4.0
引きで見ると見方が変わる
チケットが当選しましたので終了前日の5月11日に滑り込みで行ってきました。
展覧会詳細の絵を見て決めたくらいなので、木島櫻谷については何も知らずに行きました。
木島櫻谷3章+同時開催企画の4部構成でした。美術館に入ってまず最初に目に引くのはたくさんの屏風の数々。近づいて見て細やかな描きっぷりに驚嘆しつつ、ベンチが置いてあったので座ってみると見え方がまた違いました。近づいて見てる時は悪く言うとのっぺり感がありましたが、引きで見ると立体感が出てきたのです(特に雪中梅花と柳桜図)。美術館に椅子が置いてあるのには気づいていましたが、いつも休憩としてボーッとして座っていました。今回引きで見たことで美術の面白ポイントが一つ増えたのはとても大きな収穫となりました。
他に印象に残った所だと、動物の絵の中にリスの絵がありました。このリスの尻尾のモフモフ感と表情がこれまた堪らない作品でした。あとタヌキとオケラの絵もモフモフでした。
全体を一通り見て所要時間は30分強でした。じっくり見る方は1時間程度かもしれません。
いい感じにコンパクトに見れて良かったです。