齋藤氏と吉岡氏の業績に圧倒され…
いわずと知れた「ぎをん齋藤」と「染司よしおか」。齋藤貞一郎氏（京都祇園の老舗呉服店七代目当主）と吉岡幸雄氏（染織史家・染色家、染司よしおか五代目当主）の早すぎる回顧展…という気持ちで展示を巡った。
第一展示室では、吉岡氏…readmore
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
京都の呉服専門店「ぎをん齋藤」七代目当主 齋藤貞一郎氏（1948－2021）と、植物染の「染司 よしおか」五代目当主 吉岡幸雄氏（1946－2019）。
江戸時代より代々続く染織の家に生まれた二人は、家業を継ぎながらも伝統の枠にとらわれることなく、それぞれのスタイルで美を追求してきました。
細見美術館ではこれまでにも両者のコレクションや偉業を展観してきましたが、本展では熟練の職人と共に試行錯誤を繰り返して創りあげた、いにしえの色の再現、憧れの技を昇華させた新たな表現と、その過程に焦点を当てていきます。
美しい色彩や素材へのこだわり、技の継承や職人の育成―さまざまな想いをたどりながら、染織に挑み、染織に魅せられた二人の姿を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2022年7月2日(土)～2022年8月28日(日) |
|---|---|
| 会場 |
細見美術館
 Google Map |
| 住所 | 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 |
| 時間 |
10:00～17:00
（最終入場時間 16:30）
|
| 休館日 |
月曜日 祝日の場合、翌火曜日 |
| 観覧料 | 一般 1,400円 学生 1,100円 |
| TEL | 075-752-5555 |
| URL | http://www.emuseum.or.jp/index.html |
細見美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 ｜ 鑑賞レポートREVIEWS
2.0
染織史家・吉岡幸雄が伝える古代の色が美しい
細見美さん、2021年にも「日本の色－吉岡幸雄の仕事と蒐集－」開催されています。
あの時、吉岡さんのお仕事の素晴らしさ、古代の色の美しさに驚きました。
今回は、第1展示室は、写真OKとなって、吉岡さんの仕事と古代の色の原材料の紹介があってそれは興味深かったです。
これまでの展覧会から新しみがなかったかも。
吉岡さんのお仕事をご存じない方には、一見の価値ありです。
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- BY morinousagisan
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出展作品・関連画像IMAGES
摺箔老松屏風
唐花文錦 奈良時代 8世紀
齋藤貞一郎氏
乞巧奠 染司よしおか蔵
藍染と苅安染の繧繝 染司よしおか蔵
紅花染 染司よしおか蔵
麹塵染の衣裳 染司よしおか蔵
吉岡幸雄氏