4.0
線と色彩
以前から漠然とは知っていましたが今回、初めて生で見ることが出来ました。どの作品も抽象化された線にこの人の感情が現れてるのかなと感じ故人となった今でも若者たちを魅了しているのかと思います。キースの訴えたかったものは見るものの気持ちで変わると思います。様々な意見を持ってずっと見ていけたらと思います。
招待チケットが当たりありがとうございました。
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明るく、ポップなイメージで世界中から愛されているキース・ヘリング。ヘリングは「アートはみんなのために」という信念のもと、1980年代のニューヨークを中心に地下鉄駅構内やストリート、つまり日常にアートを拡散させることで、混沌とする社会への強いメッセージを発信し、人類の未来と希望を子どもたちに託しました。
ヘリングが駆け抜けた31年間の生涯のうちアーティストとしての活動期間は10年程ですが、残された作品に込められたメッセージはいまなお響き続けています。
本展は6メートルに及ぶ大型作品を含む約150点の作品を通してヘリングのアートを体感することができます。社会に潜む暴力や不平等、HIV・エイズに対する偏見と支援不足に対して最後までアートで闘い続けたヘリングのアートは、時空を超えて現代社会に生きる人々の心を揺さぶることでしょう。
会期 | 2024年4月27日(土)~2024年6月23日(日) |
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会場 | 兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階 ギャラリー Google Map |
住所 | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内) |
時間 | 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00) |
休館日 |
月曜日 ※祝日の場合は翌日 |
観覧料 | 一般 2,000円(1,800円) 高大生 1,200円(1,000円) 小中生 500円(300円) 平日限定ペア券(前売のみ)一般 3,000円
|
TEL | ハローダイヤル 050-5541-8600 (9:00~20:00) |
URL | https://kh2023-25.exhibit.jp/ |
4.0
以前から漠然とは知っていましたが今回、初めて生で見ることが出来ました。どの作品も抽象化された線にこの人の感情が現れてるのかなと感じ故人となった今でも若者たちを魅了しているのかと思います。キースの訴えたかったものは見るものの気持ちで変わると思います。様々な意見を持ってずっと見ていけたらと思います。
招待チケットが当たりありがとうございました。
3.0
たまたま携帯を家に忘れて来てしまい、本来なら私も平気でバシャバシャと展示作品を写真に収めていたことだろうと思いながら
10年足らずの活動期間であったにもかかわらず、キース・ヘリングの作品はとてもよく知られて、日本人には馴染みが深い。
若い人だけでなく、へリングと同じ時代を過ごした世代、70代の男性や中年の女性グループも多い。みんなバシャバシャと作品の写真を撮っていらした。良い写真にしようと鑑賞している人もお構いなしの方もいる。
貸館使用の本展は、貸館使用のギャラリー棟3階だけを使った展示で、展示室が入り組み、狭い展示スペースもあり、そこでバシャバシャと誰もが写真を撮るのですから。
キャプションを読んでいると横から入り込む高齢女性も居たりして残念でした。
10年足らずの活動期間で、へリングは平和を訴えたり、エイズの啓発、LGBTQ+への理解へ取り組んだり積極的に関わりポスターを制作しメッセージを出し続けていましたが、
さて、彼が亡くなって30年を経た現在、世界も日本も・・・
帰路、へリング凄い!との思いはなく、彼のメッセージは全然届いてないじゃーないか!世界は全然変わってないし、良くはなっていないと悲しくなりました。
展示されている30年前のストリートアートは、美術館で見て写真に収める鑑賞作品なのだろうか。
キース・へリングの150点もの作品が並ぶ展覧会。
サブウェイ・ドローイングの経緯やキース・へリングの社会へのメッセージ、性的志向や患った病など色々学びはありましたが、個人的には展覧会最後のコーナー「キース・へリングと日本」…readmore
4.0
過去の展覧会も十分に堪能したのですが、今回初公開作品150点に惹かれ鑑賞。ライトを当てた展示作品や浮遊してるような展示方法楽しかったです。初期の初期の地下鉄での作品 大きな大きな作品 観に行って正解!クッズはクッキー缶をゲット! 面白かったです。
5.0
ポップなイメージで、なんとなくキースが描くキャラクターが色々な世界に広がっている、その一端を自然と目に触れて知っている感覚になっていました。今回の展覧会を機にキースの太くて短い濃い人生とともに作品に対峙できて深い学びとなりました。
多くの人に見てほしいという欲求から地下鉄の黒板に描いたチョークのグラフィティ作品、ほとんど残っていない中で貴重なサブウェイ・ドローイングに感銘、キリストの十字架の下に「84」の数字、この数字にどんな深い意味があるのだろうと考え、スタッフの方に聞くと「たぶん作成年だと思います。」との事、詳しいことは調べてお伝えしますと丁寧な対応に感謝、その後展示会場をある程度進んでいた私を見つけ、「やはり作成年でした」と教えて頂きましたm(_ _)m
「赤と青の物語」では、子どもたちのために自由に物語をつくってもらうツールとして20枚の絵が並んでいます。最初は一枚ずつ「赤」と「青」の絵が交互に繰り返し、途中から「赤」と「青」が1枚の絵に中に存在するようになり、最後は「赤」と「青」を混ぜた「紫」の卵になる絵で終わっています。この作品に違いの乗り越える多様性の価値を感じ、ゲルハルト・リヒターが「カラーパネル」から「グレーのペインティング」のように、全色混ぜたグレー一色を使った作品(地味な色合いグレーが、一番の多様な色彩の集合体を意味する)に通じるものを感じました。
最後に、キースの言葉「アートは不滅だ 人は死ぬ ぼくだって死ぬ でも本当に死ぬわけじゃない だって 僕のアートはみんなの中に生きているから」を読み、ヒポクラテスの至言「芸術は長く人生は短し」に通じ、多くのアーティストが行き着く境地だと感じました。
4.0
初めてキース・ヘリングさんだけの展覧会を鑑賞しました。
これまでポップなストリートアートだと思っていましたが、いくつかの社会的なテーマへのメッセージを持った作品をたくさん発信されていたことを知って感服しながら楽しみました。
特に、過去からよく観ていた絵について、赤ちゃんや妊婦さんのダンスだと認識できれおらず、インパクトある色彩だけに目を奪われて私は何を観ていたんだろうと少し自己嫌悪感も味わいました。
5月初旬に土曜日の10時過ぎに入館で、それほど混んでいなくてよかったです。
ほとんどの作品は撮影可でした。
正直よくわからなかった。人々に表情がないため、肯定的な絵なのか風刺している絵なのかすら判断できない。80年代アメリカについての知識が皆無なため文化的背景から作品内容を推し量ることもできない。結果キャプションを読むことになる…readmore
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