レガシー ―美を受け継ぐ
モディリアーニ、シャガール、ピカソ、フジタ

松岡美術館

  • 開催期間:2024年6月18日(火)~2024年10月13日(日)
  • クリップ数:64 件
  • 感想・評価:9 件
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アメデオ・モディリアーニ《若い女の胸像(マーサ嬢)》1916-17年頃 油彩・カンヴァス
マリー・ローランサン《若い女》1937年 油彩・カンヴァス
ラウル・デュフィ《信号所》1924年 油彩・カンヴァス
モイーズ・キスリング《シルヴィー嬢》1927年 油彩・カンヴァス
ポール・シニャック《オレンジを積んだ船、マルセイユ》1923年 油彩・カンヴァス
エドゥアール・ヴュイヤール《ウジェーヌ・フレシネ夫人の肖像(習作)》1933~1934年 泥絵具・紙・カンヴァス
モーリス・ユトリロ《モンマルトルのキュスティーヌ通り》1938年頃 油彩・カンヴァス
三彩馬 唐時代
三彩駱駝 唐時代
三彩騎馬人物 唐時代
藍彩侍女 唐時代
ホルス エジプト 末期王朝時代 第26王朝 紀元前664-紀元前525年頃
バステト女神 エジプト 末期王朝時代 紀元前664-紀元前332年頃
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

20世紀初頭、フランス国内外の芸術家が集い、国際的な芸術の中心地となっていたパリでは、数々の造形的実験が試みられました。従来の規範を逸脱していった彼らの多くは、時代や場所を越えて表現の可能性を模索し、押し拡げ、次の世代へと繋ぎました。

本展では、松岡美術館のコレクションから総勢20名を超える作家たちの作品を紹介します。パリに集った多くの異邦人からなるエコール・ド・パリ、前衛的な表現を探求したフォーヴィスムやキュビスム、シュルレアリスム、そして日本からパリに渡った作家たちの多彩な表現をご覧ください。

さまざまな造形的実験をご紹介
1900年代はじめのパリでは、従来の規範を超えていこうとする芸術家たちが、さまざまな造形的実験を試みました。彼らは、自分たちの先達だけでなく、西洋の外側の文化を、時代を越えて参照しました。また、芸術の都といわれたパリには、世界各地からアーティストたちが集います。当時のパリでは、国境、そして時代を越えて文化の交流が起こり、多様な表現が生まれました。本展は、松岡美術館のコレクションから総勢20名を超える作家たちの作品を一堂に会し、彼らの制作動機に迫ります。過去から未来へと受け継がれていったさまざまな「レガシー」を感じ取っていただければ幸いです。

◆ 同時開催・通年企画

同時開催「唐三彩 ―古代中国のフィギュア―」
唐時代には、唐三彩俑や加彩俑といった、カラフルで生命力に溢れる造形のフィギュアをお墓に入れる風習がありました。これは古代中国で、死後に新たな暮らしが始まると考えられていたためで、セカンドライフのお供として従者や馬、駱駝、牛などのフィギュアをお墓に入れたのでした。今回は三彩馬をはじめとする唐三彩や加彩のフィギュアを展示し、その魅力に迫ります。

通年企画「古代エジプトの美術 平穏と幸せへの願い」
厳しい自然環境、病気や戦争といったさまざまな試練をうけながらも古代エジプト人は、多くの神をよりどころとして日々の暮らしの安寧を求め、来世での復活を願いました。冥界の神オシリス、猫の頭を持つバステト女神など人々の心を支えた神々の小像を展示します。

常設展示
古代オリエント美術
古代ギリシア・ローマ彫刻
古代ガンダーラ・インド彫刻
ヨーロッパ近代彫刻(ブールデル、ヘンリー・ムア、エミリオ・グレコ)

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年6月18日(火)~2024年10月13日(日)
会場 松岡美術館 Google Map
住所 東京都港区白金台5-12-6
時間
  • 10:00〜17:00
    毎月第1金曜日 10:00~19:00
    (入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日 
祝日の場合は翌平日
観覧料 一般 1,200円
25歳以下 500円
高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方 無料
TEL03-5449-0251
URLhttps://www.matsuoka-museum.jp/

松岡美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

松岡美術館 松岡美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

充実の唐三彩

キスリングとヴラマンクがイイなぁ。
松岡美術館は西洋画の展示になると人が増えますね。
個人的には唐三彩の特集が面白かったです。
松岡がこんなに多彩で魅力的な三彩作品を持っているとは驚きです。
今回は人物、動物がメインだったのでうつわがあれば是非見たいところ。

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karachanさん、morinousagisanさん

4.0

豊かさを感じる美術館

白金台に長年住んでいましたが、初めて中に入りました。想像以上に奥行きがあり、ゆったりとした空間に、見やすく作品が展示されていました。ポスターのメインビジュアルはモディリアーニですが、個人的にはユトリロの「モンマルトルのジュノ通り」が一番グッと来ました。大きな窓から見える庭園も一見の価値あり。また行きたくなる美術館です。

THANKS!をクリックしたユーザー
yoko7869さん

4.0

優雅に鑑賞したいならここ

素敵な作品を所蔵する、小規模でとても見て回りやすい美術館。
最寄りは白金台だけれど、目黒駅からも15分あれば十分に歩ける距離で、散策にもピッタリ。

展示に関しては、シャガールが3点もあって、特に《ラ・ペ通り》という作品が印象に残った。
色も美しく、シャガールらしさ満載で、じっと見るほどに色々な発見があって、楽しい。
説明書きも丁寧で、ちょうどよい情報量で読みやすくて親切。

ユトリロだけでなく、母のシュザンヌ・ヴァラドンの作品、しかも風景画があって
やはりこの2人が同じ会場にあると、完成度の高さを感じる。

また、こちらの常設展の彫刻が大好きな私。
こちらの美術館のマスコット的な存在だと思う、ジャコメッティーの弟の作品である、ネコさん、給仕頭のネコ、のようなタイトルだったと思うが、ネコの顔を持つ女神。
滑らかで可愛らしくユニーク。

あとは、エミリオ・グレコの彫刻
作品が美人すぎて、いつも見入ってみまう。
ヘンリー・ムアも、楽しい。

まず1階から、目にうれしい作品が多くてワクワクするし、
1つ1つをじっくり鑑賞できるスペース、時間が流れているので
優雅な時間を過ごしにまた訪問したい。

3.0

ドンゲンと馬が素晴らしい

モディリアーニ目当てで行ったものの、メインビジュアルの展示だけで若干肩透かしを食らった感があったんですが…、ドンゲンがありましたねー!

ドンゲンはパナソニック汐留美術館での展覧会を見てから気になっている画家ですが、版権の都合で画像が出回らないので記憶に留めておくしかない(図録を買うほど好きなわけでもない)。なので、見るたびに新鮮な気持ちで「あー、こんな絵だったね」と思っています。
展示されていた「マヨルカ島の女」はドレスに目を奪われがちですが、緑色を使った肌の陰影が独特で、そっちに興味が向いてしまいます。

それにしても、同時開催の唐三彩の馬の展示が素晴らしかった!
馬の造形はどれも似たようなものと思ってけど、10体以上並べられると違いがよくわかる。たてがみの整え方、装飾品の形、ポーズ、釉薬の色や掛け方…、一つひとつ特徴を上げていったら夏休みの自由研究が完成しそうな展示でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
aynokさん

5.0

唐三彩のフィギュアがおもしろい

ユトリロ、モディリアニ、キスリングがお目当てで、特にキスリングでは珍しい風景画「グレシー城の庭園」も含めて、キスリング作品3点が並ぶ充実ぶりでした。
ローランサン、ピカソ、シスラーや藤田嗣治も!
ポスト印象派の作品とじっくり鑑賞できました。

陶器コレクションは唐三彩のフィギュア(人や動物)特集で、これまた素晴らしい作品でした。唐三彩の馬の躍動感、珍しい紺色が入った唐三彩の人形、牛車、神像、楽人と表情や造形もさまざまで、楽しく拝見しました。

写真撮影は一部を除いて可です。
中庭の緑も美しく、素敵な時間を過ごすことができました。
いつ伺っても、ゆったりした雰囲気で、じっくり鑑賞できる、創立者の松岡清次郎氏の好きがつまった、素敵な美術館です。

#チケットプレゼントに当選♪アートアジェンダ様、ありがとうございました。

4.0

ゆっくりお気に入りアートを楽しんで、クールシェルター??

松岡美術館さんは、実業家の松岡清次郎氏のコレクションを元に創設された、私設美術館です。コレクションは幅広く、私個人的にはワリと趣味も合っていて、落ち着ける、とても好きな美術館です。この日、咽返るよう猛暑の中、都庭園美術館から歩いてたどり着けば、玄関口に水盤が置かれ、紫陽花が入れてあり、ちょっぴり涼し気で、一息、白金の濃い緑からのマイナスイオンを思いっきり吸い込んで、気分を切り替え入館しました。
1階は3室。最初は奇麗なドレープの衣の《エネヘイ像》など常設の古代エジプトに、ケース内は「古代エジプトの美術―平穏と幸せの願い」の小企画展示です。さらには仏教・ヒンズー教など古代東洋の宗教彫刻、ヘンリー・ムアなど近現代彫刻と3つの常設展示室があります。ロビーも古代や近現代彫刻たちにかこまれた静かな空間です。ジャコメッティの《猫の給仕頭》像は人気No.1だそうです。ロビー正面には、大開口で中庭が見える場所にベンチもあって、水分補給や休憩が出来ます。ベンチ横にも時々フラワーアレンジメントがさりげなく置かれていたりします。2階の企画展示室には大理石の大階段を上がりますが、エレベータもあるので車いすやベビーカーでも大丈夫です。
本題の今回「レガシー ―美を受け継ぐ モディリアーニ、シャガール、ピカソ、フジタ」展は、19世紀末から20世紀にかけての、パリを中心に広がった新しい、多彩で自由な表現の作品を紹介、ということで、三か月ぶりくらいに訪ねました。最近は解説ミニ冊子を買わなくても、しっかり説明文まで載った展示目録が無料で置かれています。またスマホで「ポケット学芸員」も利用出来ます。イヤフォンをお忘れなく。因みに、今回も撮影可の作品も結構ありましたが、松岡美術館さんは写真撮影時のシャッター音オフが規定になっています。
「規範からの解放」「西洋の外側へ」「パリと日本人たち」「エコール・ド・パリ」「女性作家の登場」「パリから離れて」、といった6章構成でした。ポール・シニャックの《オレンジを積んだ船、マルセイユ》、ルイ・ヴァルタの《黄色い背景と大きな花瓶》、ラウル・デュフィの《信号所》、ジョルジュ・ルオーの《ブルターニュ教会の内部》など、新印象派やフォーヴィズムなどの意欲的な作品たち。二つの世界大戦などによる美意識の変化と、非西洋文化からの刺激も重なった作品たち。… Read More

5.0

さすが松岡美術館

松岡美術館はこじんまりした私設美術館ながら、こんな作品まで収蔵していたのかと唸らせるコレクションを持っています。
今回の企画展でも、ピカソ、藤田嗣治、ユトリロ、シャガール、マリー・ローランサンといった有名な画家の作品が複数展示されているし、ルイ・ヴァルタや田中繁吉などあまり知られていない画家でも素晴らしい作品に出会えたりしました。

あと松岡美術館の展示方法でいいのは、キャプションに制作年だけでなく、画家の制作時の年齢が表記されていること。何歳でこれを描いたかがすぐに分かるというのも、鑑賞する上での参考情報としては重要です。
また写真撮影は一部を除いてOKですが、シャッター音をOFFにすることが条件になっています。あの音は意外と邪魔ですからね。
この2つは、他の美術館でもマネてもらって、今後のスタンダードになって欲しいなと思います。

THANKS!をクリックしたユーザー
Sukekiyo-Acckermanさん

4.0

個性豊かな名品に堪能

印象派から更に表現の自由というエネルギーは世界中の芸術家をフランスへ惹きつけることになった。
そんな個性豊かな面々の作品も松岡美術館はしっかり蒐集されていてさすがである。
シニャックやヴラマンク、ルオー、が良い。よく知らなかった田中繁吉、角浩も良い。キスリングの風景画は珍しい。
私はユトリロの「モンマルトルのキュスティーヌ通り」とデュフィの
「信号所」が好き。

同時開催の唐三彩の三彩馬の数々に圧倒された。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、黒豆さん、morinousagisanさん

3.0

ネコ氏に会いに

庭園美術館とセットで来る感じになっています。今回も、ジャコメッティのネコ氏に会いにきました。兄のジャコメッティの作品はよく見ますが、弟のジャコメッティはなかなか。その中でも、このネコ氏のファンです。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

アメデオ・モディリアーニ《若い女の胸像(マーサ嬢)》1916-17年頃 油彩・カンヴァス

マリー・ローランサン《若い女》1937年 油彩・カンヴァス

ラウル・デュフィ《信号所》1924年 油彩・カンヴァス

モイーズ・キスリング《シルヴィー嬢》1927年 油彩・カンヴァス

ポール・シニャック《オレンジを積んだ船、マルセイユ》1923年 油彩・カンヴァス

エドゥアール・ヴュイヤール《ウジェーヌ・フレシネ夫人の肖像(習作)》1933~1934年 泥絵具・紙・カンヴァス

モーリス・ユトリロ《モンマルトルのキュスティーヌ通り》1938年頃 油彩・カンヴァス

三彩馬 唐時代

三彩駱駝 唐時代

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