ガレも愛した-清朝皇帝のガラス

サントリー美術館

  • 開催期間:2018年4月25日(水)~2018年7月1日(日)
  • クリップ数:10 件
  • 感想・評価:3 件
ガレも愛した-清朝皇帝のガラス サントリー美術館-1
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乳白地多色貼獅子文扁壺 大清乾隆年製銘 清時代・乾隆年間(1736-95) 中国
東京国立博物館
Image: TNM Image Archives
玉琉璃象嵌帯鉤 戦国時代(紀元前4~前3世紀) 中国
MIHO MUSEUM
藍色鉢 清時代・おそらく雍正年間(1722-35) 中国
サントリー美術館
青色文字入双耳瓶 乾隆年製銘 清時代・乾隆年間(1736-95) 中国
永青文庫
白地紅被騎馬人物文瓶 乾隆年製銘 清時代・乾隆年間(1736-95) 中国
サントリー美術館
青地赤茶被魚蓮文瓶 乾隆年製銘 清時代・乾隆年間(1736-95) 中国
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館
©Victoria and Albert Museum, London
花器「おだまき」 1898-1900年 エミール・ガレ フランス
サントリー美術館(菊地コレクション)
雪片ガラス地五彩仙果文鼻煙壺 清時代 18世紀 中国
町田市立博物館
青地茶被バッタ文鼻煙壺 清時代 18世紀 中国
町田市立博物館
ガレも愛した-清朝皇帝のガラス サントリー美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

中国のガラスの起源は古く、春秋時代末期から戦国時代(紀元前5~前3世紀)に遡ります。

当初は主に儀式にまつわる璧や剣装、あるいはトンボ珠や環などの装飾品が多く、貴石や玉の代用品の役割を果たしました。

その長きにわたる歴史の中で、ガラス工芸が飛躍的に発展したのは、清王朝の時代です。康煕35年(1696)、第4代康煕帝(在位1661-1722)が紫禁城内にガラス工房・玻璃廠を設置し、皇帝のためのガラス作りを開始したことが契機となりました。

第5代雍正帝(在位1722-35)もこれを引き継ぎ、続く第6代乾隆帝(在位1735-96)の治世には、ヴァリエーションも豊かに栄華を極めます。

ガラスといえば、「透明性」と「はかなさ」が最大の魅力ですが、特に最盛期の清朝のガラスは趣が異なり、「透明」と「不透明」の狭間で、重厚で卓越した彫琢が際立っています。その類まれなる美しさは、フランス・アール・ヌーヴォー期を代表する芸術家エミール・ガレ(1846-1904)をも魅了し、彼の造形に取り込まれていきました。

本展は、清朝皇帝のガラスの美を、ガレの作品とも比較しながら、有数のコレクションで紹介する試みです。英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館から来日する作品群とともに、お楽しみください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年4月25日(水)~2018年7月1日(日)
会場 サントリー美術館 Google Map
住所 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※金・土および4月29日(日・祝)、
    5月2日(水)、3日(木・祝)は20:00まで開館
    ※5月26日(土)は六本木アートナイトのため24:00まで開館
    ※いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日 火曜日 
※5月1日、6月26日は18時まで開館
※shop×cafeは会期中無休
観覧料 一般 1,300円(1,100円)
大学・高校生 1,000円(800円)
中学生以下無料
  • ※( )内は前売料金
    ※障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介護の方1名様のみ無料
    ※5月26日(土)はアートナイト割引で入館料一律500円(一般、大学・高校生共通)
    [チケット販売場所]
    サントリー美術館(火曜日、展示替え期間中を除く)、チケットぴあ:Pコード 768-772(前売・当日券共通)、ローソンチケット:Lコード 32919(前売・当日券共通)、セブンチケット:059-968(前売・当日券共通)、イープラスにて取扱い
    ※プレイガイドでの販売は一般券のみ
    ※前売券の販売は4月24日(火)まで
    ※サントリー美術館受付での前売券販売は4月8日(日)までの開館日
TEL03-3479-8600
URLhttp://suntory.jp/SMA

サントリー美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

2.0

ガレは20点ほど。

出品作の半分近くガレかも?と思って行くと、、、タイトル通り、清帝国時代のガラス作品が中心です。古代のガラス作品も出品されています。ガレが見たいだけなら、無理してまでも行かなくとも…という感じですが、中国のガラス工芸をまとめて見る機会はありそうでなかったため、けっこう貴重な機会となりました。細密なガラスの文様はしゃがんでじっくり見たいものです。

THANKS!をクリックしたユーザー
altair1296さん

4.0

3階が凄い

あまり期待してなかった展覧会ですが、4階の会場から3階に降りて、ガレの作品と、ガレがベルリンで見て影響を受けた中国陶器を比較展示しているコーナーに移ると、素晴らしい!
ガレが、中国からも影響を受けていたとは知らなかったし、中国の鼻煙壷など集めていたとも知らなかった。
ガレの作品は、あのダルビッシュ有の父親の運営するギャラリーからも借りるという意気込み。
3階の展示だけでも充分満足。
因みに、4階は、主に、清代のガラスで、色々ガラスに色を塗るのが特徴。

5.0

ガレ作品もさることながら

ガレのガラス作品ばかりかと思いきや、ガレの愛した中国の磁器作品が大半です。しかし、その魅力に惹かれるのがよくわかるくらい、美しい!!
後半に大量展示されている鼻煙壺は、小さいもの好きなワタクシにはたまらない展示でした!!収集したくなる気持ちがよくわかる!!!美しい絵画のような作品も多々あり、単眼鏡持参をオススメします。

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Image: TNM Image Archives

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