静かな環境の中で茶の湯を鑑賞
平日の午後に美術館を鑑賞いたしました。
リニューアルオープンを楽しみにしておりました。
とても静かで落ち着いていて、作品がとても見やすい環境の中、数多くの茶の湯陶磁器をじっくりと時間をかけて観る事が出来てとても嬉しかったです…readmore
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三井家が収集した茶道具の中で、その中心となるのは陶磁器といえます。なかでも茶碗や茶入、花入や水指などには、釉薬の変化や器の姿などに「景色」を感じ、そのインスピレーションから多くは文学的な銘が付けられています。
器の中に自然を見い出し、わび・さびの美を感じる茶道具独特の審美眼を、「景色を愛でる」という括りで取り上げます。
銘が象徴する名品の「景色」を、自然の景色を見るような心持ちで鑑賞していただきます。
会期 |
2022年7月9日(土)~2022年9月19日(月・祝)
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会場 | 三井記念美術館 Google Map |
住所 | 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 7月19日(火) 但し7月18日、8月15日、9月19日は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 大学・高校生 500円(400円) 中学生以下 無料
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.mitsui-museum.jp/ |
平日の午後に美術館を鑑賞いたしました。
リニューアルオープンを楽しみにしておりました。
とても静かで落ち着いていて、作品がとても見やすい環境の中、数多くの茶の湯陶磁器をじっくりと時間をかけて観る事が出来てとても嬉しかったです…readmore
5.0
形が素敵、色が素敵、
銘の由来の説明になるほど~
お道具に漢詩が書いてあったり、
見込みに利休が花押を書いていたり、
茶道はたしなみませんが、十分に楽しませていただきました。
最初の展示室はお茶碗をぐるりと360度、拝見できます。
永楽家の交趾が好きで、香合がずらっと並んだコーナーは眼福でした。
書や絵画の展示もあり、三井家すごい!です。
次回も楽しみにしてます。
昨今、某鑑定番組の影響で、茶碗や茶道具に対して「景色が良い」などという言葉を簡単に使いがちである。この展覧会では、「茶道具における景色とは…」ということを改めてそっとご指南くださる、そんな印象を抱いた。
展覧会冒頭の「はじ…readmore
4.0
今まで、茶器を鑑賞する際に、自分の視点から見ることが多かったように思います。
今回の展覧会のキャプションは銘の由来に焦点を当てた内容が多かったため、せっかくだからと思い、銘という視点から茶器を鑑賞してみました。
「大井戸茶碗 銘十文字」や「黒楽茶碗 銘雨雲」など、なるほど!と思うものもあれば、「黒楽茶碗 銘小鳥」のように、なぜ?と思うものなど様々ありました。
面白かったのは、「備前徳利花入 銘雨後月」。個人的には、やっぱり表が月なのでは?と思ったり、色々想像できました。
形として印象に残っているのは、「備前水指 さざれ石」。
銘として印象に残っているのは、「伊賀耳付花入 銘業平」。初見では、なぜ業平?と思いましたが、じっくり観察するうちに、花入の持つ気品が業平っぽい!と思えてきて不思議でした。
茶器以外にも応挙や玉章の絵や古筆もありました。それぞれ見応えがあり、とても満足な展覧会でした。
5.0
初・三井記念美術館。後期に拝観。
国宝とか重要文化財とか、勿論もうこれでお茶飲む前提じゃないんだけど(当たり前です)、やっぱり茶器なので「これでお茶飲んでみたいなぁ~」という楽しい妄想が追い払えず。
・展示室1~3までは茶碗の展示。織部作と言われるあいつ、重文の黒いやつ、 などなどテンション上がりまくりの作品ばかりでクラクラした。どれもめちゃいい!全部欲しくなる。自分でもあほだなぁ~と呆れる。
・展示室1~3は内装もクラシカルな感じ。建物も重要文化財とのことで、なるほどって感じ。
・丸山応挙の屏風あり。墨で竹をささっと描いた感じだけど流石。
・その他の焼物、どれも見応えあった。
・予想よりは展示数あった気がする。部屋が7つに分かれてるからだろうか。
・サントリー美術館の半券で割引してもらえた。
・着物の奥様方多し。
・館内は若干寒い。
・それでもベンチみたいな座れるところはあった。ありがたい。
・この手の方向、完全に素人なのですが、それでも大満足だったというのは、それだけすごいものが揃ってたのかなぁ、と思いました。また、焼物だけでなく色々種類があったというのも大きいかもしれません。こういう美術って敷居高いな、と感じているような方にこそお勧めです。
4.0
日曜日に訪問。観覧者はそれほど多くなく、ゆったりと見られました。最初に挑戦時代の茶碗が続き、1室の最後の方に重要文化財の銘雨雲がありました。力強い造りで安定していました。また、展示室2の天目茶碗は色合いが複雑で大変美しいものでした。まさに玳瑁の甲羅のようでした。展示室3と7の川端玉章の京都12ヶ月は色合いが優しく、ほっとします。個人的には展示室7の赤楽茶碗、銘鵺が気に入りました。他にも茶入れや香合など、興味深かったです。展示替えが何点か有り、現在は後期展示になっています。
4.0
なんだろうね。
漠然と
「焼成の時に現れる様々な変化」
…というようなことは知識では知っていても
こればかりは実際にいくつか見続けないとぴんと来ない
いくつも観ていてもそれから得られるインスピレーション、見立てには
毎度驚かされ説得力を感じ納得するばかりだ
陶磁器/茶道具は「面白いけど難しい」といつも思う
「これ良い!」「こういうの好き!!」という好みはあるのに
それが具体的にどこがどう「良い」のか
それがどうも言語化しづらい。
もしかしたらそれをはっきりさせたくて何度も足を運んでしまうのかもしれない
三井記念美術館リニューアル展二つ目は
そんな陶磁器の景色がテーマだ
まず観て、解説に目を通し、そしてぐるっと一回り
ただチラ見しただけでは気付けない
その姿形、表面の変化の楽しさ見立ての妙がとても楽しい
ふと「もし、何の予備知識もなしにいきなりこれを目にしたとき
同じように”楽しい””面白い”と思えるだろうか
こんなインスピレーションがわくだろうか」と考えてしまう
またぐるっと一回り
やっぱ奇麗だなあ面白いなあ
だから何度も観に来ちゃうんだろうな
5.0
ゆったり、ゆっくり鑑賞できました
国宝の卯花墻をはじめ三井家好みの多くの茶碗を見れました
展示も部屋は違うけど玉章と応挙の間に茶碗と同じ構成にしてありセンスを感じました
ショップも広くなって見るだけでも楽しくなる作品がたくさんありました
5.0
三井の茶の湯、素晴らしかったです!
卯花墻を始め茶碗はいくつか見ていますが花入、水指、茶入、樂の優品をまとめて見られて眼福が過ぎる。
360度鑑賞出来るのがまた嬉しいですね。
唐物茶入の淡雪が素敵な景色で欲しい。
2点出品されている仁清作品がまた絶品なんです。モダン建水。
円山四条派の応挙、呉春、川端玉章の絵画が華を添えます。
流石の三井、優品揃いで至福の時間を過ごせました。
通います。
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