開催中目【mé】 非常にはっきりとわからない
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千葉市美術館は、1995年(平成7年)1月に開館した、千葉県千葉市中央区にある美術館で、中央区役所との複合施設である。
建築家 矢部又吉(1888-1941)の設計によって、川崎銀行千葉支店として1927年(昭和2年)に建設された建物は、千葉市では現存する数少ない歴史的建造物の1つで、平成7年に市の文化財に指定されている。美術館・中央区役所をこの場所に建設するにあたり、この建物を”鞘堂方式”により保存し、利用できるように再生された。
8本の円柱が並ぶネオ・ルネッサンス様式の建物は、新しいビルの内部に包みこまれるようにしてそのまま復元保存されており、内部はホールとなっている。この建物は、建設省設立50周年記念事業「公共建築百選」にも選ばれている。7階と8階が展示室、さらに図書室やミュージアムショップ、レストラン、各種貸し出しスペースなど、様々な機能を持つ都市型の美術館である。
千葉市美術館では、以下の3つのコンセプトで作品をコレクションしており、なかでも浮世絵のコレクションは国内有数の規模を誇る。また、独自の視点をもった企画展を年に5~6回開催しており、千葉市美術館でしか見られない展覧会のために全国的からファンが集う。
◆ 近世・近代の日本絵画・版画
江戸時代の絵画、江戸~昭和初期の版画を数多く収蔵している。江戸時代には、狩野派、琳派、円山四条派、浮世絵派など、さまざまな流派が興隆し、それぞれに個性をもった絵画様式を切り開いてきた。独特の様式と最高の多色摺版画技法を誇る浮世絵版画や版本、近代に入って誕生した新たな版画芸術、創作版画や新版画も多数収蔵する。
◆現代美術
第二次世界大戦が終了した1945年以降に制作された、日本と欧米の現代美術を収集している。戦後美術は、急速に変化を遂げる時代の流れに歩調をあわせるがごとく、様々な動向や表現手法を次々に生み出してきた。千葉市美術館では、それぞれの時期に重要な問題を提起した重要な作品を関連付けながら回顧・検証し、幅広い視野のもとに収集を行っている。特に1970年代の日本美術では、特色のある層の厚いコレクションが形成されている。
◆ 房総ゆかりの作品
四季おりおりの自然に恵まれた千葉の風土の中で生まれた美術をふたつのジャンルに分けて収集している。ひとつは、戦後を代表する版画家の一人として数えられる浜口陽三や千葉市の美術界に忘れ得ぬ足跡を遺した無縁寺心澄・菅谷元三郎など、房総出身もしくは房総に関わりの深い作家たちによる作品。そしてもうひとつは、房総を訪れた曽宮一念や山口長男たちによって描かれたこの地の風景画である。
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