特別展「東福寺」

京都国立博物館

  • 開催期間:2023年10月7日(土)~2023年12月3日(日)
  • クリップ数:38 件
  • 感想・評価:7 件
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重要文化財 五百羅漢図のうち第1号幅 吉山明兆筆 南北朝時代・至徳3年(1386) 京都・東福寺蔵
※展示期間:10月7日(土)〜10月22日(日)
重要文化財 五百羅漢図のうち第20号幅 吉山明兆筆 南北朝時代・至徳3年(1386) 京都・東福寺蔵
※展示期間:10月24日(火)〜11月5日(日)
重要文化財 五百羅漢図のうち第40号幅 吉山明兆筆 南北朝時代・至徳3年(1386) 京都・東福寺蔵
※展示期間:11月21日(火)〜12月3日(日)
重要文化財 遺偈 円爾筆 鎌倉時代・弘安3年(1280) 京都・東福寺蔵
※展示期間:11月7日(火)〜12月3日(日)
国宝 無準師範像 自賛 中国 南宋時代・嘉熙2年(1238) 京都・東福寺蔵
※展示期間:10月7日(土)〜11月5日(日)
虎 一大字 虎関師錬筆 鎌倉~南北朝時代・14世紀 京都・霊源院蔵
※通期展示
重要文化財 癡兀大慧像 鎌倉時代・正安3年(1301) 京都・願成寺蔵
※展示期間:10月7日(土)~11月5日(日)
重要文化財 白衣観音図 吉山明兆筆 室町時代・15世紀 京都・東福寺蔵
※展示期間:10月7日(土)〜11月5日(日)
重要文化財 達磨・蝦蟇鉄拐図 吉山明兆筆 室町時代・15世紀 京都・東福寺蔵
※展示期間:11月7日(火)〜12月3日(日)
国宝 太平御覧 李昉等編 中国 南宋時代・12~13世紀 京都・東福寺蔵
※通期展示(ただし、冊替あり)
十六羅漢図 中国 明時代・15~16世紀 京都・永明院蔵
※展示期間:11月7日(火)〜12月3日(日)
国宝 禅院額字幷牌字のうち方丈 張即之筆 中国 南宋時代・13世紀 京都・東福寺蔵
※展示期間:11月14日(火)〜12月3日(日)
重要文化財 東福寺伽藍図 了庵桂悟賛 室町時代・永正2年(1505) 京都・東福寺蔵
※展示期間:11月7日(火)~12月3日(日)
仏手 鎌倉~南北朝時代・14世紀 京都・東福寺蔵
※通期展示
四天王立像のうち多聞天立像 鎌倉時代・13世紀 京都・東福寺蔵
※通期展示
重要文化財 迦葉立像 鎌倉時代・13世紀 京都・東福寺蔵
※通期展示
重要文化財 阿難立像 鎌倉時代・13世紀 京都・東福寺蔵
※通期展示
東福寺 三門
東福寺
東福寺
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

全てが圧巻。京都の大禅宗寺院「東福寺」初の大規模展覧会開催!
新緑や紅葉の名所として知られる大本山東福寺とその塔頭には、中国伝来の文物をはじめ、建造物や彫刻・絵画・書跡など禅宗文化を物語る多くの特色ある貴重な文化財が伝えられ、国宝や重要文化財に指定されるものは105件に及びます。

東福寺の寺宝をまとめて紹介する初の機会となる本展では、「画聖」とも崇められた絵仏師・明兆(みんちょう)による畢生の大作「五百羅漢図」の現存する全47幅を修理後初公開するとともに、巨大伽藍にふさわしい特大サイズの仏像や書画類の優品も一堂に展観します(※会期中展示替があります)。

草創以来の東福寺の歴史をたどりつつ、大陸との交流を通して花開いた禅宗文化の全容を幅広く紹介し、東福寺の日本文化における意義とその魅力を余すところなくご覧いただきます。

◆ 東福寺について
東福寺は鎌倉時代前期に摂政・関白を務めた九条道家(くじょうみちいえ)が、奈良の東大寺と興福寺とを合わせたような大寺院の創建を発願し、開山として円爾(えんに / 聖一国師 しょういちこくし)を招いて建立した禅宗寺院です。後世「伽藍面(がらんづら)」と称されるほど我が国随一の巨大伽藍を誇り、多くの弟子を育成しました。南北朝時代には京都五山の第四に列し、本山東福寺とその塔頭(たっちゅう)には中国伝来の文物をはじめ、建造物や彫刻・絵画・書跡など禅宗文化を物語る多くの特色ある文化財が伝えられています。国指定を受けている文化財の数は、本山東福寺・塔頭合わせて国宝7件、重要文化財98件、合計105件におよびます。そのうち東福寺所属の絵仏師・吉山明兆(きっさんみんちょう)は大部の禅宗画を数多く描き、代表作に近年大修理の完成した重要文化財「五百羅漢図(ごひゃくらかんず)」があります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年10月7日(土)~2023年12月3日(日)
会場 京都国立博物館 Google Map
展示室平成知新館【東山七条】
住所 京都府京都市東山区茶屋町527
時間 9:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日 
※ただし、10月9日(月・祝)は開館、翌10日(火)休館
観覧料 一般 1,800円(1,600円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生 700円(500円)
  • ※( )内は前売・20名以上の団体料金です
    ※前売券は8月下旬から10月6日(金)まで主なプレイガイド等で販売します
    ※中学生以下、障害者手帳等をご提示の方とその介護者1名は無料となります(要証明)
    ※大学生・高校生の方は学生証を要提示
    ※キャンパスメンバーズ(教職員を含む)は学生証または教職員証を提示いただくと、各種当日料金より500円引きとなります(当日南門チケット売り場のみの販売)
TEL075-525-2473(テレホンサービス)
URLhttps://tofukuji2023.jp/

京都国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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巡回展TRAVELING EXHIBITION

特別展「東福寺」 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

修復が終わって

長い時間をかけて修復が終わり、東福寺での披露の映像もありました。たくさんの掛け軸が、とても美しい状態でした。現地であのようにハッキリと見ることは難しいので美術館で見れたのは良かったです。人物の細かな表情もわかりました。
圧巻は仏像展示の一階のフロアです。ライティングも素晴らしく、回り込んで見ることも出来ます。お顔立ちもしっかり見ることが出来ました。素晴らしい時間でした。
館内のレストランは閉館していたので、敷地内で休憩しながらゆっくり回りました。

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アバウトさん

3.0

私にはやや上級過ぎたか…^^;

最近、仏教系の展示に興味を覚えて、幾つか観に行っています。
絵画や彫刻は、わからないなりに楽しめるのですが、私の理解レベルでは、まだ「書」を楽しめるところまで至っておりません。

本展覧会は、「書」も楽しめる方の方が楽しめるのでは無いかな、と思いました。
仏像の躍動感溢れる迫力は素晴らしかったです。
足元に踏みつけられている獣?が気の毒に感じてしまいましたが。

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micco3216さん

REPORT

「五百羅漢図」は羅漢さんたちの日常生活風景

後期展示は、一目散に2階の明兆へ。展覧会の主旨は東福寺の全体像を伝えることにあるとは思うのですが、私にとっては
兎に角、観たい!「蝦蟇鉄拐図」達磨図よりもこちらが観たかったです。
雪村も描いていますよね「蝦蟇鉄拐」しかし、大き…readmore

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uchikoさん、さいさん、karachanさん

3.0

巡回展比べでは、東博のほうが頑張っていた気がする。

東博の東福寺展は後期に行ったので、京博では前期に行こうと予定を組みました。
東博で見逃した国宝の「無準師範像」も見れたし、「五百羅漢図」の見てなかった号も見れたし、京博のみの出品作も見れたし、当初の目的は果たしました。
がしかし、展示は東博のほうが「お寺感」を出そうと頑張っていた気がします。春の開催だったのに、紅葉の通天橋の撮影スポットを作ったりして(笑)
京博と東福寺があまりにも近くて、京都や関西の人には特別感がないのかも、なんて思いました。

それにしても、五百羅漢図だけが大きく載った図録が欲しかったなぁ。どこかで作ってくれないですかね?

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morinousagisanさん、micco3216さん

4.0

10月25日に観覧しました

臨済宗の本山東福寺は禅寺としてまた紅葉の名所として有名ですが、名前の由来が「東」と「福」の字を奈良の有名寺院からもらったということは禅寺としては不思議な生臭さを感じます。19年の月日を費やして中国の禅宗界の教えを極め鎌倉武士の武士道を思わせる佇まいが展示物からも知りました。禅寺というと山岳修験や忍者との関係も深いのか京の寺院ではお隣の奈良近江の行者道に近い位置、そして東山の佇まいは数多くの知識や情報が入りやすくまた展示物の中にもそれを知ることができます。いずれも古来より海外との交流は大変で困難な時代からずっと続いていることに驚かされます。公家文化と違う武士のもののふが伝わります。今現在の我々の方が窮屈で偏った情報の中で生活しているのではないのでしょうか。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

4.0

面白く鑑賞できました。

もう10月も終わりの頃だというのに日差しが眩しく暑い日でした。でも博物館の中庭を歩くの好きです。
展示は、五百羅漢図が特に面白かったです。何枚かが漫画風に解説されていて!こういった展覧会でふっと笑わせられたのは初めてでした。博物館の方か想像したセリフだそうですが、おかげで図の色々な箇所に目がいったし、じっくり見ることができました。全部の図に漫画風解説つけてほしかったくらいです。
確かにこういう鑑賞方法おもしろい!今度、何か絵を鑑賞するときに、素人の勝手なセリフとか考えてみながらやら観てみようかしら、と思いました。

4.0

「画聖」確かになぁ。明兆凄し!

混んでいるかなぁと思い、3時間ぐらいを逆算して2時半ごろに入りましたが、気が抜けるくらいにガラガラでございました。東博での展示数よりも京博は多いらしいのですが、(とってもお近いし)何故に?
頂相や書籍類、扁額などは置いといても
明兆を観るだけでも行く価値ありではないでしょうか。
私は兎に角「明兆」の本物が観たい一心でございました。
もう「吉山明兆展」を開催してほしいくらいです。
五百羅漢図は前後期だけの展示替えで観せてほしかったです。
その下絵が残っているのも凄いですねー。下絵で色の指示もしているとしたら、誰か弟子が手伝ったのでしょうか。
五百羅漢図って描くストーリーが決まっているのでしょうか?
東福寺の「伽藍面」に合わせた大きさなのか、すべてのスケールがデカい!
予習として込まない梅雨の時期に青紅葉の東福寺を訪れて、あのデッカくて猫の描かれた「涅槃図」を観ていたのは正解だったかも(一応、ブログにも書いております)

他の展覧会でも「東福寺の明兆の『三十三観音図』を倣って描いた」と見る事が多かったので、本物を目にして、「おぉーこれがかの」となり、
更には前期展示で私的一押しの『白衣観音図』と『寒山拾得図』凄ーい!
物凄く物凄く上手い!感動!
いやーこれほどの絵がありながらの、何故に明治以降の日本画家たちは何を迷っていたのだろうかと思いましたよ。「殿司」としていながら絵を描いた画僧、様々な制約の中で絵を描く、「殿司」の仕事も「絵を描く」ことも禅の修行だったのでしょうか。
絵を描くことが好きで好きでだったのだろうなぁと思ったりしました。
後期も当然行きます!『達磨図』もですが、『蝦蟇鉄拐図』が観たい!
私は第3章だけでもいいかも?

小学生が修学旅行か社会見学で来ていましたけれど、事前の予習は必要かと感じました。その辺のフォローどうなってるんでしょうね。多分、全く興味のない子って多いような気がしました。
アートアジェンダ様、貴重なチケットありがとうございました。

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黒豆さん、micco3216さん、mocaさん、uchikoさん、さいさん

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※展示期間:11月21日(火)〜12月3日(日)

重要文化財 遺偈 円爾筆 鎌倉時代・弘安3年(1280) 京都・東福寺蔵
※展示期間:11月7日(火)〜12月3日(日)

国宝 無準師範像 自賛 中国 南宋時代・嘉熙2年(1238) 京都・東福寺蔵
※展示期間:10月7日(土)〜11月5日(日)

虎 一大字 虎関師錬筆 鎌倉~南北朝時代・14世紀 京都・霊源院蔵
※通期展示

重要文化財 癡兀大慧像 鎌倉時代・正安3年(1301) 京都・願成寺蔵
※展示期間:10月7日(土)~11月5日(日)

重要文化財 白衣観音図 吉山明兆筆 室町時代・15世紀 京都・東福寺蔵
※展示期間:10月7日(土)〜11月5日(日)

重要文化財 達磨・蝦蟇鉄拐図 吉山明兆筆 室町時代・15世紀 京都・東福寺蔵
※展示期間:11月7日(火)〜12月3日(日)

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