【特別展】癒やしの日本美術
―ほのぼの若冲・なごみの土牛―

山種美術館

  • 開催期間:2023年12月2日(土)~2024年2月4日(日)
  • クリップ数:42 件
  • 感想・評価:13 件
【特別展】癒やしの日本美術―ほのぼの若冲・なごみの土牛― 山種美術館-1
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伊藤若冲《伏見人形図》1799(寛政11)年 紙本・彩色 山種美術館
伊藤若冲《布袋図》18世紀(江戸時代) 紙本・墨画 個人蔵
伊藤若冲《蜻蛉と鶏図》18世紀(江戸時代) 紙本・墨画 個人蔵
長沢芦雪《菊花子犬図》18世紀(江戸時代) 絹本・彩色 個人蔵
長沢芦雪《七福神図》18世紀(江戸時代) 紙本・墨画淡彩 個人蔵
竹内栖鳳《鴨雛》1937(昭和12)年頃 絹本・彩色 山種美術館
川合玉堂《山雨一過》1943(昭和18)年 絹本・彩色 山種美術館
上村松園《杜鵑を聴く》1948(昭和23)年 絹本・彩色 山種美術館
小出楢重《子供立像》1923(大正12)年 カンヴァス・油彩 山種美術館
奥村土牛《枇杷と少女》1930(昭和5)年 絹本・彩色 山種美術館
奥村土牛《兎》1936(昭和11)年 絹本・彩色 山種美術館
奥村土牛《浄心》1957(昭和32)年 紙本・彩色 山種美術館
小茂田青樹《愛児座像》1931(昭和6)年 紙本・彩色 山種美術館
山口華楊《生》1973(昭和48)年 紙本・彩色 山種美術館
山本丘人《風景》1959(昭和34)年 紙本・彩色 山種美術館
千住博《光》1989(平成元)年 紙本金地・彩色 山種美術館
【特別展】癒やしの日本美術―ほのぼの若冲・なごみの土牛― 山種美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

-心が温かく、優しい気持ちになれる日本美術で、癒しのひとときを

日常が大きく揺らぎ、不安定な世界情勢が続く今、「マインドフルネス」、「ウェルビーイング」、「チル」といった心の動きを意識する言葉が時代のキーワードとなっています。その背景として、自分自身の内面と向き合い、心を癒やすことが求められているといえるでしょう。このたび山種美術館では、日本美術の鑑賞を通して、心が癒やされる展覧会を開催します。

伊藤若冲や長沢芦雪が描いたゆるくてかわいい姿。ユーモアあふれる作品に、自然と笑みがこぼれます。また、愛らしい動物や子どもを描いた作品からは、対象をいとおしむ画家の愛情が伝わってきて、見た目のかわいらしさに心が和らぐとともに、温かな気持ちになります。

そして、優しく包み込まれるような自然を描いた川合玉堂の作品や、心地よい音を想像させる上村松園の作品を前にすれば、気持ちがリラックス。さらに、作品の制作が画家自身の心を癒やすことになった例も紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年12月2日(土)~2024年2月4日(日)
会場 山種美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区広尾3-12-36
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日、1月9日(火)
年末年始 12月29日(金)~1/2日(火)
※ただし1月8日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,400円
中学生以下 無料(付添者の同伴が必要です)
[冬の学割] 大学生・高校生 500円
  • ※本展に限り、特別に入館料が通常1,100円のところ特別に500円となります
    ※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1,200円
    ※きもの特典:きもので来館の方は、一般200円引きの料金となります
    ※複数の割引・特典の併用はできません
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.yamatane-museum.jp/

山種美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

山種美術館 山種美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

かわいい日本画がたくさんありました

平日の午前中に行ったのですが
年配の方がすごく沢山いました。

会場は広くないのでとても凝縮していて見やすかったです。
日本画を間近で見れる事はそうそうないと思うのでとても貴重でした。
紙ではなく布(絹?)に書いているのも初めて知ってとても勉強になりました。
当時の時代背景も垣間見れて顔料の色合いやどんなものを使ってたか等細かに記されていて本当に楽しかったです。

4.0

テーマのどおりの「癒しの日本美術」

「癒し」がテーマの展覧会も珍しいのではないか。
若冲といえば濃厚な《動植綵絵》があまりにも有名になったが、時々見かける小品も自在な筆の運びで味わい深い。《鶏図》や《蜻蛉と鶏図》に描かれた鶏の表情といったら。芦雪の《獅子の子落とし図》の獅子はやはり《虎図襖絵》の虎に通じるようだし。このほか、上村松園の淡麗な《杜鵑を聴く》や、河合玉堂の静謐な《山雨一過》、山種が誇る奥村土牛のコレクションから心優しい《兎》等々。
この前に観に行ったのが現代アートの展覧会で、マルクス・ガブリエルが『アートの力』で展開している「アート作品はラディカルに自律している」を考えさせられた後だけに、ガブリエルならこの展覧会を観て何と言うかななどと思ったが、そのような小理屈は置いておいて。
「ゆるかわ」から「浄心」まで、まさにテーマの通り「癒しの日本美術」。

4.0

ほのぼのの日本画

招待券をありがとうございました!
まさに、ほのぼのでした。
若冲も芦雪も良かったよ。
同じ布袋を描いても、違うんだけど、布袋様なんですね。
ほかの(ほかのって言ったら失礼な)ビックネームの皆様の日本画も見ごたえがあって良かったです。
芦雪の子犬いっぱい、が良かったね。

4.0

辛い新年でも、しばしほっこり日本画で癒しを。

戦争に災害に事件事故。辛く悲しい出来事が絶えることなく続く昨今。「マインドフルネス」「ウェルビーイング」とか言って、自分自身の内面と向き合い、心を癒すことが求められる現代に、山種美術館さんは、日本画鑑賞で心の癒しをしてみせます、とかとおっしゃる。山種さんへは半世紀ほど前から年に数回はお世話になり、好きな日本画で良い癒しをいただいてきたのですが、敢えてこう言われれば、凄いじゃないですか、一体何を見せて下さるのかと、ちょっぴりワクワクしながらたずねました。テレ東「美の巨人たち」でも取り上げていた長沢芦雪『菊花子犬図』。ふわもふがじゃれ合って、ちょっといいかげんな子もいて、何度も観ている作品なのに、久々に観ていて自然と笑んでしまいます。栖鳳の『鴨雛』『みみづく』土牛の『兎』、動物画はとことん「ゆるかわ」尽くしですね。松園 『杜鵑を聴く』はちょっと意外で、本当にこちらも耳を済ませてみたくなりました。また「布袋図」「七福神図」など、福を呼び込んでくれそうなモチーフも色々で、年末年始にもピッタリかもしれません。若冲『布袋図 (無染浄善 賛) (個人蔵)』のおっとり感はなかなか好きです。芦雪の「七福神図」の布袋さんなどは居眠りをしていて、更にゆるい気分が増します。また『月見布袋図』はコロンとした布袋のフォルムと表情がなんともユニークです。お月様がお饅頭に見えたかも。どちらも館蔵ではなく個人蔵とあるので、あまりお目にかかれないかもと、今一度よく観させて頂きました。仏教的な絵画も、のどかな古き良き日本の田園風景にも心は癒されると言っていいでしょう。小出の油彩『子供立像』まで、癒しに駆り出されていました。もうちょっと違った子供もあったのでは??伝芦雪の『唐子遊び図』や土牛の『枇杷と少女』 とか好きです。山種さんが一生懸命集めてくれた癒しの日本画、肩の力を抜いてゆったり鑑賞、が良いでしょうが、この正月ばかりはちょっと緊張が解けきれず、辛さの方が増してしまいます。
音声ガイドがスマホFree Wi-Fiで無料で聞けるのはありがたいですね。イヤホンがあると気兼ねなしでよりいいですね。
山種さんと言えば、併設された「Cafe 椿」で展示作品にちなんだ上生菓子が食べられることでも有名ですね。ずっと以前「和楽」で菓匠菊家さんの記事を読んでから、私も毎回楽しみに、時間があればなる… Read More

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ぷりんさん、他1人

REPORT

日本画ビギナーにも楽しめそう

日本画の知識は相当に乏しい私だが、アーティストやその美術館の所有物の歴史・背景等を知らなくても、充分に楽しめる展覧会だった。まず長沢芦雪。とても有名で人気のある絵師さんらしい。「七福神図」をまず目にしたが、何だか藤田嗣治み…readmore

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morinousagisanさん、uchikoさん

4.0

長沢芦雪「菊花子犬図」

今回は一番の目当てはやはり
長沢芦雪「菊花子犬図」
個人蔵の作品で写真撮影がこれのみ許可されていて
そうなると自身も含め次から次へと写真撮影となるため
この絵の前でじっくり鑑賞することができず
見飽きるほど眺められないのが心残りで
可愛くて可愛くて何度も観に戻りました。
奥村土牛「兎」は2点とも可愛いけど
私は黒い兎と赤いお花の絵のほうが愛おしくて好み。
メインビジュアルとなっている伊藤若冲「伏見人形」にほっこり。
いつ行っても良質な作品に出会えて
大好きな美術館です。

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morinousagisanさん、他1人

4.0

心が解き放たれる癒やし

若冲も芦雪も、ゆるかわキャラの絵で、奇想の絵師というイメージとはかけ離れているけど、やっぱり個性的で、楽しませてくれます。
江戸から平成までいろいろな日本画家の作品で癒やしを感じることができますが、気に入ったのは奥村土牛です。画風は、ストレートな直球勝負だけど、なごみを醸し出しつつ、生命の儚さを滲ませる作品だと感じました。アンゴラ3羽を描いた≪兎≫、散りかけの花びらの≪蓮≫という作品が良かった。さりげない最小限の描写なんだけど、心が解き放たれる癒やしの絵です。

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ぷりんさん、他1人

5.0

癒されました

鶏以外の動物でもない若冲(人間も動物か?)に会える。
鶏も正面向いてお茶目。
作家別の展示もよいが、このようなテーマで集めてもらうのも大好き。

4.0

様々な癒しの風景

タイトルに若冲に土牛とあるけど
別にその二人の作品だけの展示ではない

「癒し」をキーワードに
各時代の様々な作家の描く数々の情景

流れる川に子供の姿に動物の姿
耳をすませば環境音自然音、描かれた情景の音が聞こえてくるようだ

癒しという言葉でくくるのはあまり好みではないが、
生き物や自然の姿についつい目を奪われる

若冲のディフォルメたっぷりの抜きどころのある絵もとても楽しい

年末年始に心穏やかにしてくれる展示だ

5.0

ゆるカワだげではない、多彩な作品展示で癒されます!

安定感抜群の山種美術館の展覧会。2023年度展覧会も全てハズレなし。今回のラインナップはコアな山種美術館ファンとしてはかなり魅力的でした。江戸絵画は若沖、芦雪作品が個人蔵を中心に10点。近代絵画は玉堂、松園、土牛の名品に安田靫彦、石井林響、小川芋銭等々、渋い展示も嬉しい。更に今回の現代日本画の作品は魅力的で佐藤太清、千住博、林功等々昭和から平成に活躍している作家の作品も多数展示されており、見所多数です。

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ぷりんさん、他1人
  • 2
  • BY TK

4.0

癒されました

癒しの日本美術とのタイトルでしたが、若冲のとぼけた感じのにわとりや芦雪のワンコに癒されました。もちろん松園の「杜鵑を聴く」は本当に素敵でした。個人的には山口晃の「肖像画 小川芋銭」が良いなと思いました。また、観に行きたいです。ただ一つ残念なのは無料音声ガイドがAIの声なので、とても聴きづらいです。有料でよいので、以前のような音声ガイドか聴く美術などのアプリを利用できると良いなと思います。

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morinousagisanさん、他1人

3.0

山種チリン

山種の癒やし、結構良かったです。
若冲、芦雪の個人蔵の佳品から始まり、現代多めの日本画が続きます。
インパクトのある作品は少ないですがしみじみじわじわ眺めながら味わうのも良いですね。
初見の小笠原元《本島の春》がすごくイイ!
芦雪のプリプリ子犬一点のみ写真撮影可能でした。

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morinousagisanさん、karachanさん、他1人

5.0

日本画の白眉が集結

お目当ては上村松園だったが、著名な画家の絵が目白押しで見応えがあった。多様なベクトルの「癒やし」が感じられた。相変わらず順路は分かりにくい。ミュージアムショップの充実は良い。

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karachanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

伊藤若冲《伏見人形図》1799(寛政11)年 紙本・彩色 山種美術館

伊藤若冲《布袋図》18世紀(江戸時代) 紙本・墨画 個人蔵

伊藤若冲《蜻蛉と鶏図》18世紀(江戸時代) 紙本・墨画 個人蔵

長沢芦雪《菊花子犬図》18世紀(江戸時代) 絹本・彩色 個人蔵

長沢芦雪《七福神図》18世紀(江戸時代) 紙本・墨画淡彩 個人蔵

竹内栖鳳《鴨雛》1937(昭和12)年頃 絹本・彩色 山種美術館

川合玉堂《山雨一過》1943(昭和18)年 絹本・彩色 山種美術館

上村松園《杜鵑を聴く》1948(昭和23)年 絹本・彩色 山種美術館

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