3.0
現代作家にとっての西美とらえ方
そもそもなんだけど、どういう基準で参加現代作家を選んだのかが不明だった。
お題目は立派なんだけど、現代美術自体をこの展覧会がまずどう捉えているのかが希薄で散漫なので、鑑賞者には伝わりにくい。
それぞれの作品展示は、面白いのも興味深いのもあるし、そうでないものある。これはもう好き好きの一言で終わってしまう。
個人的には中林忠良作品群、竹村京「修復されたC.M.の1916年の睡蓮」、内藤礼「color begining」、鷹野隆の部屋作品などは良かったと思う。
田中功起「美術館へのプロポーザル1:作品を展示する一を車椅子/こども目線にする」が常設展内で何点か実施されていたが、車椅子/こどもでも低すぎるw。
西美と現代作家の対話がもっとなされていても良いのでは?「現代美術=頭でっかち」の印象が強かったのは残念。
4月5日(金)2時半入館。混雑無し。一部除いて撮影可。