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されて20年という節目の年でもあり、修験の行者が育んだ文化に注目が集まっています。
こうした機をとらえて、素朴ながら力強く温かい「円空仏」の魅力を改めて多くの人々に感じていただくことを目指し、本展を開催いたします。
【FEATURE|内覧会レポート】
円空仏から湧き立つ生命の氣、流浪の僧が現代へ伝える祈りの姿
会期 | 2024年2月2日(金)~2024年4月7日(日) |
---|---|
会場 |
あべのハルカス美術館
![]() |
住所 | 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階 |
時間 |
|
休館日 | 2月5日、3月4日の各月曜日 |
観覧料 | 一般 1,800円(1,600円) 大高生 1,400円(1,200円) 中小生 500円(300円)
|
TEL | 06-4399-9050 |
URL | https://www.aham.jp/ |
3.0
円空仏は岐阜に行ったとき、何箇所か回りじっくり見てきたつもりです。
両面宿儺も千光寺で見ました。
あべのハルカス美術館開館10周年記念というわりには、担当したスタッフさんがあまり円空さんに興味がなかったのかなと思いました。
円空仏は…やはり野に置けスミレ草…ということなのでしょうか。
円空さんが旅して、彫って、祈ったその現地で円空仏を見ることをおすすめします。
4.0
円空ばかり、かなりボリュームがありました。
円空のびんづるさんや、蔵王権現は初めてみました。荒々しい中に、木のぬくもりが感じられるところが好きです。円空の彫る神さま、仏さまは、自然そのものというか神々しい気がすると同時に、人々の心に寄り添うものだなと思いました。
円空が旅して、彫って、祈った仏さまは、口角の上がった口元に、三日月眉毛…日頃コワオモテの不動明王サマも蔵王権現サマも、みんな笑顔。
人々に微笑み続けるその雄姿に癒やされ過ぎてきました。
展示室で仏さまたちと対面しながら、円空…readmore
開催が発表されてから楽しみにしていた「円空展」である。
ゆっくり鑑賞したくて平日の午前中に訪れたが、意外にも混雑していた。失礼ながら来場者の年齢層は高く、どうやら老人会のツアーに遭遇したらしい。
本展は時系列に従い五章構成と…readmore
最初はタイトルを「やはり野におけ円空仏」にするつもりだった。だけど、それじゃ当たり前すぎて何か他にないかと考えてて、ふと思った。
このなんとも大雑把でほほえましい木彫仏たちは、日本各地にあるとはいうものの、その各所在地では一…readmore
神仏の造形と宗教文化の融合を通じて、芸術と信仰の交差点における円空独自の表現形式が浮き彫りになるのが本展です。
江戸時代初期に活躍した僧侶である円空は、生涯で約12万体の神と仏の像を彫り、その作品を通じて庶民との間で信仰を広…readmore
ほほえみの神仏像を日本の各所に残したと聞く円空の展覧会と言うことで、とても楽しみにしていました。期待通りの見応えある展覧会です。
[みどころ](チラシにもある通り)
1. 絵金展と同様にあべのハルカス美術館の単館開催です。巡回はあ…readmore
5.0
ハルカス美術館はそこまで広くありませんが、円空の初期から晩年まで充実の展示でした。キャプションが面白かったので、これから観にいく方には注目してもらいたいです。初日・平日昼間だったからかゆったり鑑賞でき、大満足です。
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