3.0
24G
儒教をメインに据えた意欲的な展覧会、だとは思います。
為政者の学問ということもあり最大派閥の狩野派の作品が多く出ています。
狩野永徳、探幽、山雪といった頭領の名前も。
屏風や襖絵など大画面の作品も多くて結構見応えがあります。
ただ、ルッキズムやジェンダー云々が厳しく問われるこの時代になんなのですが
画題がほぼジイさんなのです。5Gどころじゃない。
やっぱり名前も馴染みがなく顔と一致するわけがない爺さんたちが続くのは結構キツイです。
なのでこう何度も観たい再訪したいという感じにはならなかったかなぁ。
後期に出る応挙の瀑布図は楽しみ。空いています。