4.0
華やか
サントリー美術館さん開館60周年の節目に、江戸絵画の全盛期を堪能できる素敵な展覧会。
華のある作品に圧倒されました。
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国 313 の美術館・博物館と 704 の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
ミネアポリス美術館(アメリカ・ミネソタ州)は、約3000点の浮世絵をはじめ、質・量ともにアメリカ国内でも有数の日本美術コレクションを所蔵し、国際的にも高い評価を得ています。
本展は、狩野派・琳派・奇想派・浮世絵など江戸絵画を中心に、中世から近代にいたる日本絵画の変遷を展観する大規模な里帰り展です。同館が誇る日本絵画の全貌を選りすぐりの優品で紹介します。人気絵師たちの華やかな競演をご覧ください。
※本展は福島県立美術館(2021年7月8日~9月5日予定)、MIHO MUSEUM(2021年9月18日~12月12日予定)他に巡回します。
会期 |
2021年4月14日(水)~2021年6月27日(日)
|
---|---|
会場 |
サントリー美術館
![]() |
住所 | 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
火曜日 ※展示替期間、年末年始 |
観覧料 | 一般 1,500円(1,300円) 大学・高校生 1,000円(800円)
|
TEL | 03-3479-8600 |
URL | https://www.suntory.co.jp/sma/ |
4.0
サントリー美術館さん開館60周年の節目に、江戸絵画の全盛期を堪能できる素敵な展覧会。
華のある作品に圧倒されました。
4.0
久しぶりに展覧会へ行きました。週末でしたのでそれなりに人はいましたが密になるほどではありませんでした。水墨画から浮世絵から、多くのジャンルの絵が見られます。特に第5章の浮世絵と第7章の若冲は見応えがありました。特に浮世絵はどこかで見たことのある有名な絵もありました。惜しむらくは全体的に保存状態があまりよくないように思えました。残りわずかですが楽しめる展覧会です。
4.0
GWに前期に行く予定でしたが、緊急事態宣言で閉館。。。後期に行かれてよかったです。日本美術のコレクションで有名な美術館の逸品ばかりで、ちょっとずつ、江戸時代を中心にいろいろな画風の作品で、豪華でした。
琳派は、宗達、抱一、其一と充実してます。若冲、蕭白、暁斎、省亭も来てます。浮世絵がとても綺麗で(状態が良い)、見ごたえがありました。
イチオシは、柴田是真の漆絵。超絶技巧です。
たぶん明治くらいにアメリカに渡ったと思うのですが、屏風や襖絵、あんな大きなものを船で運んだんだなー、無事に着いて美術館に大事に展示されて良かった、と思いました。
4.0
ミネアポリス美術館が所蔵する約2500点の浮世絵をはじめとする日本絵画のコレクションの中から、中世から近代にいたる日本絵画の変遷を辿る展覧会。
水墨画、狩野派、やまと絵、琳派、浮世絵、文人画、奇想派、近代絵画の8章構成で、取り上げる絵師がとても多い。
葛飾北斎や伊藤若冲らの有名な絵画も楽しめるが、琳派の創始者である俵屋宗達とその一派の作品を見られる貴重な展覧会だった。
4.0
美術館の所蔵品展なので、テーマ設定は難しいところだと思うが、ちょっと散漫な感じは否めない。「#推し絵師」というコンセプトを打ち出しているように、お気に入りをいくつか見つけるのがよいですね。私は先祖の絵を見るのが目的でした。
5.0
浮世絵作品はすくなめでしたが、肉筆画と屏風が数多く展示されており、日本画のお好きな方でも十分楽しめると思います。
全作品写真撮影可なので、お気に入りの作品をぜひ!!
グッズも今回は充実しているので、昨今海外の美術館の展覧会が少ない中、貴重な展覧会かとおもうので、ぜひおすすめします。
4.0
近年、東洋美術の所蔵品が急拡大し、アメリカ国内で屈指の東洋美術を所蔵すミネアポリス美術館より、日本絵画のみで構成した展覧会は東洋美術コレクターのバーク女史の収集品の遺贈にジョー・プライスさんのコレクションを目にして日本美術の魅力に開眼したクラークさんの寄贈品も今回見られます。過去にお二人のコレクションの里帰り展を見た方には懐かしい思いもわいてくるのかと思います。室町から江戸絵画を中心に近代まで全てのジャンルを押さえた内容は見る楽しさが詰まってます。
3.0
日本の名画がこんなに海外に渡ってしまっているんだとつくづく感じてしまいました。たぶんミネアポリス美術館を訪れることはないんじゃないかなと思い、東京で見ることができるなら、是非とも行かねばと楽しみにしていました。
狩野探幽の作品もサラッと展示されていて、うっかり見落としてしまいかねず、慌てて戻ってじっくり鑑賞しました。
浮世絵の展示も多く、日本の良さを再発見しました。
5.0
狩野山雪の群仙図襖、瀟白の群鶴図屏風、若冲の鶏図押絵貼屏風など大型名品や浮世絵も素晴らしい。
明治時代の作品も名品揃い。藝大美術館で開催中の渡辺省亭の石山寺とポーズ違いの作、紫式部図は並べて見たい。私は鈴木松年の春山帰樵図は省亭や吉田博の様な表現が美しく好き。
あと、やまと絵のきりぎりす絵巻も面白そうで全部読んでみたい!
5.0
絵画に絞り、ミネアポリス美術館蔵の作品を観れるのは嬉しい❗️室町~江戸、近代の絵画史を概観出来る充実した展示でした。雪村の屏風、初期狩野派、狩野山雪の天祥院襖絵、蕭白の屏風、琳派の作品も充実しております。近代絵画では池田蕉園、渡邊省亭、山村耕花の力作は必見です。この他、浮世絵に蕪村、文晁等南画の名品から住吉派の楽しい絵巻物迄、見所は尽きません。
2.0
サントリー美術館、あるあるかな?と思いますが、前半の上の階はじっくり観るけど、後半の下の階の展示はざっと観る方も多いかと思いますが、下の階に良さげな浮世絵や、もう飽きた方も多いかもしれませんが若冲が並んでおります!
4.0
ミネアポリス展、楽しいですね。
日本美術好きには堪らない企画です。
屏風、襖絵と大型作品も多数あり見応えあります。
曾我蕭白、眼球剥き出し肉筆浮世絵、近代日本画あたりとても良かったです。
この時期にはるばる国外からありがとうございます。
浮世絵のみ前後期で展示替え、他の絵画作品は通期展示です。
全作品写真撮影可能です。
休日日中のシャッター音は酷かったです。要注意。
楽しみ方は人それぞれですがもう少し配慮出来ないものか。
5.0
ミネアポリス美術館の優品が多数展示されています。テーマがあっての展覧会ではないものの、その一方で日本絵画の優品を一通り堪能することができる展覧会です。大好きな曾我蕭白の作品は「群鶴図屏風」一点でしたが、さすが蕭白という作品で満足。あと柴田是真の漆絵の虎は素晴らしかった。
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都港区で開催中の展覧会
群仙図襖(旧・天祥院客殿襖絵) 狩野山雪 四面のうち二面 江戸時代 正保3年(1646)ミネアポリス美術館
Minneapolis Institute of Art, The Putnam Dana McMillan Fund 63.37.2-3
Photo: Minneapolis Institute of Art