4.0
茶室「堪庵」の紅葉に圧倒されました~
京博の「茶の湯」も最終週となり、
これほどの茶道具を一気に見ることもこれから先ないかもしれない、「冥途の土産」みたいな感もあって
最終週に展示替えとなった茶道具や屏風を中心に3回目観に行ってきました。
2回目は、もちろん伝徽宗筆「桃鳩図」を目に焼き付けました。
茶室が公開になっているはずと、誰もが向かっていそうにない茶室「堪庵」へ一人歩いて・・・
もう旧本館の裏手は紅葉が真っ盛りのうえ、誰も居ないのです。
茶室「堪庵」、以前にもここまで来たことはありましたが、この時期は初めてで、
錦秋とはこのことかとと感動・・・
京博のHPにも茶室「堪庵」についてありますので⇒https://www.kyohaku.go.jp/jp/about/facilities/#Contents04
独り占めするのはもったいないのだけれど、帰る頃にご婦人がお一人お見えになって
つい「きれいですねぇ」とお声をかけてしまいました。
最終週とあって、来館者はとても多かったです。
Twitterでは混んでなくて入場できますとなっていますが
なかなかどうして結構混んでいました。
雨降りであっても、団体なら出かけることを失念しておりました。
3F、2Fの展示は、ちょっと離れて単眼鏡で
大きく展示が替わっていたのは、1F奥の展示室でしょうか。
織部など思い切った桃山茶陶が並んでおりました。
この時代って「作為」がみなぎっているような気がします。
時代なのでしょうか。
めったにお目にかかれない茶道具の数々、またすぐ忘れてしまうだろうなぁと思いながら