兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~

上野の森美術館

  • 開催期間:2022年11月22日(火)~2023年2月5日(日)
  • クリップ数:59 件
  • 感想・評価:9 件
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兵馬俑坑
兵馬俑坑
兵馬俑坑
騎馬俑 戦国秦 咸陽市文物考古研究所 一級文物
戦服将軍俑 統一秦 秦始皇帝陵博物院 一級文物
跪射武士俑 統一秦 秦始皇帝陵博物院 一級文物
彩色歩兵俑 前漢 咸陽博物院
2 号銅車馬(展示は複製品) 統一秦 秦始皇帝陵博物院 一級文物
鎏金青銅馬 前漢 茂陵博物館 一級文物
「王精」龜鈕金印 漢 西安博物院 一級文物
《鳳鳥銜環青銅薫形器》戦国秦 宝鶏市鳳翔区博物館 一級文物
《彩色一角双耳獣》漢 永寿県博物館
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

古代中国の知られざる秘密が明かされる
紀元前770年、周王朝は洛陽に遷都したが、次第にその権威は失われ、各地で有力な諸侯が独立していく時代に入った。約550年続いたこの群雄割拠の世が、後に言う春秋戦国時代である。

紀元前221年、秦の始皇帝がついにこの戦乱を終結させ、史上初めて中国大陸に強大な統一王朝を打ち立てた。わずか十数年のうちに秦は滅亡したが、始皇帝の墓に眠る兵馬俑や、万里の長城といった数多くの遺物は、当時の絶大な国力を現代に伝えている。

そして紀元前202年、漢の劉邦が西楚の項羽を破って再び中国を統一する。秦の国家制度を引き継いだ漢王朝は、古代中国における一つの黄金時代だ。この二国の治世は、中国の基礎を確立した時代として今に知られている。

本展では、秦漢両王朝の中心地域であった陝西省の出土品を中心に、日本初公開となる貴重な文物を多数展覧。それらが語る歴史を紐解いていく。戦国時代の極小の騎馬俑が、なぜ始皇帝陵の等身大の兵馬俑となり、漢代では再び小さくなったのか?なぜ西方の秦が、東の関を守り抜き、東方の六国に勝利しえたのか?日中国交正常化から50周年を数える2022年、古代中国の知られざる秘密が明かされる。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年11月22日(火)~2023年2月5日(日)
会場 上野の森美術館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園 1-2
時間 9:30~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 2022年12月31日(土)、2023年1月1日(日)
観覧料 一般 2,100円
高校・専門・大学生 1300円
小・中学生 900円
  • ※2022年11月2日(水)10時よりチケット発売開始予定
    ※本展は日時指定予約制です。当日の入場枠を設けていますが来場時に予定枚数が終了している場合があります
    ※未就学児は入場無料
    ※小学生以下は、保護者同伴での入場をお願いします
    ※学生券で入場の場合は、学生証を要提示(小学生は除く)
    ※障がい者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、愛の手帳、被爆者健康手帳)をお持ちの方は、本人と付き添いの方1名まで入館無料となります。来館の際、会場入口スタッフへお声がけください。(日時指定予約は不要)
    ※詳細は展覧会公式サイトをご確認ください
TELハローダイヤル 050-5541-8600(9:00~20:00)※9月14日 (水) より案内開始
URLhttps://heibayou2022-23.jp/

上野の森美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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巡回展TRAVELING EXHIBITION

兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~ 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

迫力の兵馬俑

始皇帝陵の兵馬俑だけが、等身大でリアルに作られているのはなぜか?というテーマで展示されています。
兵馬俑だけでなく、秦の時代の文物(武具、陶器、青銅器、木簡など)もあり、秦の時代を垣間見ることができました。

最後の展示室にリアル等身大の兵馬俑がどーんと並び、360度ぐるりと鑑賞できます。表情、服装、ポーズ、一体ずつ異なり、ちょっと見上げて見る角度となり、とても迫力がありました。

キングダム関連の展示は思っていたよりも少なく、子供向けの説明も少なく、お子さんにはちょっと厳しかったかも。
秦の都や始皇帝陵の場所など、地理情報は最初にあるとよかったと思います。

「一級文物」は日本の国宝でしょうか?いくつもあって、立派なものが多かったです。
ミュージアムショップ、会期終了が近いため?福袋的なお買い得セットがありました。

兵馬俑の一室は写真撮影可で嬉しかったです。
日時予約でしたが予想通りかなりの混雑でした。でも、楽しかったです。

4.0

兵馬俑の威容

思ってたよりは展示物が少なかったかなというのが正直な感想です。上野の森美術館自体がそれほど広くないので仕方ないかもしれませんが。
秦王朝時代だけでなく、漢王朝時代の簡略化された兵馬俑などの遺物も展示されてたのが、比較ができて興味深かったです。やはり見応えという意味では秦の兵馬俑に軍配が上がります。
キングダム効果なのか、館内は大変混雑してました。落ち着いて鑑賞出来なかったのが残念です。

3.0

やっぱり、まとまって見てナンボなんよ。

休日の上野には行くもんじゃない、そう感じるほどに
兵馬俑展は混んでいました。
序盤は青銅器を思わせる出土品が並んでいて、後々やってくるであろう
数々の兵馬俑への期待が否が応でも高まって行く。
小型の埴輪っぽいものが続き、動物型のモノが続き、
さぁさぁやって来ました、兵馬俑!!
………。ご丁寧に一体ずつキレイにケースの中に納められて思い思いのポーズを
していて、仁王立ちしていたり、片膝をついていたりと、実に様々。
皆さん、一心不乱に写真をパシャパシャ。
見ようによっては渋いオジサマに見えなくもない。
貴重なものだし、大変ありがたいのは分かるんだけど
兵馬俑と言ったら陵墓内にズラリと並んである、あのイメージがあるので
何体か並んでるだけじゃ物足りないのよ。現実的に考えれば
日本の美術館であの規模を揃えるのは到底無理な話なんだけど
やっぱり、数あってナンボって思ってしまいました。
でも、おもしろかったですよ。

THANKS!をクリックしたユーザー
るなもんさん、さいさん、Audreyさん、Sukekiyo-Acckermanさん

5.0

中国の歴史を肌で感じさせる

上野駅すぐ近くで美術館というよりギャラリーといった方が良いかもしれません。おしゃれな場所にあります。
そんな場所での兵馬俑の遺物の展示は美術館のロケーションと相まってとても斬新な印象を受けました。
展示会じょうの中はやや混雑していますが、展示物は豊富で、兵馬俑を中心に当時の遺物が数千年の時を経て感じさせるすばらしいものがありました。
古代中国の秦・漢時代の中国の基礎を築いた時代の遺物がたくさん展示されています。特に秦の始皇帝時代の兵馬俑等の遺物は2800年前の歴史を肌で感じることができます。
販売グッズについては、兵馬俑のキャラクターもあり、たのしめるものが豊富にありました。

4.0

なぜ始皇帝の兵馬俑だけが等身大でリアルに造られたのか

兵馬俑といえば、秦の始皇帝陵のものが有名で、本展でもそれが目玉ですが、始皇帝が中国統一する前、秦の後の漢の時代にも兵馬俑はありました。でも秦の始皇帝の兵馬俑以外は、みんなサイズが小さく、顔の表情は抽象化されています。
この展覧会では、なぜ始皇帝の兵馬俑だけが等身大でリアルに造られたのか?というテーマが投げかけられています。その答えは、監修者の鶴間和幸学習院大学名誉教授の解説として最後に展示されていますが、始皇帝の兵馬俑が特別で、それは始皇帝個人の意志の表れだったようです。
そんな比較をしながら始皇帝は何を考えて、これを作らせたんだろうと想像を巡らせました。始皇帝が中国統一した国家はあまりに短命で終わってしまっただけに、彼の描いた夢がそこには現れているような気もします。

写真撮影が可能なのは、秦の始皇帝の兵馬俑が展示された最後の部屋ですが、展示構成としては3章構成のうちの第2章という中間のものです。会場の作りの都合もあったのでしょうが、むしろ目玉の展示を最後に持ってきたという演出上の意図でしょうか。

THANKS!をクリックしたユーザー
micco3216さん

4.0

兵馬俑の歴史に迫る

展覧会のタイトルにもなっているように、兵馬俑を中心として古代中国の歴史を紹介している本展覧会。
兵馬俑のサイズの変遷やその背景などがわかりやすく紹介されており、それとともに実物が鑑賞できるという、充実感のある展示内容となっていました。
特に最後の展示室の集められた兵馬俑たちは圧巻です。

個人的には書に関連するものを期待して足を運びましたが、こちらは金文の鋳込まれた青銅器が数点と里耶秦簡があるのみでした。
しかし、里耶秦簡は色んな書風があり、見応えがありました。

兵馬俑の歴史を詳しく知りたい方にはオススメの展覧会です。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん

REPORT

分かりやすい兵馬俑展

予約制:予約制 ※遅刻しましたが入れてもらえました。
混雑具合:平日 夕方だったので空いていました。
所蔵:漢景帝陽陵博物院、永寿県博物館、里耶秦簡博物館他
写真:一部撮影可 (秦の兵馬俑は写真可能)

秦の時代と後漢時代の兵馬…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
はるにゃんさん、micco3216さん、さいさん
  • VIEW2889
  • THANKS3
  • BY Nikiya

4.0

思ったよりこじんまりとしているが…

そうだった。上野の森美術館は案外こじんまりとした場所だった

兵馬俑がらみの展示は近くでやるときはできるだけ行くようにしているので
今回の展示もすごく楽しみにしていたのだけど
「あの小さなところで(失礼)どれだけのものが見れるの??」
と少し不安でもあったのだけど、その心配は不要だったようだ

所謂始皇帝陵の兵馬俑、つまり等身大の俑だけでなく
その前後の次代における小さな兵馬俑も併せて展示することで

その特異性、凄さが誰の目にも浮き彫りになる良い構成

兵士だけでなく馬や羊豚に犬といった動物たちの姿も
ディフォルメを含んだフォルムの可愛さと
どれだけ身近な存在であったかを実感させる的確な造形がとても楽しい
(個人的には家畜犬と野生犬の造形の差異が好ましい)

俑だけでない
画像石や瓦当貨幣…当時の文化文物を
「たくさん」ではないが「感じるのに十分な量」を堪能できる

このご時世で混雑を抑えるために少人数づつの入場にはなるので
並ぶの待たされるのが苦手な人にはつらいかもしれないが
そのおかげで混雑も控えめに見たいところを見たいだけ見れる展示だ

THANKS!をクリックしたユーザー
にゃんちゅうさん、ぷりんさん、micco3216さん

5.0

始皇帝の兵馬俑は圧巻です!

兵馬俑と聞くと、秦の始皇帝の兵馬俑が頭に浮かびますが、こちらの展示を見てそれ以外の時代(展示は漢)にもあったことが分かりました。秦・漢を比較し考察する展示方法で大変興味深かったです。歴史的背景、周囲の国々からの影響など様々な理由があるのですね。このことに触れている最後の1枚のパネルが非常に良かったのですが、見ている人が少なく驚きました。
秦の始皇帝の兵馬俑が9体展示されている場所がありましたが、それぞれ役職の異なる兵馬俑だったため服装、髪型も異なっていました。
いつか、現地にも行ってみたいです。

THANKS!をクリックしたユーザー
micco3216さん

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兵馬俑坑

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