あくまでも好みの問題。言及に困ります。
内容の感想は、かなり好みの問題と思いますし、色々なアーティストさんたちの色々な作品があるため、中には「えっ! いいねこれ」というものもあれば、「やっぱり遠慮したい! 」いうものもあり、好きではなくても真摯な取り組みを評価したい…readmore
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本展覧会は、中世から20世紀前半までの西洋美術作品を収蔵・展示してきた国立西洋美術館で、1959年の開館以来初めての試みとなる、現代アーティストとの大々的なコラボレーションによる展覧会です。
国立西洋美術館の母体となった松方コレクションを築いた松方幸次郎は、日本の若い画家たちに本物の西洋美術を見せるため、膨大な美術品の収集にあたりました。
また、館の創設に協力した画家・安井曾太郎は、松方コレクションの「恩恵を受ける」のは誰よりも自分たちアーティストであるとの想いを表明していました。両者は、西洋美術館が未来を切り拓くアーティストたちの制作活動に刺激を与える存在となることを期待していたといえます。
本展では、そうした館設立の原点を見つめ直し、国内外で活躍する現代アーティストたちが西洋美術館の所蔵作品からインスピレーションを得て制作した作品や、美術館という場所の意義を問い直す作品など、多数の新作を通して、西洋美術館やそのコレクションが現存のアーティストをいかに触発しうるかを検証します。
参加アーティストだけでなく、展示室を訪れる鑑賞者とともに美術館の力を見つめ直し、館の新たな可能性を模索する意欲的な試みです。
◆ 参加アーティスト(五十音順)
飯山由貴、梅津庸一、遠藤麻衣、小沢剛、小田原のどか、坂本夏子、杉戸洋、鷹野隆大、竹村京、田中功起、辰野登恵子、エレナ・トゥタッチコワ、内藤礼、中林忠良、長島有里枝、パープルーム(梅津庸一+安藤裕美+續橋仁子+星川あさこ+わきもとさき)、布施琳太郎、松浦寿夫、ミヤギフトシ、ユアサエボシ、弓指寛治
会期 | 2024年3月12日(火)~2024年5月12日(日) |
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会場 | 国立西洋美術館 Google Map |
展示室 | 企画展示室 |
住所 | 東京都台東区上野公園7番7号 |
時間 |
9:30~17:30
(最終入場時間 17:00)
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休館日 |
月曜日、5月7日(火) ※ただし、3月25日(月)、4月29日(月・祝) 、4月30日(火)、5月6日(月・休)は開館 |
観覧料 | 一般 2,000円 大学生 1,300円 高校生 1,000円
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TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023revisiting.html |
内容の感想は、かなり好みの問題と思いますし、色々なアーティストさんたちの色々な作品があるため、中には「えっ! いいねこれ」というものもあれば、「やっぱり遠慮したい! 」いうものもあり、好きではなくても真摯な取り組みを評価したい…readmore
3.0
展覧会の長いタイトルからは少し分かりにくいが、西美がアーティストたちに対してインスパイアしてきたのか、どうインスパイアするのかを問うという企画。この展覧会のために西美を見て作成された作品もある。また、そこがテーマなので、作品それぞれは方向性も異なり、拡散している印象(もっともそこも狙いなのかもしれないが。)。西美としては、問の答えはあったのだろうか。解説も企画意図が前面に出て長く、もっと作品自体を鑑賞者の自由な鑑賞に委ねてもいいように思われる。現代アートはもっと自由なものではないだろうか。
作品それぞれは、小沢剛の《帰って来たペインターF》、小田原のどかの考える人の転倒、鷹野隆大の展示、竹内京の《修復されたC.M.の1916年の睡蓮》など、印象的なものが多かった。
2.0
現代美術、いろいろあるけど、全体的に、倫理的にきゅうくつな作品、展示だった。現代人アート入門としては、まったくすすめない。小沢剛さんの作品は、自由だし楽しいし、批評的だしで、素晴らしいものでした。
3.0
そもそもなんだけど、どういう基準で参加現代作家を選んだのかが不明だった。
お題目は立派なんだけど、現代美術自体をこの展覧会がまずどう捉えているのかが希薄で散漫なので、鑑賞者には伝わりにくい。
それぞれの作品展示は、面白いのも興味深いのもあるし、そうでないものある。これはもう好き好きの一言で終わってしまう。
個人的には中林忠良作品群、竹村京「修復されたC.M.の1916年の睡蓮」、内藤礼「color begining」、鷹野隆の部屋作品などは良かったと思う。
田中功起「美術館へのプロポーザル1:作品を展示する一を車椅子/こども目線にする」が常設展内で何点か実施されていたが、車椅子/こどもでも低すぎるw。
西美と現代作家の対話がもっとなされていても良いのでは?「現代美術=頭でっかち」の印象が強かったのは残念。
4月5日(金)2時半入館。混雑無し。一部除いて撮影可。
3.0
一番ヤバかったのが弓指寛治の山谷にフォーカスした展示、コレは面白かったです。
ちょっと他の展示とは違う異質異様なテンションで西美ということを忘れてしまうような濃密さでした。
山谷のあるホームレスの男性のエピソードが面白くてグイグイ読ませます。
ホント好き勝手やってて最高。
他では中林忠良、鷹野隆大が良かったかな。
かえってコレクションに対抗、コラボ、インスパイアされているような展示には惹かれず。
テキストがあまりにも多くてシンドイ。
現代アートとして特段尖っている風もないので好きに見て好きに反応すれば良いのかなと思います。
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