ブラチスラバからやってきた!
世界の絵本パレード

千葉市美術館

  • 開催期間:2025年3月22日(土)~2025年5月18日(日)
  • クリップ数:7 件
  • 感想・評価:1 件
ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード 千葉市美術館-1
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パロマ・バルディビア《問いかけの本》2022年 ©Paloma Valdivia
ダニ・トゥレン《一等車の旅》2018-2020年 ©Dani Torrent
マエヴァ・ルブリ《わたしの街、あなたの街》2019年 ©Maeva Rubli
あべ弘士《よあけ》2021年 ©あべ弘士
きくちちき《ともだちのいろ》2021年 ©きくちちき
石川えりこ《ほんやねこ》2021年 ©石川えりこ
堀川理万子《海のアトリエ》2020年 ©堀川理万子
ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード 千葉市美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

BIBの通称で親しまれるブラチスラバ世界絵本原画展(Biennial of Illustrations Bratislava)は、スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催される、世界最大規模の絵本原画コンクールです。本展覧会は、2023年10月から12月にかけてブラチスラバで開催されたBIB 2023(第29回展)の出品作品を中心に構成されます。

参加した36か国、275名による355冊の絵本、総計2,072点の原画は、それぞれ異なる文化を持ちながら、共通して私たちの想像力をかき立てるパワーを秘めています。そのなかから国際審査を経て選ばれた受賞作品、そして日本代表として選出された10組の作家の作品を展覧します。また、作家へのインタビューなどを通して明らかとなった創作の背景を、関連作品および資料を交えて紹介します。

さらに、千葉市美術館開館30周年を記念して、同館とBIBの20年のあゆみを振り返る特別展示も行います。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年3月22日(土)~2025年5月18日(日)
会場 千葉市美術館 Google Map
住所 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
時間
  • 10:00〜18:00
    金・土曜日は20:00まで
    (最終入場は閉館30分前まで)
休館日 4月7日(月)、14日(月)、21日(月)、
28日(月)、5月7日(水)、12日(月)
観覧料 一般 1,200円(960円)
大学生 700円(560円)
小・中学生、高校生 無料
  • ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
    ※( )内は前売券、団体20名以上、および市内在住65歳以上の料金
    ※本展チケットで7階「ノック ノック!千葉市美術館をたのしむ4つの扉」、5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」も観覧できます
    ※ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は観覧料半額
TEL043-221-2311
URLhttps://www.ccma-net.jp/

千葉市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

千葉市美術館 千葉市美術館

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

絵本はいくつになっても楽しめるもの

千葉市美術館の建物は、戦前から残る近郊をリノベーションした趣のある佇まい。
本年2025年秋には、開館30周年を迎えるそう。
開館記念に行われているこの世界の絵本の原画展は、春休みからゴールデンウィークにかけて行われるのにぴったりな、子供から大人まで広い世代に受け入れられる内容。

絵本は、絵と文章がセットになったもの。
構成は、絵をメインに、文章は少なめで、言語がわからなくても視覚で直感的にわかるものや、
絵が文章を補完していると思われるもの(日本語以外の言語で書かれていたので絵から推測した範囲で)
絵の上に後から活字が載り、印刷されることを意識した構図のものなど、
バランスもさまざま。
手法も、手書きもあれば、手書きとデジタルを併用したものなど、
制作過程を惜しみなく公開しているものもあり、興味をそそる。

原画と、実際に手に取ってページをめくれる絵本とがセットに展示されているのだが、
制作過程や、作家の大切にしているものなどを紹介するパネルがあることにより、
絵本をめくるたびに作り手の想いが伝わってきて温かい気持ちになれた。

特に気になったのが、ダニ・トゥレンさんの「一等車の旅」
ひとりの女性が一等車に乗って結婚相手を探す1年間の旅に出るストーリー
絵本らしくないストーリーな気もしつつ、なぜか惹かれると思ったら、
映画的手法を用いて作ったとのこと。なぜかこの言葉に納得してしまった。
カット割のような斬新な構成のページがあったり、
絵本が子供のものとするならば、郷愁ただよう女性の表情が絵本らしくなくて、
文章は日本語ではないから、絵からの想像で感じるしかないのだけど、
それがまた深い味わいを感じ、
日本語が出たらぜひ手に取ってみたい。
いや、むしろ原作を自分で辞書片手に訳しながらのほうがいいか。
作家さんは、絵は女性の内面を、文章は情景を表したと言っていた気がする。

会場内の一部は撮影が可能なエリアがあったけれど、
不可の部分も多く、それが作品に集中するのによかった。


この企画展に続くのが「ノック ノック!千葉市美術館をたのしむ4つの扉」
幅広い世代が来る展覧会であることを意識して、
美術の楽しみ方を扉を開きながら教えてくれるもの。
子供のアイレベルに合わせた展示や、扉の造形の愛らしく、
美術鑑賞のハードルを下げるきっかけを提案していて、とても共感でした。

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出展作品・関連画像IMAGES

パロマ・バルディビア《問いかけの本》2022年 ©Paloma Valdivia

ダニ・トゥレン《一等車の旅》2018-2020年 ©Dani Torrent

マエヴァ・ルブリ《わたしの街、あなたの街》2019年 ©Maeva Rubli

あべ弘士《よあけ》2021年 ©あべ弘士

きくちちき《ともだちのいろ》2021年 ©きくちちき

石川えりこ《ほんやねこ》2021年 ©石川えりこ

堀川理万子《海のアトリエ》2020年 ©堀川理万子

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