モードの主役はむしろこっち!コスチュームジュエリー
もうすぐ師走の会社帰りにようやく訪問のパナソニック汐留美術館コスチュームジュエリー展。
会期後半で焦りましたが無事行けて良かったです!期待以上の展覧会でした。
アクセサリーブティック経営者でコレクターの小瀧千佐子氏が個人所有…readmore
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20世紀はじめ、ポール・ポワレが嚆矢となり、シャネルによって広く普及したコスチュームジュエリー。宝石や貴金属といった素材の既成概念から解放され、優れたデザインや衣服との組合せの魅力によりパリのモード界では不可欠の要素となり、やがてアメリカへも伝わりました。本展はコスチュームジュエリーの展開を包括的に紹介する日本初の展覧会です。
ディオールやスキャパレッリなどオートクチュールのコレクションのために生み出された作品はもちろん、それらのブランドからの依頼も受けたジュエリー工房による卓越した技術の精緻なネックレスやブローチに、リーン・ヴォートランやコッポラ・エ・トッポらによる独創的な逸品、そしてミリアム・ハスケルやトリファリに代表される、幅広い層に支持されたアメリカン・コスチュームジュエリー。
これらを、国内随一のコレクションから選りすぐり、400点あまりの作例を通じて紹介するとともに、各デザイナーが素材の自由を獲得することで生み出した、それぞれの様式美を探ります。
会期 | 2023年10月7日(土)~2023年12月17日(日) |
---|---|
会場 | パナソニック汐留美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
水曜日 ただし12月13日は開館 |
観覧料 | 一般 1,200円 65歳以上 1,100円 大学生・高校生 700円 中学生以下 無料
|
TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/23/231007/ |
もうすぐ師走の会社帰りにようやく訪問のパナソニック汐留美術館コスチュームジュエリー展。
会期後半で焦りましたが無事行けて良かったです!期待以上の展覧会でした。
アクセサリーブティック経営者でコレクターの小瀧千佐子氏が個人所有…readmore
4.0
平日朝10時ちょっと過ぎに到着すると こちらの美術館では初めての十数名の入場待ち
入口すぐは混んでいました
コスチュームジュエリーという事なので 多くの女子で賑わっています
陶器でできているピンクと水色のブローチ<サーカスの馬>
私の干支のこれも陶器のブローチで水色の<いのしし>が欲しいなぁ
ガラスビーズや模造真珠 老眼が進んでから手仕事からは遠ざかるばかり
スワロフスキーを浅草橋で買い求め 沢山のアクセサリーを作りました
今度は大ぶりのビーズで挑戦してみようかな
細かいところを見るために単眼鏡があるといいです
11時半過ぎに出口を出ると入場待ちはなくなっていました
入口脇の
紹介ビデオでは拡大された作品もあり細かい細工もよくわかりました
これまで『富を誇示するもの』だった宝石や貴金属でできたジュエリーの常識を覆し、『個性・美を表現するもの』として女性たちの支持を獲得したコスチュームジュエリーの、自由で革新的な歴史をたどる展示となっていて、大変面白かったです…readmore
4.0
所謂宝石や貴金属というわけではない
ガラスや模造真珠といった素材
歴史あるヨーロッパでは「ただの代用品」だったそうだが
歴史の浅いアメリカでは余計な先入観や固定概念がないために
素直に受け入れられさらに素材も表現も自由であったというのは目から鱗だ
個人的にはコッポラの「鉱石からそのまま取り出し方のような」佇まいのジュエリーが
かなり衝撃的な強い印象だったと思う
単にきれいだ美しいというだけでなく
「こういうのもありなのか」「こういうふうになるのか」
という発見もある見ごたえのある展示だった
3.0
大々的に広告力を発揮してさすがです。
集客数もなかなかでしたが、入館には
少しづつ調整しながら、入れるため、大混雑する事はないのが、ここのいい所です。
点数も多く美しいコスチュームジュエリー?の数々に歴史的な見解がされていて楽しめます。
が、キャプションが見づらいのと、その意味が分かりにくいもの、謎なものが多かった。
でも普通のアクセサリー展として、女子は楽しく観れると思いました。女子の教養として行っておくには良きものかと。
4.0
イヴ・サンローラン展が開催中だがファションに欠かせないアクセサリーも時代を映す大切なアイテムだ。
貴族などがステータスで着けた金銀宝石類から社会進出してきた女性達が楽しむコスチュームジュエリーが出現し、現在では老若男女が着けて楽しむまでになった。
デザインはかなり大胆でデザイナーの個性が現れる楽しい物が多い。
かなりボリュームの有るビーズのネックレスからブロンズやパート・ド・ヴェール、フェルトや木のみ、そしてプラスチック製の物まで次々と並ぶジュエリーは見飽きない。
特にコッポラ・エ・トッポのデザインと色彩にびっくり。
フランク・ヘスは小振りで可愛らしく今でも使えるデザインが好き。
最後のコーナーだけ撮影可。
ホームページに割引券有り。
5.0
約400点のコスチュームジュエリー、「可愛い、綺麗、豪華」を心の中でずっと繰り返してました。
ジュエリー工房ごとに作品がまとまっており、その特徴や、オートクチュールのメゾンとの関係にも触れられており、わかりやすかったです。
メゾン・グリポワ、リダ・コッポラ、ミリアム・ハスケル、良かったです。
草木やビーズが私の好みのようです(笑)
ハンドメイドのいい仕事、見させていただきました。
収納の問題でめったに図録を買わないのですが、今回は迷わず購入。
ページをめくる度にキラキラが溢れて、幸せな気持ちになります。
女性が多く、いつもより混雑してたように思います。
4.0
コスチュームジュエリーは、ダイヤモンドや金などの高価な素材を使うものではないこと。
価値よりも、その時代の流行などを前提として作られたものであることに驚き。
ビーズを使った作品も多く、50年以上前の作品もあるのに
輝きを失っていないものばかりでした。
全てにおいてテーマがあり、個人的に面白かったのは
リーン・ヴォ―トランの日食をキャラクター化したジュエリー。
月そのものではなく「日食」をテーマにジュエリーを作るなんて。
彼の作品を見てから、タイトルを見る、の繰り返しはとても楽しい鑑賞でした。
ミッチェルメイヤーの作品は、動物のお腹のふくらみを凹凸のあるパール1粒で表現。
パールを見てから動物をイメージしたのか、その動物に合うパールを見つけたのか、
気になるところです。
Diorの流れ星をイメージしたようなネックレスも非常に素敵で独創的。
ハイブランドのジュエリーからは、時代や流行と共に、現代まで名を受け継がれるブランドとしてのポリシーやテーマを強く感じました。
パナソニック美術館自体は小さいですが、指先のほどのサイズのブローチから、
どうやって付けるの?と思うような大きく派手なネックレスまで何点もあるので、
かなりの見応えでした。
平日の昼間ですが意外と人が多く鑑賞待ちも少し発生。
素敵なアクセサリーを身に着けた女性客が多かったです。
最後にルオーの作品も見ることができ満足でした。
5.0
コスチュームジュエリーとは、貴金属や宝石といった高価な素材を使用せずに、ガラスやメタル、時に半貴石などの素材を用い、衣服との相性を重要視してつくられた装身具です。富や地位の象徴としてではなく、あくまでもトータルで美しい装いのための要素として、そのデザインと着け心地の良さを実現するために、高い技術と的確な素材選定で制作されました。お気に入りのデザインで、大胆に、ドレスや自分らしさを引き立たせてくれるコスチュームジュエリー。今展はコスチュームジュエリーの展開を、国内随一のコレクションから選りすぐりの400点余りを通し、包括的に紹介する日本初の展覧会だそうです。「美の変革者たち」デザイナーやジュエリー工房ごと、
第Ⅰ章 美の変革者たち オートクチュールのためのコスチュームジュエリー
第Ⅱ章 躍進した様式美 ヨーロッパのコスチュームジュエリー
第Ⅲ章 新世界のマスプロダクション アメリカのコスチュームジュエリー
という流れで紹介されています。
入場するとすぐに出迎えてくるのが、ポスターにもなっているジンタイが着けた「ポール・ポワレ」の夜会マスクとブレスレット。めちゃくちゃきれいですし、なんだか上品さと威厳のようなものを感じます。その後も、「凄い!」「きれい!」「可愛い!」「面白い!」あと「重そう!」の連発です。いずれも個性豊かなコスチュームジュエリーたち。デザイナーたちの自由が、新しい時代、社会にはばたく女性たちの自由を、華やかに美しく演出してくれたました。
会期はまだまだあります。とにかく、これは観て味わってください。平日の午後、混雑はそこそこですが、観辛いことはありませんでした。小さいモノも沢山ありますから、土日は観辛くなるかもしれません。撮影はNGです。
あ~!! 素晴らしいものを観て、忙しさですっかりご無沙汰してしまっていましたが、私も、また自分らしさのものづくりハンドメイド、再開したくなりました。
4.0
宝石や貴金属のまばゆさに頼ること無く、ガラス、エナメル、ゴールドブロンズ等で自由でデザインに特化した作品が実に集まっている。
メゾンのコレクション用に作られたもの多く、デザイン性が高い作品は「どうなっているんだ?」と作りを凝視することしばしば。
かと思えば、リーン・ヴォートランのような現代美術のような大胆な造形的なフォルムを持つ作品もあり、大変興味深かった。
コスチュームと合わせた作品も観てみたかったけど、ちょっと会場が足りないw。
平台に置かれた作品も多く、マネキンとまではいかないまでも、体の形状に合わせた展示をもっと観たかった。
10月13日(金)2時半入館。混雑無し。最後に一部撮影可。
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