特別展 生誕151年からの鹿子木孟郞
―不倒の油画道―

泉屋博古館東京

  • 開催期間:2026年1月17日(土)~2026年4月5日(日)
  • クリップ数:37 件
  • 感想・評価:6 件
特別展 生誕151年からの鹿子木孟郞 ―不倒の油画道― 泉屋博古館東京-1
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鹿子木孟郞《ノルマンディーの浜》1907年(明治40)泉屋博古館東京寄託
ジャン=ポール・ローランス《マルソー将軍の遺体の前のオーストリアの参謀たち》1877年 泉屋博古館東京
ジャン=ポール・ローランス《年代記》1906年 泉屋博古館東京
ジャン=ポール・ローランス《イレーヌ》1896年 府中市美術館
鹿子木孟郞《白衣の婦人》1901-03年頃(明治34-36)京都工芸繊維大学美術工芸資料館(AN.2298)
鹿子木孟郞《ショールをまとう女》1906-07年(明治39-40)府中市美術館
鹿子木孟郎《厨女図模写 (原画ジョセフ・バイユ)》1901-03年頃(明治34-36) 泉屋博古館東京
鹿子木孟郞《山村風景》1914年(大正3)岡山県立美術館
鹿子木孟郞《婦人像》個人蔵
鹿子木孟郞《大正十二年九月一日》1924年(大正13)東京都現代美術館
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

本展覧会は、近代の日本洋画に本格的な写実表現を移植した鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)の生誕150年を記念して開催するものです。鹿子木は現在の岡山市に生まれ、はじめ天彩学舎や不同舎で洋画の基礎を学び、のちにフランスへ留学しました。

パリでは19世紀フランス・アカデミスムの正統に属し、歴史画の名手として知られたジャン=ポール・ローランスの薫陶を受け、生涯を通じてフランス古典派絵画の写実表現を追究しました。帰国後は、関西美術院や太平洋画会、文部省美術展覧会の中心的な画家として活躍し、近代日本洋画の発展に確かな足跡を残しています。一方で鹿子木は、留学の支援を受けた住友家15代当主・住友春翠に、師ローランスの代表作のほか自作や模写、その他西洋名画を仲介しておさめるなど、住友家と深い交流を結んでいることも見逃せません。

本展は初期の天彩学舎や不同舎で学んだ素描から、渡仏しフランス古典派の巨匠ローランスに学んだ渡欧作、帰国後の関西美術院や下鴨家塾での活動などを作品により網羅し、生涯の画業を紹介しつつその功績を再考します。とくに師ローランスの写実技法の伝播について再検討を行い、近代日本洋画における写実表現の展開をめぐる問題を検証します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2026年1月17日(土)~2026年4月5日(日)
  • 前期 2026年1月17日(土)〜2026年2月23日(月・祝)
    後期 2026年2月25日(水)〜2026年4月5日(日)
会場 泉屋博古館東京 Google Map
住所 東京都港区六本木1丁目5番地1号
時間
  • 11:00〜18:00
    金曜日は19:00まで
    (最終入場は閉館30分前まで)
休館日 月曜日、2月24日(火)
※ただし2月23日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,500円(1,300円)
学生 800円(700円)
18歳以下 無料
  • ※20名様以上の団体は( )内の割引料金
    ※障がい者手帳等提示の方は本人および同伴者1名まで無料
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.sen-oku.or.jp/tokyo/

泉屋博古館東京の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

泉屋博古館東京 泉屋博古館東京

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

思った以上に楽しめた展示

この作家は全然知らないぞ?
って思ってきてみたらなんか見覚えのある作品がちらりほらりとあったので
勘違いでなければどっかの企画展で観たことがあったのかもしれない

そんなデジャブに浸ってしまったが
見た覚えはないのに何で見たことあるような気がするんだろう??

留学時代の習作も「どのようなテーマをどんなふうに学んだか」
画見れてすごく興味深いのだけど

個人的にはやはり「ノルマンディーの浜」の正面に並べられた
作品の為のスケッチや習作の数々に惹かれた

作品を見て、そのあと習作越しに作品と見比べると
なんというか制作過程や試行錯誤が垣間見えるようですごく楽しい。

面白いのは画面の中央に大きく描かれた「木の幹」
公式ページの紹介画像で観ると、まあ木の幹を描いた絵画なのだけど
実物を見たら圧倒的な実在感、存在感で驚いた

なんとなく見といたほうがいいかなーって来てみたけど思った以上に面白い展示だった

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、Camdenさん

4.0

ぶれない画家がこだわったもの

鹿子木孟郞は2022年に泉屋博古館東京で開催された「光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション」展で初めて知りました。その時は、≪加茂の競馬≫や≪ノルマンディーの浜≫に圧倒されました。
鹿子木孟郞の久々の回顧展ということで、これは見逃せないと行ってきました。

師事したジャン=ポール・ローランスとの人間関係とそこから学んだこと、ぶれずに貫いた写実表現へのこだわりなどを、感じることができる展示内容でした。
画風は大きくは変わらないものの、後半になると人物の内面に秘めた感情や意志が感じられる象徴主義的な作品が多くなることも初めて知りました。

この展覧会を契機に、鹿子木孟郞がもっと多くの人に知られて評価が高まるといいなと思います。

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morinousagisanさん

REPORT

リアリズムを根幹を突き詰めた画家の全画業を

明治の洋画家として広く知られるのは、黒田清輝・浅井忠・岡田三郎助・藤島武二らでしょうか。一方、印象派以前の古典的な西洋絵画表現に学んだ、重厚で堅牢な表現を追求する画家としては、高橋由一・中村不折・五姓田義松らはよく知られて…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
Camdenさん

5.0

好きな画家さんが増えた

以前にどこかで「ノルマンディーの浜」を見たことがあるかも?くらいでしたが、油絵も水彩も好みで、好きな画家さんが増えました!

顔は丁寧に描きつつ、衣服はささっと描いていても質感が伝わるところはベラスケス。光と影のコントラストと、描かれた人にじーっと見つめられている気がするところはレンブラントを連想。

たまたま自宅近くの風景が描かれた風景画があり、約130年前の光景に驚き(明治ですから、今とは全く異なる、のどかな風景)。
10代半ばの絵を習い始めたころの「野菜図」の描写力には、唖然。
福富太郎コレクションのテンペラ画の「婦人像」は、モダンで魅力的。

メインは油絵の人物画でしたが、鉛筆や水彩の風景画も素敵でした。
「孟」のサインは篆刻のような書きかたで、サインだけ和風で面白い。

「不倒の油画道」のキャッチコピーどおり、「写実」をひたすら追求した描く人の画業をたどる、見ごたえのある企画でした。

写真撮影は「ノルマンディーの浜」のみ。習作もあって、見比べると試行錯誤の様子を想像できます。

THANKS!をクリックしたユーザー
Camdenさん、エイミーさん、黒豆さん、ぷーながさん

3.0

不撓不屈

鹿子木孟郎、結構良かったです。

正統的な西洋絵画に全振り!といった姿勢、嫌いじゃないんです。
良く言えば頑固、悪く言えば意固地、良く言えば徹頭徹尾、悪く言えば融通が利かない、
侍を引き摺ったような明治生まれの日本男子、嫌いじゃないんです。関わりたくはないけど。
修練修練また修練、やはりフランス本国のサロンで認められただけのことはあり
全編にわたって見応えがあります。特に肖像画と初期の鉛筆画が良いなぁ。
あとは個人蔵の《木の幹》もカッコイイ。

ホールでは師匠のジャン=ポール・ローランスの大作も展示。
ノルマンディーの浜、一点のみ撮影可能。習作も充実、見比べながら鑑賞出来ます。
不倒の精神でフランスアカデミスムを日本に持ち帰り牽引した熱意は見ておく価値があると思います。

THANKS!をクリックしたユーザー
Camdenさん、karachanさん、komagatayaさん、ぷーりっちゅさん、エイミーさん、他2人

3.0

習作あっての大作

『ノルマンディーの浜』は完成版もさることながら、大量の習作の展示が良かったです。
部品のようにあれこれ描いて切り貼りして構図を決めていった過程が想像できて、制作を追体験しているように感じました。
フランス・アカデミスムの正統派とのことですが、どことなく点描のようなタッチが感じられて、新印象派との接点があったんじゃないか、などと妄想しながら見ていました。

14歳で描いた恐ろしく上手な『野菜図』や、穏やかな農夫家族を描いた『黄昏』が見応えありました。

そして、私にとってのボーナス作品は福富コレクションの『婦人図』。
西洋人を描いた福富コレクションの作品を初めて見たんですが、こんな青い目と対峙したら買っちゃうかも、と思える作品でした。
やっぱり、福富コレクション大好き!

THANKS!をクリックしたユーザー
fumiko773さん、ぷーりっちゅさん、黒豆さん、yoshitoyoさん、karachanさん、他1人

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