国宝 雪松図と能面×能の意匠
特集展示 新寄贈能面

三井記念美術館

  • 開催期間:2023年12月8日(金)~2024年1月27日(土)
  • クリップ数:40 件
  • 感想・評価:9 件
国宝 雪松図と能面×能の意匠 特集展示 新寄贈能面 三井記念美術館-1
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国宝 雪松図屏風(左隻) 円山応挙筆 江戸時代・18世紀 三井記念美術館蔵
国宝 雪松図屏風(右隻) 円山応挙筆 江戸時代・18世紀 三井記念美術館蔵
重要文化財 翁(白色尉) 伝春日作 室町~桃山時代・14~17世紀 三井記念美術館蔵
重要文化財 孫次郎(ヲモカゲ) 伝孫次郎作 室町時代・14~16世紀 三井記念美術館蔵
重要文化財 顰 伝赤鶴作 室町時代・14~16世紀 三井記念美術館蔵
重要文化財 中将(鼻まがり) 伝福来作 室町時代・14~16世紀 三井記念美術館蔵
重要文化財 大飛出 伝赤鶴作 室町時代・14~16世紀 三井記念美術館蔵
紺繻子地雪輪松竹菊蒲公英模様縫箔 江戸時代・18世紀 三井記念美術館蔵
紅地網目蝶罌粟模様厚板唐織 明治時代・20世紀 三井記念美術館蔵
紅白萌黄段扇面秋草観世水模様唐織 明治~大正時代・20世紀 三井記念美術館蔵
国宝 雪松図と能面×能の意匠 特集展示 新寄贈能面 三井記念美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

本展では能面の「表情」に着目します。「表情」とは、感情が顔にあらわれたものです。人間には、基本六感情(喜び・嫌悪・驚き・悲しみ・怒り・恐れ)があり、それらの感情が顔のパーツ・骨格・筋肉・皮膚・皺どの位置や形状の変化によって様々な表情として顔にあらわれます。

一方、能面についてはどうでしょうか。能は役者が能面をかけて舞い謡ういわゆる仮面劇です。しばしば無表情のことを「能面のような顔」と言い表すことがありますが、能面は決して無表情ではありません。舞台上で能面の目や口が動くことはありませんが、観客は豊かな感情を受け取ることができます。

これは、能面があらゆる感情を凝縮した一つの造形であるからともいえます。そこで、様々な感情が能面の表情としてどのように表されているのか、能面における独特の表現方法のみならず、彫刻的な立体表現・質感表現などにも目を向け、能面の表情の魅力を浮き彫りにします。

【FEATURE|内覧会レポート】
円山応挙《雪松図屏風》と能面・能装束の華麗な共演

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年12月8日(金)~2024年1月27日(土)
会場 三井記念美術館 Google Map
住所 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日
年末年始 12月25日(月)~1月3日(水) 、1月9日(火)
※但し1月8日は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
大学・高校生 500円(400円)
中学生以下 無料
  • ※70歳以上の方は800円(要証明)
    ※20名様以上の団体の方は( )内割引料金となります
    ※リピーター割引:会期中一般券、学生券の半券の提示で、2回目以降は( )内割引料金となります
    ※障害者手帳を呈示の方、およびその介護者1名は無料です(ミライロID も可)
TEL050–5541–8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.mitsui-museum.jp/

三井記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

三井記念美術館 三井記念美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

今年は国宝 雪松図と能面×能の意匠 圧巻

圧巻の能面と能装束、素晴らしいです。観ていて背筋が伸びる思いで、新年の展覧会としてはぴったりですね。毎年この季節は国宝《雪松図屏風》が展示されていますが、年ごとにコラボの相手が変わります。
私が沢山の能面や能衣装を観るのはここ10年くらいでは、2012年銀座松屋さんの「観阿弥誕生680年 世阿弥誕生650年 風姿花伝 観世宗家展」、2014年こちらの三井記念さん「能面と能装束-みる・しる・くらべる」、2018年松濤美術館さんの「大名家の能装束と能面」、2018年三井記念さん「金剛宗家の能面と能装束」、2019年トーハクさんの「上杉家伝来の能面・能装束」、とそんなところです。圧倒的に三井記念さんが凄いです。また三井記念さんの展示は、第一展示室で中置きのガラスケースで能面をアクリル台に立てて展示しているのが良いですね。面の内側は写真でというのは時々ありますが。裏書なども、また演者の視界までも見ることが出来る、ちょっと嬉しい工夫ですね。前回2018年の時はこの形式の展示がなかったので、9年ぶりです。皺やホリ、浮き出す血管、左右の非対称などで、微妙な表情の変化を実感します。今回こちらで一番印象的だったのは『景清(重文)』です。能装束の展示室は写真撮影も可です。唐織の技法や文様について、丁寧なキャプションがありがたいです。続いて展示室5では、目元口元に注目して、わずかな違いからくる表示の変化と年齢や人物の印象の違いについて、キャプションも教えてくれます。そして最後、今回とても感動だったのが能面作家橋岡一路氏からの新寄贈の能面、古面のうつしなど含めた110面です。氏は昨年10月逝去されたとのこと、本当に素晴らしい方を失ってしまったのだと思いました。心からご冥福をお祈りします。面は動きませんのでこちらが顔の高さや見る方向角度を変えながら、じっくりじっくり観させて頂きました。優れた技術は勿論ですが、氏の能面に向き合う真摯な姿勢までもがおもてからも滲み出してくるように感じましたた。
平日の午後、会期末が近いのですが、意外に空いていてゆっくり、この幽玄の世界を堪能できました。

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uchikoさん、morinousagisanさん

4.0

雪松と能楽から春を待つ。。。

年明けの新春能から間を置かずの訪問です。
所蔵する三井記念美術館は、国宝《雪松図屏風》を年始に毎年展示しているそうですが、実際見るのは●ン年振りのご無沙汰でした。
能装束に囲まれた雪松図屏風が能舞台の鏡板に見えますね。
松の大木は雪を被っているので、時期的にもぴったり。
テーマの『能楽』は、当初玄人好みな展示テーマだなと思いました。
大衆芸能で発展した歌舞伎と違って、神前での奉納が原点の能楽はあまり芸能PRしないので。
しかし最近はSNSやらゲーム切っ掛けに能楽の人気もじわじわ高まっているそうで、思ったより人がいる展示会場でした。
年齢層もけっこう若い人が多いです。大学生くらいの男性グループとか、なんだか意外な気分。。。

主要な展示は能楽で使う面(おもて)。能面の面は「おもて」と読みます。
私も学生時代に習うまで思い切り「めん」て呼んでましたけど。
《翁》《般若》《蛇》《景清》etcと、演目毎に使用する面がズラリと並ぶ様子は圧巻です。
普段は見えない面の裏側は特に面白いですね。意外に眼の穴が大きい。
外側から見ると切れ長の眼とか落ち武者的な落ち窪んだ眼窩とか、眼が細くて小さく見えるので、
中から見てると外見えなくない?といつも思うのですが、裏側からちょっと屈んで見える位置で見る景色は視界良好でした。
能面は見る角度で喜怒哀楽表現しているので、横からだったり斜め下からだったりと見方を変えてみるとまた違う印象になります。

撮影可能コーナーの《雪松図屏風》と衣装、全て豪華で重たそう。
エンボス加工並みにキラキラしい糸で盛り上がる豪華な刺繍が全身に散りばめられていて、生地の厚さが5割増しに。
刺繍柄は演目に関わった、おめでたい松葉と松ぼっくりだったり、波を表す青海波紋様でしかも金箔だったりと舞台映えする装束が並びます。
……見ている内にまた能楽の演目を実際に観たくなってきました。
室内の能楽堂は空調も万全でらくちんですが、私的に能鑑賞の真骨頂は野外、特に薪能だと思います。
ゆらゆら篝火の明かりに照らされ、鼓と竜笛の響く能の世界はお勧めです。
外の季節を肌で感じることができるのも能楽の醍醐味。
春、桜の季節くらいから薪能奉納のニュースがちらほらと神社HPに掲載されます。
満開の夜桜の下や藤棚の麓、葵の花の中での能楽、、、なんだか春が待ち遠しくなります。

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REPORT

展示作品の様々な能面を通して「面を着けた時の視界」も体験できた!

三井記念美術館の能面展は、ほぼ能面だらけの展示。
とはいえ、まず、第一展示室の能面の展示方法が天才的でした!(←必見)
能面は、ガラスケースの中に立てたアクリルに掛けてあるので、裏からも表からも鑑賞が可能。しかも、目や鼻、口の…readmore

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  • VIEW473
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  • BY moca

5.0

恒例行事

新年最初の訪問先は、毎年「三井記念美術館」
本年は能面の世界をたっぷり堪能してきました。
オモカゲ、にうっとり。本当に素敵でした。

4.0

新年のスタートに

新しい年をはじめるにまさにぴったりの和の観賞。
円山応挙の雪松図屏風、
近づくと応挙らしくて柔らかなタッチが見えるのに
遠くから見ると、雪の重りに耐える力強い松の様子が見える。

能面は、きちんと見るのが初めてだったので
どうなのかと興味のみで鑑賞したのだけれど
丁寧な解説が付いていて、それに従って楽しませていただいた。
室町時代14世紀から16世紀にわたるものも多くて
今(遅ればせながら)徳川家康に興味を持ち始めた私には
そんな時代のことも、分からないなりに想像ができて
面白かった。
家康公というと、愛知のイメージがあったが
徳川幕府が花開き、300年ほども続いた、この東京という地を
もっと知りたいと思った。

最後に、能の装束、こちらは明治時代以降のものが多かったようだが
強い意志を感じるような、美しい刺繍が施されていて華やかだった。

また新しい年も、興味の向くまま行動し
学びの多い1年にしたいと思う。

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4.0

全作品、説明文付き!能面をじっくり楽しめる展示

雪松図目当てで行ったので、能面はスルーしちゃうかも…と思っていたんですが、面白かったです。
全作品、説明文が付いているので、ストレスなく鑑賞できる!その上、展示室1・2では独立したケース内のアクリル板に結わえる形で能面を展示しているので、正面・裏・真横・上・下の全方向から鑑賞可能。造りに左右差があったり、面の厚みに違いがあったり、裏から見ると目や鼻の隙間の形状がわかったり、立体図鑑でも見ている感じでじっくり鑑賞できます。能面の展示方法としてはベストだと思います。

次はお目当ての雪松図。印刷物では何度も見ていますが、実物はやっぱりいいですね。金砂子の使い方がきれいで、しゃがみ込んで見てました。
松の形も左右でまったく違っていて、違った場所で写生したの?と思えるほどです。私は松葉が繊細な左隻のほうが好きですね。枝先についた松ぼっくりも可愛らしく、近寄って見たことで気づく部分が多々ありました。

能装束はどれも手の込んだ見応えのあるものでしたが、衝撃の一品がありました。「紅白萌黄段亀甲石畳雲板蝶火焔雲笹模様厚板唐織」という作品で、蝶の刺繍が施されているんですが、羽を広げた蝶ではないんですよ。頭(というか顔)や足がはっきり見える形の刺繍で、キレイな蝶ではなく、まさに昆虫です。しかも顔がコミカルで、もはやポップアートのようです。明治時代の作品は、とにかく自由ですね(笑)

三井記念美術館の雪松図、MOA美術館の紅白梅図、根津美術館の燕子花図など、毎年同じ時期に同じ作品を展示する美術館は、毎回ものすごく苦労されているんでしょうね。おかげで素敵な展示を楽しめました。

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3.0

雪松図屏風の素晴らしさ

この企画展では雪松図屏風はあくまでもオマケ的な展示でしたね。本編は「能面&能装束」です。とはいえ、絵画好きな身としてはどうしても雪松図屏風が印象に残ってしまいます。金を背景に置いて塗り残し(地色)によって雪を見事に表現しています。雪に負けずに立つ松の幹・枝の力強さと、簡素を極めた中で生まれる静謐な空気感。国宝にふさわしい名品だと感じました。もちろんメインの能面・装束も感性と工芸の極致だと感じました。木材を人の手で削って生み出される様々な表情には神秘を感じました。

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uchikoさん、他1人

REPORT

雪松図を目的に初めて三井記念美術館へ

美術検定の勉強中に見かけた雪松屏風図の実物を一目見てみたくなり、こちらで当選したチケットを手に訪問しました。

三井記念美術館は今回が初めてなのですが、展示会場に上がるエレベーターをはじめ、事態を感じさせる作りの建物で素晴ら…readmore

4.0

能面の持つ豊かな表情

能面の写実性は何度見ても面白いな
般若など「漫画じゃん」みたいに思っちゃいそうだけど

実際に見ると「確かに人ってこういう表情するな」と
しみじみ感じさせられる
表情や目つき、感情の表し方が
何度見ても飽きることはない

瞳にあけられた穴の形状が
役どころによって微妙に違うのは
言われないと気付かない面白いところだと思う

三井記念美術館の能面関連の展示は何度か来てるのだけど
今回は「新寄贈能面」がやはり良いと思う

写しなので「本物じゃないじゃん!」って言われそうだけど
本物よりも構えずに鑑賞できるのは良いところだと思う

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国宝 雪松図屏風(左隻) 円山応挙筆 江戸時代・18世紀 三井記念美術館蔵

国宝 雪松図屏風(右隻) 円山応挙筆 江戸時代・18世紀 三井記念美術館蔵

重要文化財 翁(白色尉) 伝春日作 室町~桃山時代・14~17世紀 三井記念美術館蔵

重要文化財 孫次郎(ヲモカゲ) 伝孫次郎作 室町時代・14~16世紀 三井記念美術館蔵

重要文化財 顰 伝赤鶴作 室町時代・14~16世紀 三井記念美術館蔵

重要文化財 中将(鼻まがり) 伝福来作 室町時代・14~16世紀 三井記念美術館蔵

重要文化財 大飛出 伝赤鶴作 室町時代・14~16世紀 三井記念美術館蔵

紺繻子地雪輪松竹菊蒲公英模様縫箔 江戸時代・18世紀 三井記念美術館蔵

紅地網目蝶罌粟模様厚板唐織 明治時代・20世紀 三井記念美術館蔵

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