鑑賞レポート

【特別展】没後80年記念 竹内栖鳳

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  • 会場:山種美術館
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絵に描くということは…物を見るということは…

本展覧会を通して「絵に描くということは…物を見るということは…」ということについて考えさせられた。
展示室の「言葉」から、次の2点が印象的であった。
「外部に現れていても、自分の眼にみえないものが見つめずとかえって見えてきたり、知れたりする」
「魚は陸に… Read More

博覧 -近代京都の集め見せる力- 初期京都博覧会・西本願寺蒐覧会・仏教児童博物館・平瀬貝類博物館

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展示や図録、ともに徹底した充実ぶりに驚く。

 展示は次の4本立ての構成から成る。①初期の京都博覧会、②西本願寺蒐覧会、③仏教児童博物館(日本初の子ども向き展示)、④平瀬貝類博物館(平瀬氏による日本初の貝類を専門とした私設博物館)。
 なかでも、最も目をひく点は、展覧会チラシに掲載されている明治期の… Read More

加賀宝生のすべて ー能面と能装束ー

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本当に「加賀宝生のすべて」なのだろうか?

 タイトルの「加賀宝生のすべて」という大きさに、全部見終えるのに何時間掛かるのか…と懸念していたが、ガランとた広い展示室にやや拍子抜けな気ちで観覧。
 展示は翁面(15世宝生弥五郎友干(ともゆき)師旧蔵)から始まる。面は展示ケースの中の「T字型のアクリル板… Read More

特別展 「小堀遠州と金沢」

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金沢における遠州の活躍を知る、絶好の機会。

 小堀遠州と金沢の繋がりは、加賀藩主利常(三代)と光高(四代)が、遠州に茶の湯を学んだこと、茶道具収集の助言を受けたことなどにあり、そして、遠州と前田家および加賀藩重臣たちとの交流もより深まったという。
 本展覧会では、昭和49年3月に中村栄俊氏開催の… Read More

美をつくし―大阪市立美術館コレクション

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大阪市美の収蔵品の、なんと運命的な集まり方なこと!

大阪市美の建替え期間中の所蔵品巡回展。
「仏教美術、中近世の日本美術、中国美術、日本近世工芸」の各ジャンル、150点近くの作品を展示。
これらの展示作品の素晴らしさに加え、コレクションの集まり方に「運命的なもの」を感じずにはいられなかった。なかでも、カザ… Read More

リニューアルオープンⅡ 茶の湯の陶磁器 “景色”を愛でる~

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黙々と茶碗を、お道具を拝見

昨今、某鑑定番組の影響で、茶碗や茶道具に対して「景色が良い」などという言葉を簡単に使いがちである。この展覧会では、「茶道具における景色とは…」ということを改めてそっとご指南くださる、そんな印象を抱いた。

 展覧会冒頭の「はじめに」には、茶道具独特の美… Read More

歌枕 あなたの知らない心の風景

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「歌枕」とは、和歌の題材とした日本の地名(名所旧跡など特定の場所)を指す。

 タイトルの「歌枕」に対する説明がとても難しく、とてもわかりにくい展覧会…という印象を抱いてしまった点をとても残念に感じた。
 「歌枕」とは、和歌の題材とした日本の地名(名所旧跡など特定の場所)を指す。この基本的な約束ごとが、人々に周知されて和歌に用… Read More

【特別展】水のかたち ―《源平合戦図》から千住博の「滝」まで―

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  • 会場:山種美術館
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「源氏と平家の “水をめぐる” 特集」もまた素晴らしいこと。

 毎年、「涼を求めて山種さんへ!」という気持ちで楽しみにしている「水シリーズ」。今年は、雨、滝、川、海に加えて雪も!この季節に観る雪はまた格別で、氷室から出された氷をよばれた気持ちになった。
 奥村土牛《鳴門》は、「坂本繁二郎色と大きな渦」の魅力的な… Read More

綺羅(きら)めく京の明治美術―世界が驚いた帝室技芸員の神業

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世界が驚いた明治時代!

 タイトルにある「帝室技芸員」とは、「皇室により優れた美術工芸家を顕彰、保護するもので、明治23年(1890)〜昭和19年(1944)まで続いた制度」という。
 展示室に記されていた「帝室技芸員の条件」ともいうべき内容が、とても心に響くものであり、そこには「人格… Read More

貞享本當麻曼荼羅修理完成記念 特別展 中将姫と當麻曼荼羅―祈りが紡ぐ物語―

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中将姫さまに出会える旅…

 一度、じっくり見たいと思っていた《綴織當麻曼荼羅》を思う存分拝見できたことが、何よりの大収穫であった。曼荼羅に描かれている舞手付きの奏楽図は、「敦煌莫高窟の壁画」にも類似したものを見たように記憶しているが、いずれ比較してみたいと考えている。
 また… Read More

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